釣りの総合動画サイト「Vish(ヴィッシュ)」ココロオドル釣り番組がマンサイ!
三原節 シーズン3 三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9)「流れを攻略! 府中湖のデカバスを斬る」

三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「夏中層の最終奥義!」

夏パターンの最終奥義は「沖の中層を直撃」できるモノ

三原節としては「夏=流れ」。平野部のリザーバー・府中湖であれば沖・岬が夏のデカバス攻略に欠かせないシチュエーション。

スタートダッシュはよかったが、そこから一気に沈黙した。そこで最終奥義的に投入したのがコレ!

ワカサギマジックスプーン。

ワカサギ“マジック”スプーンは、メタルジグのスピーディーで明確なボトム操作性と、ビッグスプーンのトリッキーでアピール力のあるフラッタリングアクションを兼ね備えたハイブリッドジグスプーンです。

細身でエッジの効いたボディーは、ラインテンションを張ると高速スライドフォールし、速やかにボトムに到達。明確な底取り感を発揮します。そして独特のRを持つボディーはハイリフトすると高く浮上し、そこからテンションを抜いてフリーフォールさせるとハイピッチロールしながらジグザグにスライドし、中層のパニックベイトを演出します。中層では独自の逃げ惑うパニックアクションでビッグバスの狩猟本能を刺激、ボトムではショートリフト&スライドフォールでリアクションバイトを誘発。ビッグスプーンの中層トリッキーアクションとメタルジグのボトムリアクションのアワセ技で、魔法のようにバイトを誘発する新感覚ジグスプーン。それがワカサギ“マジック”スプーンコンセプトです。

ベイトフィッシュの鱗の乱反射を表現し、同時に水を掴んで滞空時間の長いフラッタリングアクションを発生させる表裏非対称のハマードミラーフィニッシュ仕様。

裏技:前後逆にセットすれば、規則正しいハイピッチロール・フラッタリングフォールアクションになります。

ワカサギがいないレイクでも、規則正しいハイピッチロールで真下にフォールするため、
岩の隙間などのピンスポットを正確に攻略することができます。

出典:イマカツ

フックはピアスクアッドの#1に変更。

“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。

その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。

出典:リューギ

今回のように、ラバージグなどのボリュームがあるモノをフォール主体で使うか、魚を浮かせる水面系展開が主軸になるが、これらで反応がなくなった時に試したいのは、ワカサギマジックスプーンのリフト&フォール。

流れに対して差してくるタイミングであれば上流やインレットがベストだが、濁りで状況はよくない。

狙いを定めた沖は沈黙。この時に残された手段は「リアクション」。

ワカサギマジックスプーンは、ファーストフォールか1-2回のシャクリによるリフト&フォールでOK。

オカッパリだと根掛かりの危険性も高いので、ピンスポット的な狙い撃ちで十分。コレにしか反応しないデカバスもいる。

ミハラの夏対応BOXの中身を公開! オススメはVS-906!

夏のデカバス直結系リグはコレ!

裏技でも最終奥義でもなく、夏のド定番としてミハラが投入したのが、ヘビキャロ。

使用していたワームはタイニーゲンタホッグ2.5inch。

ゲンタホッグ3.5の機能はそのままに、コンパクトバルキーなゲンタホッグらしいボリューム感が損なわれないよう各パーツサイズを1から見直し最適化しました。

霞水系に限らず日本のフィールドで最もポピュラーなエビ(ヌマエビ、スジエビ)サイズの2.5インチにダウンサイジングされたタイニーゲンタホッグ。

出典:イマカツ

ここではヘビキャロのセッティングもおさらい!

