サーチと威嚇を兼ねた存在感とスピードはジャイアントベイト展開
奥村和正、ビッグフィールド、といえば、使わずにいられないのはジャイアントベイト。
今回、夢のサイズを追う展開はしなかったものの、やはり先発隊として用意していたのは、ギラギラコウゲキとNEWハイサイダー220。
使っていたギラギラコウゲキはタイプSS(プロト)。
ギラギラ攻撃。
強烈なギラツキを放つフラットサイドボディと、横っ飛びダートするスライド幅の広いスラロームアクションでモンスターを呼び寄せる凄まじい集魚力。ギラギラコウゲキは大型フィッシュイーターを獲るためだけに開発された超ド級のジャイアントベイトです。
ストライクゾーンから遠く離れたエリアからでも気付かせるだけの驚異のフラッシングと、視界から消えるほどの幅広いスライドアクションは、獲物を追うモンスターの本能を刺激する最終兵器となるはずです。
GIRAGIRA KOUGEKI
LENGTH:370mm(BODY295mm)
FLOATING model:330g出典:デプス
基本的には南湖、北湖ともシャローからディープまでのマンメイドストラクチャーや沈みモノ周り、北湖東岸などでは起伏の激しいロックエリアで投入。
今さら多くを語ることのないギラギラコウゲキだが、食ってくるサイズは強制的に選べるアイテム。
多投せずに一撃で仕留めるため、追わせる&気づかせるためのスローリトリーブと、リアクション効果を瞬間的に発生させるリーリングジャークのコンビネーションで使用。
ロケ時は通常と違ったテール形状のモデルも投入していたが、それはまた後日!
他を圧倒するフラッシングとダートアクションの融合。50㎝クラス以下は完全にシャットアウトする釣果度外視の夢直結系ルアーがギラギラコウゲキだが、アプローチは繊細そのもの。
近距離戦がメインだったこともあり、タックルはストロングジャークにタトゥーラ TW 300XH。ラインはソラローム®ビッグバスフロロ30Lb。
速さに寄せたクランキングはNEWハイサイダー
ギラギラコウゲキとは真逆の、ビッグバスに見切らせないスピードに寄せたジャイアントベイト展開が、NEWハイサイダー220のクランキング。
発売が間近となったNEWハイサイダーだが、硬質発泡ボディからABSボディになった多関節ジョイントベイト。
奥村さん的には172サイズと220サイズを多用し、今回は220がメイン。
マンメイドストラクチャー沿いはもちろん、地形変化や沈みモノに当てながら巻くクランキングでサーチ&ヒットで使用。
特に時間を費やしたのは雄琴周辺の水中堤防周り。
シャローに差す一歩手前のコンタクトポイントで、スピードとリアクションによる攻撃的なアプローチに大きな期待と可能性を感ぜすにはいられなかったが、この時は何も事件は起こらなかった。
実は昨年の琵琶湖では、8の字攻めでデカバスを釣ったとは奥村さん談w
使用タックルは、ヒュージカスタムH2S-75RFにタトゥーラ TW 300XH、ラインはソラローム®ルアーPEの55Lbにパワーゲーム ルアーリーダーの60Lb(プロト)。