令和スタイルのティップランはちょい投げが主流
ボートで流されながら広範囲を探っていくティップランエギングは、船が流される=次々とエリアが移り変わっていくので、常に新規エリアを攻めることができ、釣れるタイミング(イカがいるエリア通過時)は一斉にアタりだす。
秋が深まれば本格化し、晩秋以降から春頃はサイズも狙えるため、非常に人気の釣りジャンルがティップランエギング。
ティップラン創成期は、まず足元にエギを落として着底させ、底を取ったらシャクって誘う。そして止めてアタリを待つ。
この動作がもっともオーソドックスで基本といえる。
この動作の繰り返しで、底が取れなくなったら回収してエギを落とし直すのが基本。
この間はティップの動きを見て、違和感があれば即フッキング。これは今も昔も変わりない。
これでも間違いではないが、今のティップランはさらに手返し重視のアプローチを研ぎ澄ましたイメージ。
基本は、エギを足元に落すのではなく、まずはアンダーハンドでキャストする。
オーソドックスなティップランと異なるのが、ボトムが取れる間やり続けるのではないところ。
エギをボトムまで沈め、4-6回シャクってピタっと止めるを1セット。
これを3-4セットやったら回収し、再びキャスティングが今の時代(現状)に合ったティップランエギング。
さらに効率的に、より広範囲を探れるのが、現在主流になっているティップラン展開。
基本的な動作はもちろん、重要なのは「止めた時」。
エギがフラフラしないよう、シャクったあとはしっかり止める。つまり、しっかり止まってくれる専用設計のエギが大事!
アタるのは止めた直後が大半で、時により20ー30秒ステイがよい時もある。
基本は止めた直後に集中したい。
効率性をさらに高めるのはタックルにアリ!
キャスティングのティップラン。
エギを入れ直すことで手返しは想像以上に早くなるが、ストレスのない動作を行えるエギやタックルは必要不可欠!
スムーズにボトム目掛けて落とせるうえ、軽いシャクりで的確に誘いをかけてピタっと止められるベイトフェザーTRは、このうえなくベストなアプローチを約束してくれる。
逆付け鳥毛が抵抗少なく流されにくいベイトフェザーTR!
ベイト(小魚)の胸ヒレをイミテートした逆付け「ベイトフェザー」は、シャクリ時の抵抗を最大限に抑えることで、軽快なキレッキレダートアクションの演出が可能!
更にティップランにおいて逆付けの鳥毛のメリットは抵抗少なく、強風においても船から流されにくく、浮き上がりにくい特徴がありノンストレスでティップに集中できます。
また、今回ティップランモデルに「スタビライザー」を採用することでティップランにおいて重要な誘ってから違和感なくエギを「ピタッ」と静止させることで躊躇なく抱かせることが可能です。スタビライザーはアオリの本能を刺激するブルー夜光を使ってますので視覚にも訴えます。出典:メジャークラフト
また、名前のごとく、ティップの動きでアタリを見極めるティップランエギングは、扱いやすい、アタリが見やすいといった専用ロッドが持つ性能も釣果を大きく左右する。
ヒロセマンが使用していたのはご存知、ソルパラのティップランモデル。
小さなアタリを掛け、独特の締め込むような引きに魅了された方も多いティップランゲーム。上位機種で培った操作性をソルパラティップランモデルにも詰め込みました。これからは始める方に気軽かつ簡単にティップランゲームを楽しんでください。
出典:メジャークラフト
ティップは蛍光イエローで視認性は文句ナシ!
シバターはトリプルクロスのティップランモデル。
3つのカーボンクロスが特徴のトリプルクロスシリーズにティップランモデルが登場です。カーボンソリッドティップがわずかなアタリを確実に捉えることができ、瞬時の合わせに追従する張りのあるブランクが特徴です。バット部には4軸カーボンとクロスフォース製法を採用しているので、アングラーのクイックなアクションでもロッドのブレが少なく、餌木にしっかりと力が伝わるでしょう。もちろんモンスターとのファイトでも、しっかりジェット噴射を受け止めることができるトルクも兼ね備えています。ボートエギングの定番「ティップランゲーム」は、最新素材を生かしたトリプルクロスで楽しんでください。
出典:メジャークラフト
ティップ部はホワイトペイント仕様で、曇天でも視認性はバツグン!
専用タックルに関しては、一度使えば、操作しやすい、アタリが分かりやすいという点で大きなアドバンテージになる。