季節進行が進めば定番! ディープクランクでサイズを選べる展開がコレ
ロケのタイミングは水温が全域で15ー18度台。まだ表層まで反応する個体もいるし、かなりディープにもいるという秋ならではの状況。
独自のスタイルを押し切るキムケンスタイルだが、もしかして・・・という手段も常用するのがキムケン。
水面系でイマイチな時、レンジを下げて巻き通す予定だったのがマグナムクランキング、イヴォーク4.0。
ビッグベイトパワーを纏った、カバークランク。
カバー回避力、直進性能に長けたEVOKEシリーズの基本性能をそのままに、大幅ボリュームアップされたマグナムクランク『イヴォーク4.0』。
ノーマルサイズのクランクベイトでは見向きもしないハイプレッシャーコンディションにおいても、マグナムサイズのボリュームが放つ集魚効果によりビッグベイトに負けないパワーを発揮してくれます。
EVOKE 4.0
LENGTH:100mm body
WEIGHT:56.5g
¥2,860(税抜¥2,600)出典:デプス
雨や減水による濁りもない状況のため水色はクリアだったが、岩盤やカバー絡みでスピードとリアクションを効率よくブチかませるのが、クランキング。
上流エリアは場所によって小さなベイトフィッシュが溜まり、時折ボイルも起こっていたが水面にはあまり反応しなかったことから、水面でトレースしたあとにレンジを下げる意味でイヴォーク4.0を巻き倒していた。
今後、水温変化で魚のポジションやレンジが変わったり、雨や風、減水による濁りがリンクすればストロングになるのがディープクランクだが、イヴォーク4.0も最大4-5mレンジまでトレース可能。
イヴォーク4.0が持つサイズ感やスピードのインパクト、カバーヒットからの回避性能&直進性能の高さは、キムケンが独自で確立したオリジナルコンセプト。
魚のポジションがさらに絞り込めれば、猪突猛進系のカバークランキング展開も期待大!
そんなマグナムクランキングで重要なラインの話
岩盤や立木、オダなどが存在するリザーバーで、キワどい箇所に決まった時ほどバイトチャンスになりやすいのがハードベイト。
特にクランキングは何かに当ててナンボ。
ましてやマグナムクランクは物体自体が大きいため勢いも衝撃も強く、岩盤エリアではどうしてもラインに傷も入る。
そんなタックルでキムケンが使用しているラインは、フロロカーボンラインのオルトロスFCの20Lb。
硬質であるが柔らかい
とどまる事を許さないOLLTOLOS[オルトロス]感性はここから研ぎ澄まされる
(社)日本釣用品工業会糸径に究めて準じたマテリアル質量を持つ、単位断面強度が最高レベルのフロロカーボン原糸です。3号dia0.293mm=13.3lb+。この原糸にYGK特殊技術であるa1+加工を施し、糸径誤差が殆どなく最高強度が安定し、ナノスクラッチなどが入りにくい〝せん断強度〟をもたらし、突発的な外因性ダメージによる突然のラインブレイクへの対抗性を保持しパワーゲームを制します。更に延伸倍率と曲げ弾性率を見直し新開発テクノロジーを駆使し、最高相互到達点を意図的に設定することが可能となり、フィールドから得られた膨大な情報とYGKビッグデータをもとにトライ&エラーを敢行し、カバーやストラクチャーに対するラインの巻き付きなどを高次元で回避する直線性・張りをもたせながらリールスプール上でごわつかず躊躇なく渾身のフルキャストを決めれます。硬質であるが柔らかい、この相反性能を見事に突き抜けたのがオルトロスFCである。出典:Y・G・K
表面がササクレても内部のコアがしっかりしているオルトロスFCは、表面の傷が見えにくい1本ものの硬質フロロラインと違ってネバるので持ちもよく、傷が入ったその時点で即座に結び変えする目安になる。
「ネバる」は「伸びる」のではなく、柔軟という意味。急なラインブレイクも抑制してくれる作りのラインということ。
キムケンはクランキングもワーミングも、日本でもアメリカでも、ラインはエックスブレイド、フロロはオルトロスFC一択! それほど信頼を置くライン。