シンカーはビーツTGの21g

相対する性能を併せ持つ、高性能シンカー。

ヘビーキャロライナシンカーにおいて必要な要素は、ピンスポットを感じとる「感度」と、ストレスなく使用するための「スリ抜け」である。”ビーツTG”はリグの進行方向・後方に対して重心があるバランスと、特徴的な本体の張り出し形状によって、過度な引っ掛かり感を実現。魚が好むピンスポットを的確に捉える事が可能となる。

ただし、根掛かりが多いとシンカーは使い物にならない。引っ掛かり感を得ながらも、根掛からないバランスを追求。シンカーのテーパー形状とリグの進行方向に突き出たチューブにより、障害物にコンタクトした際にシンカー前方を上に持ち上げる力が働き、根掛かりにくい。また、長く硬いチューブは岩の隙間に入り込むのを抑制し、ライン保護にも一役買っている。

“スタック感”と”スナッグレス性能”という相反する要素を両立する、理想のヘビーキャロライナシンカー。
それが「ビーツTG」

出典:リューギ

メインラインとリーダーは、キャロダンスイベルのヘビーで結束。

回転性能と軽さ。2つのバランスの結論。

ヘビー〜ライトなダウンショットリグからキャロライナリグまで対応する、高性能スイベル。通常のスイベルではヨリが取れない。3連スイベルではスイベルが重すぎる上、ワームが回転し過ぎる。テストの結果、出た結論がこの2連。ラインのヨレを軽減しつつも、ワームの回転も適度に抑制する。本体は軽量かつ、高強度を実現。バスフィッシング専用設計の、理想のスイベル。

出典:リューギ

今回は即席で作ったためクッションを入れてなかった(車に忘れてきた)が、夜光玉ソフトやコンボストッパーMを入れましょう。

出典:ささめ針

コンビネーションアドバンテージ。
入り数40個。ただ単純に入り数を多くしたのではない。
2個、3個と連続(コンビネーション)で使用する事も前提とした入り数設定である。連続使用する事で、かなり強力にシンカーを固定する事が可能となる。ラインの太さやシンカーの重さなど、状況によってベストな固定力に調整して欲しい。リグをストレス無く使い続けられる事が、釣果へと繋がる。

出典:リューギ

フックは、ヘビキャロ用に開発された新たな武器、LTキャロオフセット。

タイニーゲンタホッグ2.5inchには#2をセレクト。

ヘビーキャロライナリグ専用オフセットフック。
LT CARO OFFSET

小型でありながら太軸で高い強度を誇るパワータックル対応のオフセットフック。
アイ~クランクまでの距離を長く設定し、そこにキーパーバーブを配置。コーティングにはワームが滑りにくい“マットブラック”を採用し、ワームのズレを強力に排除する。ロングキャスト時やウィードやストラクチャーとコンタクトした際もワームがズレにくく、ピックアップまでロスなく魚を狙い続ける。

出典:リューギ

小さくてコンパクトなワームをロングキャストできるヘビキャロは、キャスト時や着水時のワームのズレが大きなストレスになる。

さらに、ヘビキャロで使う小型ワームに合わせるフックで、重たいシンカーを担げるヘビーロッドのパワーに耐えるフックも少ないのが現状だったが、LTキャロオフセットはそれらのストレスを解消。

広範囲を素早くサーチしながら食わせも両立できるのが、ヘビキャロの強み!

暑さがキビしい真夏ほどデカバスに効果的なのがコレ。

沖で流れを求めたデカバスを直撃できるヘビキャロは、夏も秋もよく釣れるとのことだが、秋はサイズが選べなくなるので夏の間に威力を体感してほしいとのこと

関連記事

三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「レイジースイマーナインの調整法」
3-8
三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「イマカツと加東市のコラボカラー登場」
3-6
三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「夏オカッパリの全層網羅タックル」
3-5
三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「夏の底層&近距離戦ルアーローテ」
3-4
三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「夏の中層ルアーローテ」
3-3
三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「初夏から夏の表層ルアーローテ」
3-2
三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9) 「答えは上流?それとも下流? 府中湖を大捜査」
3-1
この記事のエピソード
三原節 シーズン3 三原節[みはらぶし]其の玖(vol.9)「流れを攻略! 府中湖のデカバスを斬る」
番組TOPへ