冬バス直結系「越冬場」攻略の武器は3種!
たくみがフルコンタクトしたテトラ撃ちで投入したのは3タイプのルアー&リグ。
メインはご存知、サンカクティーサンのネコリグ。
根掛かりにくく、ビッグフィッシュとのファイトにも耐えられるオフセットフックと、ヘビーウエイトのネイルシンカーをセットするヘビーウエイトネコリグを前提に開発された新感覚のソフトベイトが「サンカクティーサン」。 オフセットフックとネイルシンカーがそれぞれ背骨の役割を果たすので、カバーなどに引っ掛けて一点シェイクすると、テール、ネイルシンカー挿入部、フック部の各パーツが別々の方向に動くという今までにないハイアピールアクションを発生させ、スレたビッグフィッシュにも口を使わせます。また、ストレートリトリーブではボディ全体を震わせてバスにアピールするので、一般的なストレートワームと同様のリグで使用した際にもハイパフォーマンスを発揮します。ベイトフィネスだけでなく、スピニングロッドでPEラインを使用したパワーフィネスにも対応。 トーナメントやメディアで活躍する伊藤巧が、釣果に困ったときの切り札として長年自作して使用してきた信頼のアイテムです。
出典:ノリーズ
サンカクティーサンといえば、たくみが手掛ける伊藤巧ワールド全開の独特すぎる形状のワーム。
ネコリグをオフセットセッティングででき、絶妙なカバー回避と複雑な誘いを両立したアイテム。
テトラ撃ちでは4.4gや5gのネコリグで使用。
基本的には、ダブルエッジ#1/0にゲーリー・グラブガードとコンボストッパーLでコンプリートセッティング。
グラブガード&コンボストッパーLの組合せは、素材によるスタック感の軽減をはじめ、障害物にコンタクトした際にワームのフックズレをこれでもか! という具合に抑制してくれるブツ。
入り数40個。ただ単純に入り数を多くしたのではない。
2個、3個と連続(コンビネーション)で使用する事も前提とした入り数設定である。
連続使用する事で、かなり強力にシンカーを固定する事が可能となる。
ラインの太さやシンカーの重さなど、状況によってベストな固定力に調整して欲しい。
リグをストレス無く使い続けられる事が、釣果へと繋がる。出典:リューギ
消波ブロックやカバーでは、これがなければ話にならないほどアドバンテージを高めてくれる。
そして、たくみプロデュースのダブルエッジも、なくてはならないフック。
強引すぎるファイト、オーバースペックタックル(Hクラス以上のロッド、16lb以上のライン)は、あえて想定せず、ギリギリまで細い軸線径に設定。
その上でロングテーパー、TCコートを採用。フックポイントの掛りが良く、カバーやテトラ越しなど、十分にフッキングパワーが伝わらない状況の消え入るようなバイトですらもスッポ抜けず、なんとか魚にフックを掛ける事を目的に設計した。掛けてからは、バレとの戦い。
バレにくさを追求し、形状・バーブなど、フックのトータルバランスを煮詰めた。
仮にストラクチャーに巻かれ、ラインテンションが抜けるような状況においても、時間をかけてランディングへと持ち込む。
獲る為の弱さと言う、矛盾する選択。ダブルエッジ。
“諸刃の剣”という名は、このコンセプトから冠されたもの。
この強烈な個性を使いこなし、強力な武器として欲しい。出典:リューギ
その理由は「アワせなくても巻けば掛かる」ところ。
テトラエリアのたくみ撃ちでは、食った際に送り込んでからのスイープフッキングが絶対条件。
その時に太軸すぎるフックでは掛かりが浅かったり、ワイドゲイプすぎるとフックが邪魔になって魚が吸い込みにくかったりスタックしやすくなったりと、低水温期ならではのデメリットが浮き彫りになる。
そういった状況下でもストレスを感じさせないのが、細軸ナローゲイプのダブルエッジ。
刺さり込みすぎると感じるほどの初期掛かりのよさに特化したファインワイヤー&ロングテーパーで、遠距離でもストレスなく貫いてくれる貫通性能の高さを誇るフック。
この突出したフッキングレスポンスは欠かせない!
シンカーは、5g前後のタングステン製ネイルシンカーがメインだが、渡米時にキムケンから教わったDSデルタTG5gをそのまま突っ込むのもお気に入り!
基本的に、テトラ撃ちでは確実に底前落とし込める4.4gや5gの重たいウエイトが前提。
続いて、ボリュームで食わせるエスケープツインのテキサスリグ
基本的には穴撃ち、ボトム攻めで、着底時のインパクトと強い個体のみを選んで食わせるボリュームがキー!
ボリューミーでサイズを選べるワームといえばコレ、エスケープツイン!
