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三原節 シーズン1 三原節[みはらぶし]其の弐「夏リバーオカッパリ攻略」

【三原節[みはらぶし]vol.2】夏の水面系「羽根モノ」ローテ

アベンタクローラーシリーズのオリジナルとRSの違い

現在のバスフィッシングシーンでマストアイテムとなったのが、クローラーベイト。

中でも大型のクローラーベイトは魚のサイズも選びやすい。

そんなビッグクローラーベイトで三原くんが愛用するのが、アベンタクローラーとアベンタクローラーRS。

アベンタクローラーは威嚇系バイトを誘引しやすいハイアピールビッグクローラーベイト。

アベンタクローラー最大の特徴はほとんど移動していないかのようなデッドスロー巻きでも、
長時間粘り強くアクションを維持できること。
両手を水面から高く上げ、ギクシャクと奇妙なサウンドを発し、溺れるようにもがくその姿は、
まるでゾンビの歩み(WALKING DEAD)を連想させます。フィーディングモードのバスを広範囲から効率よく獲る「ベルリネッタクローラー」に対し、
テリトリー意識の強い大型バスを苛立たせて威嚇で襲わせるのが「アベンタクローラー」です。ロッドを立ててライン(14ポンド前後)を水面から持ちあげた状態で、弛ませたラインの重さで
ルアーを前進させる気持ちで巻く、「弛ませ巻き」で最大のイライラ効果を発揮します。
人がイライラするほどスローに何度も同じコースを引くことで、さすがの大型バスも苛立ちマックス、
最後はブチ切れた激しいバイトで襲ってきます。

出典:イマカツ

対して、アベンタクローラーRSはスローな誘い、サイレント系アプローチを得意とするモデル。

 

超低速特化型クローラーベイト
デッドスロー・クロールアクション性能を突き詰めたアベンタクローラーを
特殊ウッド素材でリメイクし、さらなるアルティメットデッドスローアクションベイトと
したのが、「アベンタクローラー・ウッドモデル」です。ウッドモデルには使用ウッド素材の違いにより、デッドスローアクションはそのままに
飛距離、キャストアキュラシーを極めた「GT」モデルと、
さらなるスローアクションを追求した「RS」モデルがあります。使う場所や状況によって使い分けていただくと、
さらにアベンタクローラー・ウッドモデルの能力を引き出すことができます。

出典:イマカツ

 

三原くんの経験上、アーリーサマー以降でバスが魚系ベイトを追う時期になると非常に効果的なアイテム。

 

そんな2つの羽根モノ、どう使い分ける?

今回、三原くんが使用していたルアーの強弱を表で再現すると、こんな感じ。

羽根モノに関していえば、アピール度は強い部類だが、シルエットやアクションで明確に使い分けられる。

三原くん的に、濁った場所、流れのある環境で存在感をだしたい時は、オリジナルのアベンタクローラー。

その理由は、濁りや流れに負けないアピール度とシルエットの大きさにある。

水をかき分けるように泳ぐさまと大型ボディの水押し、さらに巻くリズムを速めで使えば、相乗効果でアピール度も格段にUPできる。

特にアベンタクローラーはミハラ独自のチューンを施しているが、改造というよりも、バスから見て魚的なアピール度を追加するべく、お腹をシルバーに塗っていたり、羽根の両面は黒く塗っている。

お腹はボディサイドにマスキングテープを貼ってスプレーで塗るだけ。羽根は油性マジックで塗るだけの超簡単なカラーリング。

ただ、三原くんがここまでやる=今までの実績や魚の反応から導きだした答えといえる。

 

少しコンパクトなRSは使いドコロ限定だが破壊力は強烈!!

コンパクトでスローな羽根モノがアベンタクローラーRS。ミハラの羽根モノといえばコイツ!

三原くん的な使いドコロとしては、水深が浅い所、減水したタイミング、水があまり動かない場所。

ボディはコンパクトだが浮力のある桐素材で、アベンタクローラーよりも大きな羽根を搭載。

よりおとなしく、より忍び寄るようなアクション演出で、魚に見つけさせるアプローチを得意とするクローラーベイト。

オリジナルのアベンタと比べて、非常にスローに引けるところが最大の利点。

この利点が生みだすアピールを最大限に活かせるのが、「水深が浅い所」、「減水したタイミング」、「水があまり動かない場所」。

とにかくスローにゆっくり引くと、RS特有のアクションが限界まで引きだせる。

使うべき場所、使い方、すべて合わせることで、コイツでしか反応させられないシーンも存在。

魚系ベイトが追われはじめる初夏から夏、サーチとしても食わせとしても使えるのがクローラーベイトの強み!

 

フッキングレスポンスをUPする簡単チューン

三原くんは、羽根モノのフロントアイにスプリットリングを2つセットしている。

これは、フロント目掛けてバイトしてくることが多いことと、威嚇系バイトで激しくアタックした時に少しでも掛かりやすくするため。

あとは掛けたあとのファイト中に振られても外れにくくするため(スナッグレス性能はわずかにダウン)。

オリジナルもRSもともにリングは2つだが、Rスプリットリングの#4を愛用。

平打ち加工を施したビッグフィッシュ対応の強力スプリットリング。
材質は抜群の強度と防錆性に優れたステンレス鋼材SUS304- WPB。
断面はイン斜めカットを採用。 フックやアイの挿入性が良く、 アクションも妨げない。

出典:リューギ

フックはともにピアストレブルブルータルで、前後とも#1/0に変更。

出典:リューギ

 

特にアベンタRSなどウッド素材のルアーは、使っていてぶつけたりするとボディが割れたりする。

ちなみに、桐素材のRSをはじめ、ウッド素材のルアーをぶつけて割れた&壊れた時の補修用や改造用で、三原くんが使っていたのが木部用パテ。

詳しくはショートムービーで!

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