たくみ印のヘビキャロ専用シンカー「ビーツシンカー」
今回あまり出番はなかったが、たくみが手掛けるアイテムについての続報。
ヘビキャロことヘビーキャロライナリグで、今まで様々なシンカーやセッティングを試してきた中で、かねてからテストしていた専用シンカーが完成に近づいた。その名も「ビーツシンカー」。
ツボのような形状で特長的なパイプが目印のシンカーだが、もっとも知っていただきたいのが「スタックするけど根掛からない」ところ。
ボトムを拾いやすく底質感知性能を高める形状で、さらに素材は硬質タングステン。
やや硬めのパイプは軽く持ちあげるだけでラインやシンカーをストラクチャーの隙間に入り込ませず絶妙な回避につなげてくれる。
パイプは自分でカットして好みの長さで使用可能。
何よりスゴいところは想像以上の回避性能! ここまで引っかからずに戻ってくるヘビキャロシンカーは今までなかったほど!!
大げさに聞こえるかもだが、ホントに引っかからないのがテストに時間が掛かった証拠。
ウエイトは17.5g、21g、28gの3種類。
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たくみのビーツシンカーセッティングはコチラ!
キャスト時の衝撃による結び目保護でコンボストッパーのLを2つ。そしてキャロダンスイベルのヘビーを使用。
出典:リューギ
ヘビー〜ライトなダウンショットリグからキャロライナリグまで対応する、高性能スイベル。
通常のスイベルではヨリが取れない。
3連スイベルではスイベルが重すぎる上、ワームが回転し過ぎる。
テストの結果、出た結論がこの2連。
ラインのヨレを軽減しつつも、ワームの回転も適度に抑制する。
本体は軽量かつ、高強度を実現。バスフィッシング専用設計の、理想のスイベル。出典:リューギ
ヘビキャロはただ重たければ飛ぶというものではなく、シンカーのウエイトとワームのサイズが密接に関係する。
大きいボリュームのあるワームほどキャスト時は重さで抵抗が大きくなるのでシンカーも引っぱられる=キャスト時に回転しやすくなる。
そのため、少しボリューミーなエスケープツインなど同サイズ系ワームに合わせるならば28g一択!
小型のホッグ系ワーム、エスケープチビツインであれば17.5gや21gがストレスなく遠投しやすくなる。
なので、たくみは21gを基準に、障害物が多い場合やゆっくり誘いたい場合は17.5g。よりリアクション性を高めたい場合は28gをセレクト。
ヘビキャロタックルはいつものコレ!
重ためのシンカーでロングキャストするヘビキャロは、遠くに飛ばせるリアクション系フィネス。
つまり、リーダーは細めで食わせに寄せたリグというイメージ。
たくみの場合、リーダーにはシーガー・グランドマックスの2号を使用(リーダー長は1.5ー1.8mほど)。
ここぞと言う時に頼れる、当社最強のフロロラインです。
グランドマックスはフロロカーボンハリスに求められる強さと感度、耐摩耗性を徹底的に追及することで生まれました。出典:シーガー(クレハ合繊)
なお、ロケ時の使用タックルはテキサスリグとの併用でロードランナーストラクチャーNXS STN6100MH。ヘビキャロの場合、普段はSTN700Hを使用。
リールはメタニウムXG、メインラインはシーガー・R18 フロロリミテッド ハードBASSの14Lb。
シリーズ最高クラスの強度と感度を追及した、中・上級者向けのラインです。強度と感度を重視したハリのある糸質に仕上げていますので、ハードタイプのラインに慣れていないアングラーの方はご注意下さい。
出典:シーガー(クレハ合繊)
たくみの中ではコレ一択!
ロッド:ロードランナーストラクチャーNXS STN6100MH(※ロケ時)、ヘビキャロメインの場合はロードランナーストラクチャーNXS STN700H【ノリーズ】
リール:メタニウムXGレフト【シマノ】
ライン:シーガー・R18フロロリミテッド ハードBASS14Lb【クレハ合繊】
Takuito伊藤巧のビーツシンカー解説はコチラ!
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