独自のパターンを貫き通すVish×キムケンの動画番組「キムケンスタイル」。今回はキムケンの夏休みに密着!
夏を楽しむならココしかない! というわけで、長野県の野尻湖でボートを借りてサマーバケーション。もちろん狙いは「スモールマウスバス」。
長野県の野尻湖は、長野県上水内郡信濃町にあるハイランドレイク。バスフィッシング以外に、夏はマリンスポーツ、冬はワカサギ釣りも盛んな湖で、観光地としても有名。
野尻湖で釣りをする場合は「釣り券」(¥700/日)が必要(高校生以上)で、黄色いのぼりがある店やボート店、自動券売機で購入可能(監視員の現場売りは1200円)。
ルアー釣りが解禁されるのは4月末から10月末までで、ボートからの釣りは朝7時から16時まで。ルールなどの詳細は野尻湖漁業組合(http://nojiriko-gyokyo.com/)を要チェック。
利用したスピンネーカーのレンタルボートにはデッドスローエリアや禁漁区、ポイント名が記載されたマップが貼っているので、ぜひ参考に!
ロケ時は、キムケンご用達の「スピンネーカー(http://www.ngn.janis.or.jp/~spin/)」でボートをレンタル。
レンタルボートはもちろん、宿泊施設も営業。食事も豪華で、バケーションをさらにマンキツさせてくれるボート屋さん。
昨年も同時期に野尻湖へとやってきていたキムケンいわく、そろそろセミも多くなるので虫パターン中心の水面系がハマるかも⁉ と予想してのフィールドセレクト。
今年は今までなかったウイードも生え広がったそうで、新たなパターンやメソッドがハマるのかも気になるところ。
ただ、今年はどこもセミが少なく感じるのは気のせいか…。現場に着いて、まず感じたのはセミの声が聞こえなかったこと。
耳鳴りがしそうなぐらい静まり返った状態で、鳴きはじめても1匹だけとか複数鳴いても数えられるぐらい。これでは虫パターンもハマらない。
バケーション気分もそこそこ、朝イチから想定外なほど気配も反応も少ない。これほどトップに反応しなければキツい1日になると予想。
ボイルは起これどサイズは小さく、さらに食わない。でも水面下の映像は豪華! バスは確実にいる。
キムケンは珍しく、郷に入れば郷に従うスタイルに変更!? スピニングタックルも投入。
夏休み的な釣りを期待していた気持ちとはウラハラに、いつも通りのキムケンスタイル展開に突入! そこで見極めたパターンが「水面」と「ボトム」の両極端な展開。
水面系はスローな虫アプローチと、強い個体しか反応しないインパクトで引っぱりだすハードベイトをローテ。
メインベイトであるワカサギに付く良型を食わせるボトム展開では、ワーミングによる横の動きと縦の動きをローテーション。
初日こそ、魚のポジションや動きのクセをサーチするのにスロースタートだったが、キムケンが引きずりだした答えはこの通り!
水面系はルアーパワーで強制的に反応させるストロングパターン。昼前からはディープフラットに移動し、ワカサギに付く回遊バス狙いでワーミング展開。
風が強まってきた昼以降から夕方は、地形変化を食わせ系リアクションで一蹴!!
夕方前にはピンスポットでドトウのバイトラッシュを引き起こし、ビジターながら船団を作ってしまうキムケンのサマーバケーションでした!