朝の本命アプローチはコレ
減水池でのステルス攻め。
まず朝のタイミングに本命として投入したのが、極小バイブレーション。
ルアーはご存知、レベルバイブブーストだが、サイズは5gや7gの通称・軽ブースト。
ブーストは、その名が示す通り「コンパクトbutハイインパクト」のリアクションベイト。
極薄ソリッドボディによって、コンパクトボディとは思えない飛距離、アクションレスポンス、ビビッドバイブレーションを実現しています。
ストレートリトリーブではタイトかつパワフルな振動を刻み、リフト&フォールでは、ショートストロークのロッドワークにもかつてないレスポンスとタイトピッチバイブレーションを発生。手首を返すだけのショートレンジリフトにもしっかりと振動を生む繊細さを備えています。
メタルバイブの硬く機械的なアクションや外観の無骨さを排除し、極めてナチュラルな柔らかい振動とABSボディ特有の艶めかしい風合いを実現。気難しい魚の口をこじ開ける小さな大巨人「LEVEL VIB BOOST」が、攻めの幅を広げるはずです。
出典:レイドジャパン
フックはピアスダブルの#8に変更。
ピアストレブルシリーズの遺伝子を受け継ぐRYUGIダブルフックのフラッグシップ
フッキング率と貫通力を高める、ワイドギャップ&やや内向きポイント、そして小型化したバーブ。
高い強度を生み出す形状。鋭さを持続する為の、高耐久素材。ピアスシリーズで培った、ルアーフックのノウハウを全て注ぎ込む。その上で、ダブルフックというフックが使用される状況を検証し、得られた結果をフィードバックした。
同じルアーでも、トレブルフックよりワンランク大きめのサイズを搭載するダブルフック。#8-6は小型ルアーで使用される状況を想定し、やや細軸に設定。弱いフッキングパワーでも、十分な貫通力を発揮する。#4-1は通常使用を前提に、ピアストレブルと同等の軸線径を採用。強度を確保。#1/0-2/0は大型ルアーへのセットを想定。必要以上に太すぎない線径設定とする事で、高い貫通力を発揮する。2本のフックの開き角は、スナッグレス効果を重視しつつも、フッキング率を下げ過ぎない絶妙のセッティング。
考え尽くした末の結果を、体感して欲しい。
出典:リューギ
朝からの狙いドコロといえば、シャローではなく深いエリア。
その理由は、深場にポジションするデカバスほど、水が冷たい時間帯は一気に浅い所まで泳いでくることなく、水温変化が少なく居心地のよい場所(=深場)で捕食しやすいとのこと。
深場といえども浅い側にあがってきやすい大きな地形変化(岬やブレイク)がキーになるため、池の中でも大場所は欠かせない。
こういった場所が狙いドコロになるが、重要なのはアプローチ法。
深い側にポジションしている個体に対して効果的なのが、魚に寄せていくスローでステルスな攻め。
基本はタダ巻き!
今回のお題は減水池攻略だが、減水していれば魚の居場所を特定しやすい=絞り込みやすい。
減水していれば簡単にアタらなくても、時間経過とともに魚の動きが分かりやすい(読みやすい)。
ただ、こういった環境下で、ルアーを見切らせないリアクション一辺倒な攻め(高速巻きだけ)は、底ベタなバスを意外とバイトに持ち込みにくい(嫌がる)。それならばどうするか・・・。
底の魚に合わせてスローにルアーをトレースしてやる方が追う気が少ない個体でもバイトチャンスを高めることができる。
さらに細かくお伝えすると、オニちゃんの持論では、減水池ではリアクション的な高速巻きのイメージもあるが、速く巻くことでラインが真っすぐ引っぱられやすくなり、魚には当たりやすいがルアーではなく先にラインに触れることが大半(=魚は逃げている)。
スローに巻くことで、ラインよりもルアーが魚の近くを通りやすくなるため、自ずとルアーに対してバイトチャンスを増やせるのが、ステルス巻きの極意!
そこで生まれたのが、極小バイブレーションのスロー巻き。
ちなみに、スロー巻きで魚に当たりにくい時ほど魚が(ルアーを避けて)動ける状況=まだ水温が高かったり魚自体のテンションが高い。
スロー巻きでしか当たらない時こそ魚のポジションも定まっていると思って間違いない。
減水池でゆっくり底を引きたい場合、重たいルアーではスローに引き切れず、底に堆積する髪の毛のような枯れヒシモの残りを拾いすぎてしまうこと。
これらの理由から、5gや7gのレベルバイブブーストでダブルフック仕様が現時点でのベストアンサー!