場所は変われど最大の武器がギルロイドJr.
三原くんの代名詞的存在が、ギル型ビッグベイト「ギルロイドJr.」によるサイトフィッシング。
今回持ち込んでいたカラーは、三原SPフリッカーゴールド。
これは三原直之考案のスペシャルカラーの1つ。
新機構搭載型IS系ギルベイト
近年、スポーニングシーズンを中心に年間を通じ各地で爆発的な実績を残し始めた
ギル型ビッグベイト。
その最高峰モデルとしてデビューしたギルロイドに待望のコギルサイズ
“Jrバージョン” が完成。
フラットサイドならではの高速巻き、低速巻きでの圧倒的集魚パワー、
そして止めていてもナチュラルに動くブーツテール独自の威力はそのままに、
160mm80gクラスから120mm45gクラスにダウンサイズ。
従来の扁平ギル型ルアーにありがちなキャストの難しさを、
オリジナル同様のミサイル型幅広ボディーで克服。
抜群の遠投力、キャスト精度を実現しています。
巻きで追わせて、止めた直後のショートスライドで喰わすならブーツテール、
ピンスポットやサイトにおいて見せてジャークで反射喰いさせるならフラットテール、
2WAYの使用法を状況に合わせて試してみてください。出典:イマカツ
フックはvol.1と同じく、フロントは#3、リアは#2で、泳いだ際にフックポイント2本が外向き(ボディと反対側)になるようセッティング。
魚を探していた時、支流にはフナの群れもいたため、フィーディング時は同じシルエットも効果的なはずとフナパターンを想定。
それがドンズバでハマったといえる。
エサと思わせるのは同じだが、春とは動かし方が違う!!
三原節vol.1では鮮烈なバイトシーンと遭遇したが、この時は動かして食わせるのではなく、止めて隠して魚に探させるのが最大のキー!
今回も同じかというと、まったく逆。
魚のモードも異なるため、魚が動きやすいシーズンや環境ではロッドワークで細かく動かすことで、魚の意識や興味を引いた。
ただ、この時は50㎝近い個体と55㎝ぐらいの個体がいたそうで、小さい方は簡単だが、食わせてしまうと大きい個体は釣れなくなると独り言。
泳ぐ魚の先に投入したルアーにライギョが反応してバスも一気に間を詰めたこともあるが、ライギョからルアーを逃がす細かいアクションでデカい方の魚のスイッチが強制的にON!
キャッチしたのは、まさかまさかのデカい方、55㎝! やっぱり三原直之はギルロイドJr.なんでしょう!!
魚の意識が底&ギルならばコチラもアリ
ギルロイドJr.とともに持ち込んでいたのが、ギルロイドベビー。
シリーズ3兄弟のサイズ比較
ギルロイドベビーは全長120ミリ(ブーツテール時)。ギルロイドジュニアは135ミリ(同)と15ミリの差しかないが、薄くなったボディ厚、スムースになったおでこの造形など、数字以上に小さく見えるのがギルロイドベビーの特徴。しかしベビーはジュニアと同サイズのテールとフックを背負っており、水噛みパワーと制動力を維持したまま、さらに高いフッキング性能を保持しています。出典:イマカツ
ギルロイドシリーズの最小サイズで、特殊なタックルも必要ないため、フィールド問わずに扱うやすいギル型ビッグベイト。
主に三原くんが使い分けるシチュエーションは、流れの有無。サイトならギルロイドJr.、スロー引きだったりロッドワークによるアクションはギルロイドベビーといった感じ。
ミハラ的に、ギルロイドベビーは小型のギルや小魚系などを選んで食っているバス狙い。または、取り外しできるリップをうまく利用したボトムノックの砂煙リアクションで投入。
ロッドワークによるボトムノック砂煙アピールは非常にリアル! 浅い場所なら逆に使いやすいモデル。
いざ、ナチュラルなS字スイムアクションが必要なら、リップを外せばすぐに変更可能。
これって荷物を減らしたいオカッパリで非常に便利!
2タイプあれば、あらゆるフィールドに対応できるので、その場その時の魚の反応をチェックしてみよう。