ワンビッグ狙いのスピード展開に密着!
遅い梅雨明け、長期間の灼熱地獄、そして真夏。
初夏から夏は地獄のような暑さもあり、水温も急激に上昇。そして厄介なゲリラ豪雨も頻発する。
今回のビッグセオリーは、夏のレンジ別攻略を実践!
夏になると正直、釣れにくくなるタイミング。それも承知で挑んだ今回は、いつものことながらワンビッグを狙い通りに獲る展開。
珍しくしばらく湖上にでられなかった奥田、最新情報もなく、魚のポジションもゼロからのスタート。
そんな中で意識したのはシャローエリア。
魚のレンジは場所によってバラバラと読み、高水温期で魚がリンクするとすれば「カレント」と「ウイード」は外せない。
これらの要素が絡むエリアを真っ先にチェックしにいくも、夜中からまさかの浮遊物&切れ藻が流入。
表層メインの展開は封じられ、魚の反応も激ニブ。
河川から大量の濁りと悪い水が流入し、食い気はあるもマイクロベイトに偏食!
ならばとディープも触りにいくが、釣りのリズムも合わず、沖にもキツい濁りが広がりはじめていた。
そして、毎度恒例のゼロカレント!
頭の中を切り替えた奥田は一気に北上。濁りがマシなエリアを探す。
どこも似たような状況だったが、唯一はっきりとしたマッドラインが形成されたエリアで、ちょうど濁りが入りはじめのタイミングに遭遇。
そこででた答えはワンビッグ!
またもやロク!!
その勢いのまま湖東から湖北、湖西を回るといきなりの南風で激荒れシャットダウン!
逃げきったと思ったゲリラ豪雨にも遭遇し、逃げ切った行先は晴天で気圧大。さらにカレントはゼロのまま。
残ったのは南寄りのデカいウネリ。その中を徹底してビッグベイティングで探り抜く。
さすがにシャローは壊滅状態を悟り、あきらめかけたその時、風とウネリがもたらす変化に気づいた奥田は、ラストチャンスでハイスピード展開を敢行。
その答えはまたもや一撃ででた!!