クレバーなビッグサイズほど早く動く!季節や状況前倒しのサーチは欠かせない
アフタースポーンからもう1つ季節を延ばしてアーリーサマーに対応する展開として用意したのはシャッド系。その理由として、アフターからアーリーサマーに向けて大型バスほどシャッド系への反応が格段によくなる時期であるということ。
アーリーサマーに向かうにつれ、エリアとしては環境のよいシャローやディープゾーンに移行する。
その状況を加味して持ち込んだのは、まだ時期的に早いながらアフター攻略の主軸となる表層系ビッグベイト。特に効いてくるのはレスポンスのよいビッグウェイクベイトや移動距離を抑えられるグライドベイト。
現場投入したのは、奥田が手掛けたビッグベイト「BTフォース」と「BTスラプター」。
奥田学監修のビッグウェイクベイト「バンタム・BTフォース」
BTフォースは水面をタダ巻きして狡猾なビッグを探すために投入。ワイドリップと独特なテールによる波動&飛沫がモンスターバイトを誘発(カラーは新しく追加された140 ベイトギル)。
出典:シマノ
浮力も高く水への絡みも独特で、止めれば浮くのもBTフォースの大きな強み! 縦系ウイードやマンメイドストラクチャー沿いを泳がせつつ、要所でステイさせれば自発的なアクションでも誘いだしてくれる。
アクションは元より、特殊形状ウエイトによる多音発生システムや、ジョイント部のギミックなど、これぞ奥田学というコダワリを凝縮しているのが、BTフォース。
詳細はSHIMANO TV公式チャンネルの各動画を要チェック!
奥田学監修のビッグベイト第二弾「バンタム・BTスラプター」
出典:シマノ
BTスラプターはスライド系アクションでデカバスの本能を直撃するビッググライドベイト。わずかなロッドワークでも反応して動くため、非常にアクションレスポンスが高いアイテム。
アフター直後の動きにくい個体を浮かせるべく、奥田が投入したのはウエイトなしのノーマルで、さらにフロント・リアともフェザーフックをセットすることでアクションレスポンスを落として使用。移動距離を抑えながらアフターが反応しやすいアピールと存在感を実現。
少し沈めたい場合や、さらにアクションレスポンスを高めたい時は、腹部に設けられたパーツにネイルシンカーを挿入することで、沈めたり、水噛みを高めることもできる。