時合がくれば横方向のハードベイト!
冬の寒さキビしいタイミング。
1日のうちでもルアーを食ってくるタイミングはごくわずか。
朝は先述した通り、ニアディープエリア。深い側でスローに捕食する傾向が強い。
ただ、そこから次の展開は水温上昇の時間帯。
水温上昇で魚の意識は気持ち、浅い側に傾くことが多い。その理由は、浅い所に隠れている稚ギルの存在。
水深30cmにも満たない激浅ゾーンでも落ち葉などの下に隠れているのが、稚ギルなどのマイクロベイト。
特に水が少ない浅いエリアは水温上昇度も高い。
つまりは、1日の中でも水温上昇率の高い時間帯が時合でもあり、狙いドコロになる。
オニちゃんいわく、冬の時合は朝イチではなく午前中で、8時から11時の間に起こることが多い。
ただ、時間帯は日によってまちまちで、日照の有無や気候で変わる。
そんな時合は5分、10分、15分、ないこともある。
浅いエリアの立地条件にもよって変わってくるが、午前中だけでなく、水温上昇がピークに達する夕方前も起こりうる。こういったタイミングで強いのが、横方向に引けるハードベイト。
オニちゃんが使っていたのは、レベルバイブブーストの14gと18g。
Length: 60mm Lure Wt.: 14g/18g
ブーストは、その名が示す通り「コンパクトbutハイインパクト」のリアクションベイト。
極薄ソリッドボディによって、コンパクトボディとは思えない飛距離、アクションレスポンス、ビビッドバイブレーションを実現しています。
ストレートリトリーブではタイトかつパワフルな振動を刻み、リフト&フォールでは、ショートストロークのロッドワークにもかつてないレスポンスとタイトピッチバイブレーションを発生。手首を返すだけのショートレンジリフトにもしっかりと振動を生む繊細さを備えています。
メタルバイブの硬く機械的なアクションや外観の無骨さを排除し、極めてナチュラルな柔らかい振動とABSボディ特有の艶めかしい風合いを実現。気難しい魚の口をこじ開ける小さな大巨人「LEVEL VIB BOOST」が、攻めの幅を広げるはずです。
出典:レイドジャパン
フックはピアストレブルダガーの#7に変更。
タフ化するフィールドに順応し進化する、ピアストレブルの遺伝子。
経験から導き出された掛るフックポイントセッティング。
耐摩耗性に優れた特殊鋼材。RYUGI剛性論に基づく形状。異次元の貫通力を生むTCコート。
ピアストレブルが誇る性能はそのままに、ライトプラッギングに対応するようダウンサイジングを施したのが、
このピアストレブルダガーである。1点で刺さるワームフックと違い、トレブルフックはルアーに装着される特性上、2点、3点で同時に刺さる事が予想される。ただでさえもフッキング時のパワーが1/2,1/3となる特性を持つフックの上、ライトロッド、ライトラインでの弱いフッキングが前提となれば、フックアップミスのリスクは大きくなる。 ピアストレブルダガーはただダウンサイジングするのでは無く、 ややロングシャンク化する事でフッキングパワーを向上させると同時に、 ショートバイトを絡め取りやすいセッティングへと最適化。
バーブもやや小型化する事で、 しっかりと魚にフックアップし、 ランディングへと持ち込む。
その血統は、紛れもなくピアストレブル。出典:リューギ
時合といえども魚にとって動きにくい低水温期。
触れるだけのショートバイトも絡めとるには、細軸でロングシャンクのピアストレブルダガーが必須!
朝の時合であれば魚の勢いもスロー調。あまり速すぎるとルアーに追いつけないため、スロー巻きが主軸になる。
体が温まった魚に勢いがつきやすい夕方の時合となると、ある程度はエサを追いかけさせるためのスピードによるリアクション要素が吉と出る。
特に短時間で終了する夕方の時合は浅い場所でもスピーディーにサーチしやすい重ブーストの出番。
実際、ロケ時は夕暮れが近づくとともに雨まじりのローライト。
狙い定めた深い側では反応しない中、シャロー一歩手前でドトウの連発劇!
朝からほぼチャンスがない状況の中、ほんの10分ぐらいの間に連発!!
深い場所を巻くから重くしたのではなく、シャローのフィーディングフィッシュを反応させるスピードリアクションが的中。