これもルアーフィッシングの愉しさの1つ
マートのゆるっとモラトリアム、「ゆるモラ」は、オーバスライブを、マートを、マートのモノ作りをさらに多くの人に知ってもらうための企画。
釣りのプロではないので、季節別のパターンはGoogle先生に聞いて! 難しいことはプロに聞いて!! と、自身でプロアングラーではないと豪語するマート。
本来のマートはオーバスライブの代表であり、モラモラをこの世に輩出したプロのハンドメイドルアービルダー。つまり、「モノ作りのプロ」!
ということで、今回はロケ中にルアー作りができるのかを提案!
本来ならば落ちている木からルアーが作れるのかも考えたが、昨今いろいろ上げ足を取られることもあるので、材料はこちらで用意。
実際、プロトルアーの調整で使うため、ボディを削ったり、貼ったり入れたりする小物や道具は常に持っているとのこと。
ただ、普通の木を渡しても面白くないし、手頃な木材も身近にないので、まさに「手頃な板」が付いている「かまぼこ」をシエスタ&昼食代わりに渡してみた。
最初はかなりブー垂れていたが、引くに引けないこちらも負けじと制限時間を強制的に30分で設定(本当は1時間だったが、夕マヅメの時間がなくなるため30分で決着)。
ただ覚悟を決めたプロのルアービルダーはスゴかった。
ここで1つ注釈を。【オーバスライブでは、こんなに簡単なモノ作りはしておりません】
時間制限もあり、素材はかまぼこ板のみ。そして釣りロケの真っ最中であり、メンタル面もズタズタになった夕マヅメ直前。
とにかく時間がない。
渡されたかまぼこ板(かまぼこはマートとスタッフで美味しくいただきました)は下書きをされ、みるみるうちにルアーっぽい形に変化。
焦る気持ちしかないまま、削っては調整、削っては調整を繰り返すこと約25分。
ボディは欠けるわ、小物はひっくり返すわ。
コチラ的に願ったりかなったりのトラブルも乗り越え、自身の経験と技術で無茶振りをクリア。
そんな戦争のような30分間で、できあがったものはコチラ!
さすがにリップまでは用意できなかったので、とりあえず作ったのはバイブレーション。
もう一度いう。材料は、いきなり渡したかまぼこの板、制限時間は30分。
ボディ形状はもちろん、ウエイト位置やアイの位置も目安でしかない作りだが、さすがモノ作りのプロ。しっかり泳いでくれた。
さすがにこれで釣ってとまでは伝えてないが、ラストはこのプラグを投げ、最終的には足元でバイト。惜しくもバラシで終了となった。