濁った水は「大人しくタイトに」
様々なフィールドで出くわすのが、フィールドの規模以上に「水色(すいしょく)」! 水が濁っているか、キレイかということ。
今回は水色によって使うモノが違うのか、はたまた使うモノが同じでも使い方はどう変わるのか。
それで釣果や反応は変わるのかを実践してもらった。
ただし、お題ではないが、前回vol.14のプレミア公開で視聴者さんから「ブルタンク観たい!」とコメントをもらっていたのと、コイツで釣りたい! という強烈な欲求から、表層系ビッグノイジー「ブルタンク」での話で進めていこう。
オニちゃんがほとんどメインで使っていたのが「ブルタンク」。
Length: 103.7mm Lure Wt.: 1.3/8oz. class
BULL TANKは、その巨躯に内蔵した大玉ラトル、巨大なメタルカップ、テールブレードによって、これでもかと言わんばかりに水面を騒がせ、モンスターを挑発。たとえ防音効果の高いカバーに身を潜めていようともお構いなしに騒ぎ倒し、モンスターを引きずり出します。
使い方は簡単。タダ巻きすれば巨大なカップが水を受けオートマチックに腰振りアクション。軽快なポコポコサウンドとバブルを発生するとともにテールブレードが風情のある金属サウンドを奏でます。大きく水を動かし広範囲の魚にその存在をアピール。ロッドティップは水平から上めに構え、ラインが水面に垂れすぎないようにするのがポイントです。
岸際のピンスポットやカバー、ストラクチャー周りを攻めるには、ラインスラックを弾くようなロッドワークによって移動距離の少ないターンで誘い出すのが効果的。ゼロ距離の誘いによって魚を焦らすように、静と動にメリハリをつけるのがコツ。
カップによるスプラッシュ、ブレードの金属サウンド、強い水押しによって深場やカバー内からも魚を引っ張る力があるので、魚が浮くまでの間を作りましょう。突然水柱が上がるエキサイティングな瞬間を味わうことができるはずです。
ブルタンクは、そのファニーな見た目とは裏腹に、実釣能力に長けたルアー。各パーツにもこだわっています。
アクションを司るカップは、剛性を重視した分厚いアルミ製。ミスキャストによる変形を極力抑え、カバーやゴミ溜りにブッ込んでも、カップが押しのけてアクションを続行できる無骨さがウリです。
魚を引っ張り出す要素のひとつでもある「サウンド」を司るブレードには、シンバルなどの楽器に用いられるブロンズ(青銅)を採用。極めて甲高い金属サウンドを効率的に生み出す重要なパーツのひとつです。※付属のスナップを介してご使用ください。直結すると糸が切れる場合がございます。
※テールブレードは、素材が持つ音質を最大限活かすため、あえてメッキなどの表面処理を施しておりません。ご使用に伴い水などと反応しくすみや変色を起こしますが、ご使用に問題はありません。経年による変化をお愉しみください。
※断続的な使用によって、カップを留めるビスが緩んでくることがあります。ビスがゆるんだ場合、精密ドライバなどで締めなおしてご使用ください。
※小さなパーツを含みます。分解する際はパーツの紛失やケガに気をつけてください。また、誤飲のおそれがございますので、必ずお子様の手の届かない場所で作業してください。出典:レイドジャパン
フックはフロントにピアスクアッド#1。
“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。
出典:リューギ
動きに対してブレーキの役割も兼ね、リアにフェザードピアストレブル#1をセット。
刺さりは勿論、ボリュームと水噛み感にまで拘ったフェザーフック。
抜群の掛かりと貫通力、強度を誇るベンド形状。強度と鋭さを持続させる特殊鋼材。貫通力を驚異的なレベルまで引き上げるTCコートの採用で、高い性能と実績を残したピアストレブル。
この高性能トレブルをベースにフェザーを纏わせたのが、このフェザードピアストレブルである。
素材を吟味し、一本一本丁寧にハンドタイイングで仕上げる事で、プロスタッフが”釣れる”と確信するフェザーのボリューム感、水噛みを実現した。 ルアーに追従した際に見せる絶妙なボリュームが生み出す時差アクションはタフコンディションであと一歩出来らないバイトを誘発する。時にルアーを止める為のブレーキとなり、時に魚からフックの存在を隠してくれる。また時には、フックを魚に吸い込ませやすくし、フッキング率をアップさせる。状況に応じて獲る為に必要不可欠なチューンアイテムとしてのフェザーフック。
この存在意義をRYUGIはこのフックで訴える。出典:リューギ
ブルタンクといえば、オニちゃんはかなり騒がしくアクションを加えているが、オニちゃん的に、濁った場所ではブルタンクでも大人しくタイトに動かすとのこと。
その理由は、バスの視界と動き方にある。
こういった理由から、特にオニちゃん溺愛のブルタンクでは、特製の1つでもある移動距離の少なさと、軽く動かしても騒がしいアピールを最大限に活用。
バスの近くをトレースさせて、絶大な騒がしさで威嚇バイトを引きだしというもの!
この釣り方は正直、一撃必殺系のアプローチ。出ない場所では一切出ないので、1カ所1投で十分。
ぶっちゃけブルタンクに関してだが、コレで釣りたい場合、濁った池では大人しく! がマグナム級のビッグバイトを手中に収める最強の展開となる!
オニちゃんのブルタンクとG.iのフックセレクトはコチラ!
オニちゃんの推し水面系ハードベイト最新版は、G.iとブルタンク。明確な使い分けと、バイトを絡め取るピアスクアッドが大事!
Vishオニちゃんねる最新作は近日配信⇨https://t.co/M1npM2cgF6#オニちゃんねる #オニちゃん #山本訓弘 #バス釣り #淡路島 #ryugi #GI #ブルタンク #ピアスクアッド #Vish pic.twitter.com/p0yDFhzw8I— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) September 5, 2022