奥村さんお気に入りのシンキングスウィッシャーがコレ
池原ダムや琵琶湖をはじめ、奥村さんがあらゆるフィールドで持ち込んでいるのが「コーリングハスラー」。
ボディの前後に金属ペラが装着されたシンキングスウィッシャーだが、その威力はとんでもなく、過去のロケでもいきなり5㌔オーバーを捕獲してくれたルアーでもある。
呼び寄せるダブルプロップ。
水流波動・フラッシング・サウンド。この3つの要素でベイトフィッシュをイミテートするダブルプロップベイト『コーリングハスラー』。
水平姿勢にセッティングされたボディは、初動時におけるタイムラグを皆無にしてくれ、水を掴み動き出しの良いボス付プロップが初動からプロップサウンドやフラッシングを放ち、ショートストロークでも確実にバスへアピールしバイトへと導いてくれます。
シンキングモデルはダブルプロップによる複合水流波動、サーフェスモデルとなるフローティングタイプはスプラッシュでバイトチャンスを作り出してくれます。
SINKING model
LENGTH:125mm body
WEIGHT:29.5g
¥2,970(税抜¥2,700)
2017.7 release.出典:デプス
ペラはボス付きで安定したスムーズな回転と、広範囲に放つ強烈なフラッシングアピールが最大の特長。
巻いた時にボディ自体はゆっくり泳ぐが、ペラのみ高速回転をキープするという、魚からすれば未知なる生命体の1つと感じているかもしれない。
その証拠に、奥村さんいわく、コーリングハスラーでキャッチしたバスのほとんどがフロントフックかセンターフックにフッキングしていることから、何かにイラついてバイトしてきたのでは? と感じている。
スローアクションの中の高速アクションが威嚇アピールを増幅させているのかもしれない(←これ想像)。
そんなコーリングハスラーだが、ぶっちゃけ巻き感もなく、スロー巻きだけなので非常に地味な釣り方。
合わない人は嫌いなノー感じ系ルアー。ただ、その威力を知っているアングラーは使い続けられるという中毒性のあるブツ。
奥村さんもその一人。
一般的には投げるモノ使うモノが巨大なルアーのため、スローに引く展開や細かい操作などは苦手な印象だが、実際は超繊細なデッドスロー系アプローチやリトリーブも得意とする人物。
今回の動画を観てもらえば、プロトにしろギラギラコウゲキにしろ、アプローチは非常に繊細であることが分かってもらえるはず。
今回も、コーリングハスラーは投入していたが、ノーマルのコーリングハスラー以外に、チューンしたモデルも持ち込んでいた。
奥村さんのチューンは2タイプ
オリジナルモデルはボス付きで真鍮製のペラを装着しているが、奥村さんがチューンした1つは前後ともバズジェットのペラを装着したモノ。
ボス付きと比べ、センターホールがオフセットしているため不規則な回転運動を発生するため、一定速度のスイムアクションの中に不規則な動きが入り混じるモデル。
さらに、フロントペラを取ってリアのみブレード付きのモデルは、ワイヤーガード先端にクイックチェンジシンカーをセットして浮きあがりを抑えたディープレンジ仕様。
これが元になり、プロトタイプが生まれたとのこと。
オリジナルモデルは沈下速度も速くないため、狙う水深やレンジに合わせてウエイトチューンやリトリーブスピードの調整でシャローからミドル以深(4-5m)まではカバー可能。
これでカバーしにくいシチュエーションは上記のチューンモデルを使用しているとのこと。
基本はスロー~デッドスローリトリーブで、中層ど真ん中やボトム近くをおとなしく泳いでいるイメージ。
何かにコンタクトさせる際でもワイヤーガードが非常によい仕事をしてくれる。
ビッグフィールドはもちろん、河川や池など場所問わずでデカバスを狂わせるのが、コーリングハスラーの魅力!
気になるアングラーはゼヒ使ってみてほしい。
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