メインが小型のエサであれば間違いなくコレ!
初夏から夏、そして秋になるとメインベイトの種類もコロコロ変化する。
今回もエリアによって違ったのが「ベイトフィッシュ」のサイズ。
朝イチは流入河川周辺で25~30㎝級のハスを幾度か確認。
このサイズのハスが追われているエリアは、少し前からビッグベイトやジャイアントベイトの実績が高かったとのこと。
そのうち弱った1尾は背中にガッツリと噛まれた跡が残っていた。
かたや、濁りが入ったエリアにおいては5-6㎝前後のコアユなどを追いかけるバスが多かった。
全体的に、ベイトフィッシュのサイズは小さく、割合も多いのか基本的にはバスもほかの魚(コイなど)も小さなエサを選んで食っている状況だった。
そういった中で奥田が放ったのは、Btベイトを用いたマイクロスイムベイティング。
使用していたのはバンタム・Btベイト99F。99サイズのフローティングタイプ。
獲るための奥の手、Btベイトに浮かせて獲るフローティングモデル登場!
寄せる力・魅せる力そして喰わせる力を兼ね備えたBtベイトに、魚が水面を意識しているときに有効なフローティングモデルが登場。表層をテンポよく誘いたいときや水面を漂わせて誘うとき、シャローエリアのサーチングなど幅広いシチュエーションで効果を発揮します。飛びと泳ぎを実現する3連結ジョイント
テール部に抵抗の少ないストレート形状のソフト素材を採用。ボディの振り幅が大きくなるよう設計することで、追従してきた魚からルアーのシルエットが見切られにくいアクションに仕上げています。キャスト時には、ボディが屈曲することで飛行姿勢が安定し、逆風でも優れた飛距離を実現しています。出典:シマノ
このサイズで3ピースジョイントボディ+エラストマー製テールが付き、巻くスピードに対して泳ぎ方が変わる可変スイムアクションを実現。
さらに、このボディサイズで2フック仕様なのには大きな理由がある。
同クラスのプラグは1フック仕様で浮力的に小さなフックしか背負えないので、いざビッグバスが掛かると主導権は魚に持っていかれることが多い(パワーファイトがしにくくなる)。
その分、Btベイトシリーズは小さくても2フック仕様で、1カ所掛かればもう一方もロックするように掛かるため、身切れやフックの伸びも抑制してくれる。これは過去の経験と実績から導いたシステム。
過去のビッグセオリーでもお届けしたBtベイトは今まで99SS(スローシンキングモデル)のみだったが、フローティングタイプも登場。
使ってみるとわずかなレンジの違いだが、そのレンジの差が狡猾なビッグバスのバイトに直結!
長浜から南側は濁りとウネリで話にならなくなり、一気に北上した際、キレイなマッドラインが形成されたエリアに到達。
最初はビッグベイトでアプローチし、軽いバイトはあるも食いきらなかったことから、エサも小さいと判断。
即座にBtベイト99のFタイプに持ち替えて1投め、あれほど浮かせるのが難しかったビッグバスの群れを取り合いに持ち込み、後方から追尾した一番難しくてデカい魚を仕留めることに成功!!
マッドラインの入りはじめはタイミング的にもベストだったが、濁りが全域に回るとダメになる。これはまさにその時の運。
強制的にカレントが効いていた場所だけに水がまじらず、ハッキリしたマッドラインが残っていたのも大きな要素だった。
こういった状況の中で、まさにマッチ・ザ・ベイトの威力と、見切らせずに魚すべての本能を刺激する表層ハイスピード展開がハマった。
その答えがロクマル。
実はサイズだけじゃなく数も釣れてしまうのがコレ
この展開、ほかの場所でも同じなのかと思いきや、ビッグサイズが入っていない所では小バス祭になるほどのバイト祭になる。
奥田いわく、バスが反応したのは表層から水面直下のごく狭いレンジだったそうで、もし水面のみに反応するようであればBtベイト99Fでさらに上層を引くか、高浮力で表層を引きやすいBtベイト77Fにローテするとのこと。
Btベイト77Fはダウンサイジングモデルだが、ボディ形状やバランスは別物。
このサイズで99モデルと同等かそれ以上の飛距離を稼ぎ、表層のウェイキングを得意とするモデル。
デッドスロー対応!放置・ドリフトでも誘い続けるマイクロスイムベイト!
寄せる力・魅せる力そして喰わせる力を兼ね備えたBtベイトにデッドスロー対応モデルが登場。
巻いてしまうと喰わない、そんなセレクティブなシーンでこそ効果を発揮。水の流れ・波だった水面など少しの変化にも対応し、糸を巻かずともボディを艶めかしく動かしながらアピールします。ハイアピール×ハイレスポンス
ワカサギや小鮎といったメインベイトが小さい時期に対応する小型サイズでありながら、巻いたときは3連結のジョイントが生み出す大振りなハイアピールアクションで誘います。さらに水噛みのよい連結ボディは、水面の少ない変化でも、レスポンスよく動くので、ナチュラルにドリフトアクションで誘ったり、ピンポイントのカバー周りを少ない移動距離で誘い続けることが可能です。出典:シマノ
使えば分かる爆釣マイクロスイムベイト、Btベイトのダウンサイズ版、Btベイト77Fは、小粒なのにめちゃ飛びで、さらにハイピッチ!
Vish奥田学ビッグセオリー⇨https://t.co/CrczU7qoIM#奥田学 #BigTheory #ビッグセオリー #バス釣り #bantam #Btベイト77F #shimano #varivas #signal #Vish #lurenews pic.twitter.com/C6HqTFMSnu— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) June 17, 2022
マイクロスイムベイティングでレンジを細かく刻めるように設定したため、レンジ違い、アクション違いでローテーションも容易となった。
今回はBtベイト99Fの水面直下攻めに反応が集中!!
逆に、魚のレンジがプレッシャーで深くなればスローシンキングタイプのBtベイト99SSをセレクト。
大型ベイトが食われているならばビッグベイトやジャイアントベイトの出番だが、ここ近年は小型ベイトも多く、プレッシャーから身近なエサを偏食する個体も多い。
こういったタイミングで威力を発揮するのがマイクロスイムベイティング! Btベイトが本領を発揮する!!
奥田さんのBtベイト3サイズ解説はコチラ!