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たくみづけ シーズン6 伊藤巧にクギヅケ!たくみづけVol.11「初夏から夏の遠賀川攻め」

伊藤巧にクギヅケ!たくみづけVol.11 「バンク沿いの奥の手系テクトロ展開」

たくみのオカッパリで欠かせないテクトロの奥の手を公開!

オカッパリでテクトロは基本中の基本! 距離のある護岸ストレッチで水深があれば、やってみてソンはない。

本来はライトリグでのダウンショットやネコリグが定番だが、たくみの奥の手は、ラインを沈めるフリーリグ

使用するワームはエスケープツインやエスケープチビツイン。

メリハリの効いた動きに、ボリュームによる“強い”アピール効果を持たせたのが「エスケープツイン」ボリュームアップした各パーツは全てストレート系水押し形状。これによりフォールやリフトなどではスパッと動いてリアクションを誘い、着底の瞬間やシェイクでは各パーツが水を大きくかき乱し、強い存在感でアピールします。中でも特徴的な2枚の分厚いパドルは、アクション中はもちろんフォールやただ巻きでも上下に大きくウォブリングして他に無いアピールを見せます。全体としてのシルエットは標準的なザリガニに合わせた喰わせサイズ。高比重素材に混ぜ込んだ塩と、味と匂いの粒子がさらに喰い込みを確実にします。使い方は杭やブッシュなどのカバー直撃テキサス。ブレイクやハンプ狙いのキャロライナ。ビッグフィッシュ狙いのラバージグトレーラーとしてもベストマッチ。勝負の早い”強い”ソフトベイトの釣りに欠かせないワームです。

出典:ノリーズ

 

護岸が長く続くエリアでは、撃つべき所をしっかり撃ち込んで、あとは歩きながら新しい変化のある所までテクトロで流す方が効率もよい。

特に、地形変化や沈みモノがあるとかが分からない場合は、テクトロで歩く方が気づけることも多い。

ただ、最大のキーはラインを沈めたままアプローチできるところにある。

たくみの場合、ラインは20mほどだしたまま歩く。

そして、フリーリグ以外に試したのがヘビキャロのテクトロ。

ワームはエスケープチビツイン。

日本中のフィールドでメインベイトになり得るエビやゴリといった小さなベイトフィッシュにベストマッチしたサイズで、「エスケープツイン」のルアーパワーを踏襲するソフトベイトが「エスケープチビツイン」。 バスが吸い込みやすい一口サイズでありながら、アームパーツが水を動かすことで大きくアピールし、バスの本能を刺激します。試行錯誤を繰り返して辿り着いたベストサイズのフロントアームは、フォール時にはコンパクトに折り畳まれ、ステイ時にはしっかりと開いてバスにアピール。それだけでなく、エビがホバリングする様を演出することにも役立っています。 テキサスリグや直リグだけでなく、ヘビーダウンショットリグ、ヘビーキャロライナリグなど、さまざまなリグに対応可能。ハイプレッシャーによるタフコンディションな状況を打破する力のあるコンパクトソフトベイトです。

出典:ノリーズ

 

フックはダブルエッジの#1/0。

諸刃の剣という名を持つ鈎。掛ける為の攻撃的超細軸設計。

強引すぎるファイト、オーバースペックタックル(Hクラス以上のロッド、16lb以上のライン)は、あえて想定せず、ギリギリまで細い軸線径に設定。その上でロングテーパー、TCコートを採用。フックポイントの掛かりが良く、カバーやテトラ越しなど、十分にフッキングパワーが伝わらない状況の消え入るようなバイトですらもスッポ抜けず、なんとか魚にフックを掛ける事を目的に設計した。

掛けてからは、バレとの戦い。バレにくさを追求し、形状・バーブなど、フックのトータルバランスを煮詰めた。仮にストラクチャーに巻かれ、ラインテンションが抜けるような状況においても、時間をかけてランディングへと持ち込む。獲る為の弱さと言う、矛盾する選択。ダブルエッジ。

“諸刃の剣”という名は、このコンセプトから冠されたもの。この強烈な個性を使いこなし、強力な武器として欲しい。

出典:リューギ

セッティングは普段通りだが、テクトロの場合、シンカーは水深が浅い場合が多いため、21gから17.5gに変更。

ちなみに、ビーツTGは現在、浅い場所はもちろん、テクトロでも扱いやすい14gよりも軽いウエイトをテスト中。

相対する性能を併せ持つ、高性能シンカー。

ヘビーキャロライナシンカーにおいて必要な要素は、ピンスポットを感じとる「感度」と、ストレスなく使用するための「スリ抜け」である。”ビーツTG”はリグの進行方向・後方に対して重心があるバランスと、特徴的な本体の張り出し形状によって、過度な引っ掛かり感を実現。魚が好むピンスポットを的確に捉える事が可能となる。

ただし、根掛かりが多いとシンカーは使い物にならない。引っ掛かり感を得ながらも、根掛からないバランスを追求。シンカーのテーパー形状とリグの進行方向に突き出たチューブにより、障害物にコンタクトした際にシンカー前方を上に持ち上げる力が働き、根掛かりにくい。また、長く硬いチューブは岩の隙間に入り込むのを抑制し、ライン保護にも一役買っている。

“スタック感”と”スナッグレス性能”という相反する要素を両立する、理想のヘビーキャロライナシンカー。
それが「ビーツTG」

出典:リューギ

ヘビキャロ(17.5g)もボトムから浮かさない意味で非常にやりやすい。

引っ掛かっても外れてくれるビーツTGなら、なおやりやすい!

テクトロ最大の利点が、ラインを沈められる=ラインの存在感を消せること!

しっかりラインを沈めることで、プレッシャーの高いバンク沿いのバスでもバイトゾーンを広げられる。

歩く速度や使い方よってはヘビキャロの方がワームをよりスローに扱えるので、歩く距離やシチュエーションでフリーリグと使い分けてみるのも1つのテ!

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