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奥田学 BigTheory シーズン1 奥田学BigTheory vol.1「ポストを征するビッグセオリー」

【奥田学BigTheory vol.1】ギリギリ限界の食わせタックルセッティング

口を使わせるためのライトラインはフロロ4Lb!その理由はここにある!!

ポストスポーンのビッグサイズは、とにかく食わせにくい。特に、ミッドスポーン期からポストスポーン期といえば、回復に向かうまでに動く体力がないうえ、GWから強烈なプレッシャーを受け続けてきた個体であり、大型であればあるほど極めて気難しい状態になっているのが例年のパターンでありセオリー。

そんな大型に口を使わせるため、もっともキーになるのは「ライン」にある。

今回導入した中で一番食わせに突出したタックルが、チューンド・ジジルやスタッド5inchのジグヘッドリグで使用したスピニングセッティング。

ジジル&スタッド5inchジグヘッドリグ用
ロッド:バンタム274M(シマノ)
リール:NEWステラC3000XG(シマノ)
ライン:バリバス・ガノア・アブソルートAAA 4Lb(モーリス)

ロッドやリールはボトコン用と同じだが、ラインは高強度で長きにわたり信頼を置いているフロロカーボン「ガノア・アブソルートAAA」で、デカバス相手には細いと思われがちな4Lbを合わせている。

出典:モーリス

 

食わせるためのラインプレッシャーも考慮し、風の影響を受けにくいコントロール性の高さも理由の1つ。さらに大きな理由の1つとして、ラインが発する糸鳴り音の違いも大きいそうで、4Lbと5Lbでも魚に与えるプレッシャーは大きく異なるとのこと。

3Lbまで細くするとストラクチャーに対して極端に弱くなるため、絶妙のバランスと強度を実現している4Lbを選んでいる。

マンメイドストラクチャー周辺で掛けた際は274MのパワーとNEWステラのドラグ性能をアドバンテージに、根ズレに対しても非常に強いガノア・アブソルートAAAの強度を信じた結果、ジジルのデッドスローアプローチでポスト状態のデカバスを狙い通りに食わせることに成功!

ファイトシーンを見れば分かる通り、トルクのありすぎるデカバス相手でも主導権を与えることなく、ロボ特有のパワーファイトでランディングに成功。

奥田さんのフロロ4Lbに対する信頼性の高さは、今まで獲ってきた数々のモンスターサイズ実績でも実証してくれている!

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