シャクってアタリが消えたら次はタダ巻き！
タチウオ狙いでは、タチウオがいるレンジに合わせてトレースすることが非常に大事。
時間経過や活性によっては反応のあるレンジが目まぐるしく変化する。
本来は朝夕のマヅメが最大のチャンス！ このわずかなタイミングで素早くパターンをサーチするのが、タチウオゲームの難しくもあり面白いところ。
基本の３－４回シャクって底まで落とすパターンでアタリが消えたら、次は横方向をタダ巻きで探る。
ジグが着水してからは底まで落としてもOKだが、タダ巻きでも泳ぐジグパラならではの使い方！
表層でも中層でも底でも、任意のレンジまで落としてから一定の速度で巻き続けるだけ。
この時に注意したいのが、あまり速すぎるスピードで巻かないこと。速すぎるとタチウオが追い付けない。
個人的に、リールは4000番台のエクストラハイギアを使用しているが、かなりスローに巻いた方がアタる気もする。
探るレンジはジグの重さで変えても、巻く時のロッドの高さで変えてもOK。ロケ時はシャロー中心だったため、20ｇが一番扱いやすかった。
一定のレンジをゆっくり泳ぐようなイメージ。
岸付近や足もとで急にゴツンとロッドやリールを巻く手が止められるほど強烈にバイトするので、そのままストロークのあるフッキングで巻き続ければ、取りこぼしも少なくなる。
とにかくレンジにシビアなタチウオだが、暗いうちからマヅメは一気にレンジが上ずったり、一気に接岸することが多い。
ただ、これはマヅメの一瞬だけ。チャンスタイムは極わずか。
接岸すると、ほぼ足もとにきてから食ってくるので、タダ巻きするなら足もとまでていねいに巻き続けることが大事！
沖からしばらく巻き続けて、途中の回収中にアタりだした時は接岸したタイミング。次のキャストでは的確に足もとまで巻き続けるのが釣果を高める１つのキーワード！
