数あるプロトワームの中で、投入したのは2種類
Vish動画番組「奥村和正リアルアジャスト」は、まだ見ぬモンスターサイズを追いかけつつ、奥村さんがやりたいこと、試したいことをする! というのが本筋。
今回はテストも兼ねた実釣ということで、いろいろプロトタイプを持ち込んでいたが、デプスニュースでもお伝えしたロングワームのプロトサンプルを現場投入!
まずは、エラストマーワーム(仮称)。
素材に高浮力で強度のあるエラストマーを使ったウナギ系シルエットのワームだが、唯一の欠点が「飛ばない」こと。
形状による空気抵抗などもあるが、エラストマー素材の軽さとキャスト時の抵抗でワームが伸びるため、とにかく飛ばない。
このことを踏まえて今回持ち込んだのが、高比重仕様のエラストマーワーム。
見ためはほとんど変わらないが、前回のモデルよりもリブの溝を浅くしてボディも少し太くしたそうで、少しでも飛距離を伸ばせるようリメイク。
高浮力がウリのエラストマー製ワーム。
塩入りの高比重となると特性は失われそうだが、考え方によっては今までにない新しい何かを生みだしそうな気もする。
今回はフリーリグとテキサスリグで使用したが、飛距離の改善は・・・。
奥村さんいわく、エラストマー素材であってもボディ上半分、下半分だけソルト混入も可能だそうで、今後も新たなモデル試作&テストは続きそうな予感。
ちなみにフックは#3/0で投入。
ロングボディインパクトの令和版!
さらに、キンクー13inchの次世代モデルとして発表された「キンクーエア13inch」も試しで投入。
素材も柔らかくなり、ボディに無数のエアホールを設けた令和生まれのキンクー13inch。
キンクーシリーズ特有のヒダヒダも少し改良され、ロングボディインパクトをさらに進化させた仕上がり。
より「自発的なアクション」を発生しやすくなったとのこと。
以前のモデルと比べ、ボディリブのエアホールが水圧変化でつぶれて発生する泡攻撃を期待したいアイテムのため、一番の使いドコロはディープレンジなのか⁉
今回はテストということもあり、テキサスリグ(7ー10g)で使用。
こちらはほぼ完成の域に達しているため、リリースも近いのでは?