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三原節 シーズン2 三原節 其の五(vol.5)「見えバス狩りの新たな道筋!? 初場所リザーバーでオカッパリ」

三原節 其の伍「晩秋ディープ=ヘビキャロの理由」

扱いやすさは別として、キャロがよい理由は?

オカッパリでも最近、注目されることが多いリグの1つは、ヘビキャロ。大昔は遠投して深場を狙える唯一のリグだったが、とにかくリグるのがめんどくさい。

そして、リーダーの長さによってはキャストもしにくい。フリーリグの方が飛ぶんじゃないか? と思う人もいる。

時代背景的にヘビーダウンショットや三又キャロの出現もあり、一時期は威力を知っているアングラーのみが使っていたリグ。

もちろん飛距離はフリーリグの方が飛ぶし、リグるのもフリーリグは簡単。

そんなヘビキャロも、ここ数年で一気に復権の気配アリ。

ミハラもヘビキャロをよく使うアングラーの1人で、特にディープ攻略ではヘビキャロが外せないとのこと。

その理由は「横方向のスピード」と「アクションの緩急」。

フリーリグであればストンと落とせるが、仕掛けてからのアクションはフワっとする。

初夏や夏などは効果的な誘いだが、晩秋から冬にかけてバイトを引きだすには絶対的にスピードと緩急が必要。

ヘビキャロならばシンカーを素早く引っ張れば、リーダーの長さとルアーの抵抗で瞬間的にスピードがだせて、一気にゆるむ。

このスピードとアクションの緩急はヘビキャロならでは。横方向への静と動のメリハリを演出しやすいのが「ヘビキャロ」といえる。

 

ロストと隣り合わせのヘビキャロだが、ビーツTGの出現で、シンカーが挟まってロストする率は激減!

相対する性能を併せ持つ、高性能シンカー。

ヘビーキャロライナシンカーにおいて必要な要素は、ピンスポットを感じとる「感度」と、ストレスなく使用するための「スリ抜け」である。”ビーツTG”はリグの進行方向・後方に対して重心があるバランスと、特徴的な本体の張り出し形状によって、過度な引っ掛かり感を実現。魚が好むピンスポットを的確に捉える事が可能となる。

ただし、根掛かりが多いとシンカーは使い物にならない。引っ掛かり感を得ながらも、根掛からないバランスを追求。シンカーのテーパー形状とリグの進行方向に突き出たチューブにより、障害物にコンタクトした際にシンカー前方を上に持ち上げる力が働き、根掛かりにくい。また、長く硬いチューブは岩の隙間に入り込むのを抑制し、ライン保護にも一役買っている。

“スタック感”と”スナッグレス性能”という相反する要素を両立する、理想のヘビーキャロライナシンカー。
それが「ビーツTG」

出典:リューギ

ビーツTGはタングステン製であるため、ショック吸収で前後にコンボストッパーM。スイベルはキャロダンスイベル・ヘビーをセレクト。

コンビネーションアドバンテージ。

入り数40個。ただ単純に入り数を多くしたのではない。
2個、3個と連続(コンビネーション)で使用する事も前提とした入り数設定である。連続使用する事で、かなり強力にシンカーを固定する事が可能となる。ラインの太さやシンカーの重さなど、状況によってベストな固定力に調整して欲しい。リグをストレス無く使い続けられる事が、釣果へと繋がる。

出典:リューギ

 

回転性能と軽さ。2つのバランスの結論。

ヘビー〜ライトなダウンショットリグからキャロライナリグまで対応する、高性能スイベル。通常のスイベルではヨリが取れない。3連スイベルではスイベルが重すぎる上、ワームが回転し過ぎる。テストの結果、出た結論がこの2連。ラインのヨレを軽減しつつも、ワームの回転も適度に抑制する。本体は軽量かつ、高強度を実現。バスフィッシング専用設計の、理想のスイベル。

出典:リューギ

 

リーダー長はそれぞれだが、長い方がアクションの緩急は確実に大きくなる。

合わせるワームはヘアリーホッグの3inch。

一見、バルキーでヘアリーなシルエットは、水中では水に溶け込むようにフィネスシルエットに変化。しかし同時に水に絡みつくような全身多毛デザインと2本のラウンドアームのバイブレーションが高い存在感をアピールします。わずかな水流に反応し、常にボディーのどこかが動き続ける自発的動きを持ち、シルエットをぼかすような多毛がバスに見破られにくく、なおかつバスの好奇心を強く刺激します。

また逆にフォール速度をスローにしたいジグヘッドリグ、そして虫系ノーシンカーなどにも高次元に対応します。見た目はかなりグロテスク、しかし、そのモチーフはまさに食べやすく最高の食感をもつテナガエビ。地上で見るアピーリーな姿と水に入った瞬間豹変するナチュラルさ、そのギャップこそがヘアリーホッグ今までにない新コンセプトです。

出典:イマカツ

これのパーツをむしって少し抵抗を減らしたバージョンを使用。

フックはダブルエッジの#1をセレクト。

リグるのは少々時間も掛かるが、それはご愛敬! このリグならではのアドバンテージで、ヘビキャロでしか演出できない動きもあり、これでしか食わせられない魚もいる。時代とともに進化するパーツで、令和のヘビキャロ攻めを味わってみては?

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