本人も久々! 今回は夏に向かう遠賀川をランガン攻め
Taku ito伊藤巧にクギヅケ! たくみづけ。vol.11は、たくみづけで初上陸の北九州にやってきた。
北九州といえばココ、メジャーリバー・遠賀川(おんががわ)。
バスマスター・エリートシリーズの折り返しで一時帰国していた初夏から夏に差し掛かるタイミング。
特に今年は梅雨が7月末頃までと長く、遠賀川も梅雨絡みの大雨の影響を大きく受けたフィールドの1つ。
ロケで訪れた時も本流の流れは速く、増水気味で水質も普段より濁りが強め。
濁りは水質や場所によってウェルカムだが、流心の流れは強すぎると魚のポジションを大きく左右してしまう。
ただ、魚はアーリーサマーからミッドサマーに向けて動きだす頃合い。
そこで、たくみが探したのは、パターンでハメやすいフィーディングフィッシュ!
川バスのオカッパリはもちろん、狙って獲るうえでもっとも重要な「水色」と「流れ」をチェックしながら、シチュエーションに合わせて水面系、中層、ボトムと素早く切り分ける。
ただココは遠賀川。プレッシャーも高く、魚も賢い個体が多い。さらに流れのキツさで魚のポジションが定まらない。
1日半で情報収集しながら回ったエリアは約10カ所。そんな中で、わずかな水色と流れの変化を見逃さなかったたくみ。
瞬間的に狙ったスポット&エリアで連発したが、これはこれで前座フィッシュ。
環境の変化を捉えた翌日は、一撃ビッグを求めてさらなる決死のランガン攻め。
過去の記憶を頼りに道なき道を突き進み、エリートシリーズで培った新たなタクティクスでまだ見ぬ遠賀デカバスと渡り合う。
わずかな思い付きと瞬間的なローテーション。こういう時こそ答えは即座に返ってくる!
状況が不安定すぎて簡単ではない遠賀川で、四苦八苦しながら理想のパターンを探しだして狙い通りのビッグバス。
簡単に釣れるのも楽しいが、いろいろ考え、試して答え合せができるのはバスフィッシング最大の面白いところ!!
■Vish たくみづけvol.11本編