春=「シャロー&ディープ」
春シーズンのエギングで、良型アオリがリンクする場所はズバリ、シャローかディープの2極化。
シャローは産卵行動や一時的な捕食行動によるもので、なだらかなフラットエリアに海草などが生い茂り、水温が安定していて波や干満の影響を受けにくいであろう場所が理想的。また、障害物が多いのも狙いドコロになる1つの要因。
かたやディープエリアは、冬の延長線によるもので、水温の加減でまだシャローまであがれない個体がリンクしやすいといえる。
そんなディープで日中に狙うとなると、ボトム狙いが中心。
広大な海域では、ある程度の絞り込みができるとできないで効率は大きく変わるため、実績場の中でも撃つべきシチュエーションを状況(潮位や潮回り、水質や水温変動、エサの有無など)に合わせて決めておくことがベスト!
餌木蔵劇場1回目の取材時は気候的に暖かいと思いきや、まさに花冷えと呼ぶべき極寒モードの冷え込みとド爆風で水質はジンクリア。水温は底まで落ちきったタイミングだったのか、時間が経つほどシャローにベイトの気配がでてきたほど。そうなると答えは早い!
外気がよっぽど冷たかったのか? その証拠に、アオリイカの手足はすぐにクルっと丸くなってしまうほど。
とにかく春シーズンのエギングでは、目まぐるしく変化する現場の状況に合わせた基本に忠実なアプローチ&展開が奏功!!