アジングといえばコレ! 港内で的確に釣る秘訣
小休止のあとに開始したのが、港内の内向き。
外海のディープ攻略と両極端のシチュエーションだが、どこにでもある一般的なロケーション。
今回は港内の中腹というか、激浅ではないシャロー場で実釣。
幸い、常夜灯も点いて十分効いている時間帯なので、港内でも的確に釣るためのアプローチに密着。
狙ったのは港内で、届く範囲内はアジスタ!TG Sの2gで着底まで35カウント。
そんなに浅いワケではないが、先ほどの外向きと比べると比較的浅い。
そんなシチュエーションの港内だったが、実際に釣れたレンジは20カウント前後に集中。
外海側と違って潮も効いておらず、常夜灯の効力でアジが溜まっている状況だった。
ここで投入したのは、アジスタ!TG Sの2gに、ブリリアント2.5inchのイカシテルモデル(テストサンプル)。
●細くても強い!鋭い刺さりと針先が鈍りにくく長持ちするハイカーボン素材フックを使用。
●ラウンドベースのヘッドで飛距離が出せ、斜め上に引くことを考慮した水受け断面で軽量でも操作感が高い!
●S・Mは速掛け対応のオープンゲイプ、SSは小さなアタリに対し刺さりをフォローする針先ネムリ仕様
●すっぽり口に入りやすいショートシャンク。
出典:ティクト
数多のリクエストにより2.5インチがついに復活!
ボリュームのあるリングボディとパドルテールが、エサがここにあるという存在感を示し、そのアピール力はUSBワームの中で群を抜く存在!
イワシ・キビナゴなどデカベイトに付くギガアジや尺メバル攻略にも。
【1Pack入数】 8pcs.出典:ティクト
イカシテルモデルは2024年のフィッシングショーで発表されていた、新たなニオイ付きのシリーズ。
カラーもこのシリーズ用に数色ラインナップ予定。
水深的にアジスタ!TGの2gで30カウント。
バイトがあったのは20カウントぐらいのレンジだが、潮がないことと、シルエットが小さいタングステンのヘッドだけに、止めたりテンションを抜くとリグがすぐに真下へと落ちてしまう(アジのレンジを外してしまう)。
ここでトミーが実践していたのは、誘いを掛けたあとに竿先で上に引っ張りあげる動作!
潮の流れや風などがあれば、この抵抗を利用して動かしたリグを水平移動させやすい。ただ港内は潮もなければアシストする風もない状況。
そこで、アクションを加えたあとにリグを上方向に軽く持ちあげることで、アジのいるレンジ&バイトゾーンを外さずにトレースしていた。
さらに、ワームは各種ローテしていたが、この日はピンテール系よりもリングボディでパドル系のブリリアントに反応が偏っていた。
ワームの波動の違いもあれば、ちょっとした抵抗で沈むのが遅いなども考えられるが、これこそローテしていないと分からない現場での答え。
真ん中(白っぽいカラー)がブリリアントの1.8inch(絶賛プロトタイプ)。左端(C-26 銀粉ジャコブルーUV)がブリリアント2.5inch。
今回ブリリアントは、この2種類をローテーション
トミーいわく、使っていたジグヘッドがアジスタ!TG Sの2gだったが、この環境であれば1gでも釣ることは可能とのこと。
その理由として、誘いを掛けたあとに上まで引っ張りあげなくても、この状況下で1gならばアジのゾーンから大きく外れにくいから。
つまり、ここではタングステン素材のジグヘッドだから釣れるとか、鉛の方が釣れるという理由ではなく、アジのいるレンジ、バイトしてくるトレースレンジを、いかにしっかりキープできるかが重要!
アジがいるエリアや場所を絞り込めていたら、あとはレンジと釣り方を合わせるだけ。
ジグヘッドやワームも、一番使いやすいモノに当てはめていけばOK。これを探しだすゲーム性の高さが、アジングにはある。
そんなこんなで、港内でもパターンを素早く見つけだして続々とバイトラッシュを引きだすトミー。