今さら多くを語る必要もない実績系アイテム。
食わせるためのホッグ系ワームといえば、エスケープツイン。
メリハリの効いた動きに、ボリュームによる“強い”アピール効果を持たせたのが「エスケープツイン」ボリュームアップした各パーツは全てストレート系水押し形状。これによりフォールやリフトなどではスパッと動いてリアクションを誘い、着底の瞬間やシェイクでは各パーツが水を大きくかき乱し、強い存在感でアピールします。中でも特徴的な2枚の分厚いパドルは、アクション中はもちろんフォールやただ巻きでも上下に大きくウォブリングして他に無いアピールを見せます。全体としてのシルエットは標準的なザリガニに合わせた喰わせサイズ。高比重素材に混ぜ込んだ塩と、味と匂いの粒子がさらに喰い込みを確実にします。使い方は杭やブッシュなどのカバー直撃テキサス。ブレイクやハンプ狙いのキャロライナ。ビッグフィッシュ狙いのラバージグトレーラーとしてもベストマッチ。勝負の早い”強い”ソフトベイトの釣りに欠かせないワームです。
出典:ノリーズ
ウエイトは7-8.8gのタングステンシンカーで、フリーシンカー仕様。
シンカーウエイトはシチュエーションにより様々だが、確実に底が取れるものを選ぶこと。そして、ここでも大事なのはフック。
ショートバイトが多発する時期であれば、掛かりのよさほど頼れるものはない! そんなエスケープツインにはダブルエッジの#3/0で決まり。
出典:リューギ
フォール時をはじめ着底時の存在感、動きだしの滑らかさは深いバイトを引きだしてくれる。これぞエスケープツインならでは!
そして、3つめはリアクション特化型セッティング
ジグヘッドリグで定番の4inchパワーバランスだが、たくみはヘビーDS(ダウンショット)で使用。
イメージはソフト素材のメタルジグ。
ジグヘッドを使った水中スイミングを極めるために開発された「4″パワーバランス」。独特なボディシェイプは小刻みなシェイク&リトリーブで最大限のウィグリングを生み出します。そのナチュラル波動と明滅フラッシュは、今までのストレート型ソフトベイトでは他に類を見ない程のキレ味。クリアウォータータフレイクからハイプレッシャーな野池まで、バスを穫ることを最優先に考えたセンセーショナルデザインといえるでしょう。ライトリグエキスパートのマストアイテムとして納得のいく働きをしてくれるルアーです。
出典:ノリーズ
パワーバランスはツルンとしたベイトフィッシュシェイプで、テール部のみ極細。
コイツを逆向きでヘビーDSにセットすれば、さらにフォールスピードとアクションレスポンスがUPし、想像以上のリアクションベイトに変貌!
シンカーはコンパクトでスリ抜けしやすく高感度なDSヘビーデルタTGの7g。
ダウンショットシンカーに求められる性能とは何か?「使いやすい事」。この一言に尽きると、RYUGIは考える。高比重焼結タングステンを使用する事で、高い感度と素早い沈下性能を実現。本体にはウェイトを表記する事で、フィールドで迷い無く意図するウェイトを選択出来る。ラインセット部はカンを採用した為、重量のあるシンカーをしっかり結びつける事ができ、不意に外れないように工夫した。形状は、底部に重心がある縦長形状。縦長にする事でシンカーの根がかりを回避しつつも、沈下速度を妨げない。また、本体断面は三角形となっている。ボトムで横倒しになった際、不用意に転がりにくい形状だ。従来のシンカーだと、ボトムで意図せず転がり、シンカー自らが岩の隙間などに落ち込み、根がかりを誘発していた。このシンカーなら、それが起こりにくく、根がかりしづらい。素早く選び、素早く投入し、根がかりによる時間のロスを抑える。とことん使いやすく仕上げる事で、釣りをする時間・集中力を妨げない。結果が釣果に現れるのは、言うまでも無いだろう。
出典:リューギ
遠くまで飛ばすためのウエイトではなく基本は底をしっかり取れる重さを使用。
ダイレクトなフォールと俊敏なアクションで着底時のコンパクトかつダイナミックなスライドダートがリアクションバイトを誘発する仕組み。
フックは同じくダブルエッジで#2/0だが、メインラインに必ずセットするものがある。それが、スイベル。
たくみいわく、ヘビダンでコレがあるのとないのではライントラブル率が大幅に変わるそうで、ワームの回転によるラインヨレを抑制。
このスイベルには、リューギ・キャロダンスイベルのライトを愛用。
ヘビー〜ライトなダウンショットリグからキャロライナリグまで対応する、高性能スイベル。
通常のスイベルではヨリが取れない。
3連スイベルではスイベルが重すぎる上、ワームが回転し過ぎる。
テストの結果、出た結論がこの2連。
ラインのヨレを軽減しつつも、ワームの回転も適度に抑制する。
本体は軽量かつ、高強度を実現。バスフィッシング専用設計の、理想のスイベル。出典:リューギ
これがなければヘビダンはしない! というほど溺愛している必携アイテム。
以上が三種の神器としてピックアップしたワーム&リグだが、誘い方は大きく変わらない。
大事なのは狙いドコロを外さないことと、魚のモードによって明確に使い分けること!
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