居付き? それとも回遊? 遠賀川水系で魚を探す
よいタイミングで行こうと予定していたが、大雨の影響などで何度かリスケを余儀なくされたのが、九州での三原節ロケ。
その九州エリアで川バスといえば「遠賀川」。
今回の三原節 其の什(vol.10)は、北九州のメジャーリバー・遠賀川水系で川バスを斬る!!
訪れた遠賀川は上流をメインに、彦山川と支流の犬鳴川も視野に入れて状況を見つつランガン作戦を遂行。
訪れたのはまだまだ暑いタイミング。
特に今年は猛暑・夏日とはいわれていたが、酷暑としかいえないシーズン。ただ適当に釣りをしていても結果はついてこない。
行くべき場所やエリアによって効率よいアプローチが運命を左右した。
堰で仕切られたエリア内の上流部のみに照準を合わせ、居付きのビッグワンと、回遊してくるデカバスに狙いを絞る。
高気温・高水温=流れとシェードは欠かせない要素。
この要素が絡むスポットを素早くランガンしながら魚の存在を探していく。
開始早々ランガンし、水通しのよいエリアでいきなりデカバスを見つける。
魚の居場所は読み通り! ならば意外にイージーかと思いきや、ここは遠賀川水系。
水色はステインからクリア、流れは速く、平水安定から減水に向けて動くタイミング。
思っていた以上に魚の勢いはなく、見つけた魚をどう食わせるのかが焦点となった。
キーワードは、時間帯ごとにシェードゾーンになる岸沿い、酷暑の中でも涼みとなる流れ。
そして、中休みとなる昼食処!
たまたま出会った地元のアングラーでもあるウメキョーくんと情報交換もしつつ、くるべき時を待つ。
遠賀川フリークご用達のお食事処・バスキチさん、お世話になりました!
釣りに行けなくなるかどうかは人次第、気合い次第!
そんなこんなで迎えた酷暑の遠賀川水系での三原節ロケは、見えたバスをイメージ通りにどう食わせるか。
ミハラならではの観察眼と、バスの目線や意識に合わせたローテーションで瞬間的な打開策を素早く見出すことに成功!
時にはボトム、時には表層、時には岸沿いでバイトを誘発しマクることに成功!!
ミハラの想像を一歩越えた破壊力を持つアイテムの新たな可能性にもつながる釣行となった。
正直キビしい状況ではあったものの、食わせた魚はすべてデカい!!
これこそオンガ水系の魅力!
居付きと回遊の瞬間的なフィーディングモードをうまく捉えたミハラは、いつも通りの一歩間違うとボーズすれすれの展開でもある節を押し通す!
狙い澄まして手にした魚の価値は、勝手に釣れた魚の何十倍の値打ちがあるはず!
これがミハラのバスフィッシング、三原節!!
■Vish 三原節 其の什(vol.10)はコチラ!