外海と港内で量型アジ連打!
Vish トミー敦のあじすた!vol.14は、以前にもお邪魔した離島・阿多田島(あたたじま)にやってきた。
季節はまだまだ寒い時期だったが、夜の気温は現在と変わらないぐらいの季節感。
ここ阿多田島を舞台にしてトミーのアジングに密着!
今回は(も)ご存じ、広島エリアのアンバサダー・谷野さんもご一緒。
阿多田島といえば、2年半ほど前のあじすた!でも訪れたフィールドで、とにかく生命感のありすぎる離島。
前回は夏あと頃、今回は早春の気配が見えはじめたタイミング。
アジ以外のターゲットも動きだした話を聞いていたトミーは、楽しみしかないようだった。
ちなみに前回は夜8時にはすべて終われるぐらい釣れる予定だったが・・・果たして今回は如何に?
今回の狙いドコロは、大きく分けて2つ。
外洋に面して水深のある外向きと、そんなに浅くはないが比較的シャローな港内。
夕マヅメをすぎてからのファーストアタックは外向きのディープレンジを探っていく。
あじすた!では、当日のお題が存在しない。その時々の状況に合わせて生まれる再現性のあるアジングを、観ている人が実践できるよう、いかに伝えられるかが勝負ドコロ。
そのため、まずは状況確認してからの作業になるが、外海側はアジスタ!TG2gで70カウント後に着底する、かなり深い場所。
さらに沖側から潮が向かってくる「当て潮」。軽量ジグヘッド主体のアジングでは、けっこう難しい状況でもある。
そんな中でもトミーはアジのポジションをサーチしながら、この時のバイトゾーンを素早く察知!
ディープレンジの底付近でカケあがった付け根の深い側。ただ、操作が早まると足元に流されて引っかかる。
さらに当て潮でコントロールが難しい中、ここにジグ単を送り込みながら次々とアジをキャッチ!
ワームもローテーションしながら反応が集中するタイプを見つけて、さらに連発!!
仲間ときててしゃべっていたら重要なカウントダウンも忘れるほど、かなりシビアな状況だったが、ゾーンに入ったトミーは誰も止められない!!
この場所のタイミングとアプローチ、絶妙なレンジコントロールがバチっとハマり、量型アジが連発。
誘い方や動かし方は複雑ではなかったが、アジの食うレンジやポジションがシビア。
ディープレンジで当て潮の中、その場所にジグ単を自然と送り込めるかどうかが最大のキーとなった。
簡単ではない状況だが、コツをつかめば連発できる。それがトミー敦が求める再現性のあるアジング!
ここ最近のフィールドでは貴重となった時合的なタイミングもしっかり捉え、ほぼお仕事終了の雰囲気に突入。
トミーが年に幾度か訪れる阿多田島には知人もいるため、今回は阿多田島の知人たちとも楽しむのが本当のお題!
場所を変えて食事タイムだが、心配していた釣果も問題ナシ。
再現性のあるパターンを実践でき、中身もいうことなし。
すでに満場一致でロケ終了ムード!
あれこれしているうちに、再びアジが釣れだした。
シチュエーションは先ほどと打って変わって港内。
外洋に面したディープと違って、水深はそこそこだが潮の動きはない。
今度は常夜灯付近に溜まるアジが相手!
アジスタ!TGの2gで底まで約30カウント。先ほどと違うのは水深以外に潮の流れの有無。
すぐに沈みやすいジグ単の軌道修正をかけて攻めると、ここから怒涛のアジラッシュに突入!
同じエリアを攻める谷野さんは珍しく苦戦しながら、アジやメバルをキャッチ。
反応がよかった波動系のワームローテで、さらにバイトを引きだし続けるトミー。
新作ワームシリーズの良きテストにもなったかもしれないほどの釣れっぷり!
港内のシチュエーションでも再現性のあるパターンを構築し、外海のディープでも港内の浅場でも最大のキーは「トレースレンジ」と「泳層(レンジ)コントロール」にアリ!
ゲーム性のあるアジングで、もっとも重要なレンジコントロール。
水深や潮の動きに合わせて思い通りに微調整できているかが、釣果のすべてを物語る!
■Vish トミー敦のあじすた!vol.14本編