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ヒロセマンのショアジギ道場R シーズン7 ヒロセマンのショアジギ道場R vol.20「衝撃! ジグパラDEデイタチゲーム」

ショアジギ道場R vol.20 「アタリ倍増のゆっくりジャーク」

タチウオ狙いのジャークに速さはいらない! ゆっくりジャークがベーシック

ショアジギングの面白いところはロングキャストの爽快感と、ジグをシャクる動作。これがクセになる。

シャクリのパターンもいろいろあるが、道場長ヒロセマンいわく、タチウオ狙いのショアジギングでは素早いジャークは必要ナシ!

その理由は、遊泳力が高くないタチウオは速すぎるジグの動きについてきにくいこと。

そして、レンジを釣るタチウオゲームではジグのレンジも重要だが、アタリのあるレンジを的確にトレースできるかどうかがバイト数を大きく左右する。

縦にロッドをシャクる場合は、ワンピッチ(1回シャクってハンドル1回転)でゆっくり3-4回小さくシャクる程度でOK。

ロッドは軽く握るぐらいで、ゆっくりリーリングしながら引っぱりあげるイメージ。

この時に、ラインスラックをあまりださないようにするのがコツ!

フォール時はバイトチャンスになるが、ラインスラックをだしすぎるとジグを丸呑みされた時や、掛けた時に周りにいるタチウオの活性が高まって追い食いし、水中でたるんだラインを嚙み切られることも多い。

実際、ラインをいかに噛まれず&切られずにキャッチするかが、タチウオゲームの難しいところ。

食った瞬間はアタリも明確で、シャクった時に掛かるカウンター的なバイトもクセになる要素。

掛けた瞬間の重量感と、ファイト時の抵抗が急になくなる危機感は、誰もがワイワイ騒げるところ。

掛けた時も大きなポンピングは必要なく、しっかり掛けてからはゴリ巻きでOK。

あとは一気にゴボウ抜きでランディング。

水深にもよるが、シャクって誘う場合はジグを底まで沈めるのが基本。

そこから数回シャクって落とすわけだが、タチウオが中層や表層に浮いている時は20gなどの軽いタイプ、底付近まで沈んだのでは? と感じた時は30gや40gなどをセレクトするのが分かりやすい。

ジグの重さを選ぶ目安は、その状況下で確実に着底が分かるもの。底取りできる一番軽い重さが根掛かりのリスクも減らしてくれる。

ビギナーの人でも気軽に楽しめるのがタチウオ狙いのショアジギング。動作も複雑ではなくシンプルで、疲れない。湾奥に入ってくる晩秋シーズンだけに、マヅメの時間帯はジグパラ新色片手にぜひトライしてほしい

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