久々のキムケンスタイル、舞台はデカバスの聖地に決定!!
年間18戦という過酷すぎるバスマスタートーナメントトレイルを終え、帰国してすぐに1年弱振りとなったキムケンスタイルロケ。
フィールド状況もパターンも分からない中、もしかしたら日本の季節感も不安定のままだった中で決めた場所は、デカバスの聖地「池原ダム」。
キムケンスタイルでも候補地にしていたが、なかなかタイミングがなく、ようやくチャレンジするタイミングが到来!
台風や雨の影響もなく、水温も20度を下回った頃合い。
水色は基本的にクリアで大きな水の動きもない、なかなか厄介な状況で飛び込んだ。
場所は変わってもキムケンスタイルに変わりはない! 過去にも晩秋から冬の池原ダムは経験があることから、記憶の道筋を頼りながらリューギさん、ナビゲーター・宇田氏、トボトスロープさんの協力もあり、いざデカバスの聖地に踏み込んだ。
独自のスタイルを貫き通してビッグバスを呼び込むキムケンならではのアプローチは、表層のゼロ展開とマグナムクランキング。
そして抑えのディープ展開。ここまで絞り込んでいた。
スロースターターのキムケンだけに初日の朝マヅメはないw
ただし、魚の気配があれば逃さない!
威勢のよすぎる表層攻略とはウラハラに、そこから待ち受けていたのは池原ダムの洗礼。
カレントなしで無風、魚は様々なレンジに浮きマクり、群れのサイズもバラバラ。
食わせるが乗らない。食いが浅すぎる。
普段通りのスタイルを崩さず、状況変化を巧みに捉え、心折れかけのまま、デカバスへのヒントを収集。
そして答え合せの翌日。朝から放水で水中の状況は良化したかに見えた。
絞り込みやすさは捗るが、水温が落ち切っていない状況がショートバイトを助長する。
魚の居場所は絞り込んだが、果たしてその個体はデカいのか?
時間経過は普段よりも早く感じ、刻一刻と迫る終了時間。
この土壇場で貫き倒したキムケンスタイルが、完全なドラマフィッシュを引っぱりだした!!
今回でvol.15のキムケンスタイルだが、なかなかのドラマ回。キムケンが追い求めた池原デカバスへの展開は別コラムをチェック!!