釣れる時間は朝? それとも夕方? それとも・・・
琵琶湖のみならず、池でも川でもリザーバーでも、朝マヅメや夕マヅメは欠かせない時間帯。
生命感が溢れだし、バスもフィーディングで動く時間帯。単純に「時合」となりやすいため、誰もが心躍るタイミング。
ここで大事なのは、狙いを定めた場所に、その日一番先にルアーを入れられるかどうか。
ただここ近年、プレッシャーのせいなのか、マヅメの時間帯が大きくズレたり、時にはなかったり。
奥田も例にもれず、朝マヅメや夕マヅメが機能しないことも多いそうで、どこに行こうとも一番釣っている時間は「昼時合」とのこと。
もし朝マヅメが正常に機能する状況であれば、朝イチの場所から行く先々で反応するのが普通。もちろん夕マヅメも同じ。
ただ、朝一番から反応がない、魚がいてもアクティブではない。朝二番でも三番でも反応がニブい場合は、昼前後の時間帯に反応の変化が起こることが多くなっているそうな。
そんな昼時合、一体どういった所で起こるのか?
奥田の経験上、昼時合が起こりやすい場所もあるそうで、もっとも意識したいのは「ポテンシャルが高い場所」。
基本的にはもちろんバスがいて、エサがいて、流れが効いてなどなど、魚にとってよい環境なのは間違いない。
マヅメに動きがニブい個体は一時的にスローになった状態のため、そのうち活性は高まるタイミングが訪れる。
それが水温の上がりはじめや安定する時間帯。
逆に、水温や気温が安定状態からダウンすると、また活性に変化が現れることが多い。
さらに、こういったタイミングで水が動いたり、風が当たったりなどの状況変化が絡めば、ここぞとばかりに魚は一気に行動を起こす。
このタイミングは一瞬とのこと。
バスだけじゃなく、小魚やほかの魚の動きを確認していると、動きだしにも気づけることが多くなるはず。
朝夕がおいしい時間帯と思うのは誰もが同じで、この時間になるとプレッシャーは常日頃から掛かっている。自然環境を把握し、くるべきタイミングを想定したエリア展開が決まれば、昼時合を的確に捉えることも不可能ではない!!