BigTheory vol.1ロケは2019年6月中旬、琵琶湖最北端から出撃!
奥田学BigTheory(ビッグセオリー)は、マザーレイク・琵琶湖の狡猾なビッグワンを狙って獲るため、デカバスハンティングマシーン・ロボ奥田こと、奥田学氏が莫大な経験と実績から構築したビッグバスのみ絞り込んだ独創的なセオリー(=BigTheory[ビッグセオリー])に密着&検証していくWEB動画番組。
タイミング的にちょうど季節の変わりめとなったが、奥田の照準はポスト~アフタースポーン。狙うはもちろんビッグワンを狙い通りに食わせること。
広大すぎる琵琶湖はエリアによって季節感も様々。北湖だけでも東西南北で水中の季節進行はまったく異なる。
今回はファイブオーシャンマリーナ(大浦湾)を拠点に、東岸の湖北町、長浜エリア、彦根エリア。そのまま横断して西岸の白髭・高島~近江今津までの各所。北部にあたるマキノ、大浦、つづら尾崎をサーチ。
ほぼほぼ北湖の半分をランガンしたが、各エリアで季節感はすべて異なっている。東岸は流入河川が多いのと比較的水深も浅いために水温上昇も早く、特に長浜エリアは季節進行も早いエリアという認識でアフタースポーンメインのチェック。
西岸は水質がクリアということとドン深で水温変動も少しニブいことから、イメージはポストからアフター直前。北部にあたるマキノ、大浦、つづら尾崎はミッドからポストのピークを越えた状態で意外と季節感は進みながら安定している状態。
大きく分けると3エリアで、そのどれもがそれぞれ別の季節感だが、季節の変わりめのためタイムラグはあまりない。
さらに、ロケ数日前の大雨や荒れによって水温低下と激濁りで東岸は完全にデッドウォーター。西岸も普段通りの水質ではなく、さらに湖流がまったくないノーカレントモード。
正直、東も西も釣れない環境は揃い踏みだった。
デッドウォーターでノーカレントという状況下となったが、狙いはポスト、アフターの2タイプ
ポストとアフターの狙いドコロとして代表的なのは、湾奥ならば身を寄せられる縦ストや障害物、東岸&西岸は水深3mから深くても4mまででマンメイドストラクチャー&ハードボトムが絡むエリア。
湖北エリアでは、魚の上下動を助ける浮きモノやマンメイドストラクチャーはポストやアフター初期の動きにくい個体依存率も高い。
季節が早く進む北湖東岸・長浜エリアは大きなワンド状シチュエーションのため、アフター中心のエリアサーチを実行! 7月以降は核となるエリアでもある。
北湖西岸は急深でクリア水質のためプレッシャーが掛かりやすく、見向きもしないが天才級ビッグも多い。
狙いは水深3.5mよりも浅いエリアだが、魚が広範囲に泳げる状況ではなく、身を寄せることができて難攻不落なストラクチャー絡みに執着。
季節感ではなく、本能=捕食行動も重要!
ポストやアフターがリンクする場所とは別で、フィーディングフィッシュがリンクするエリアも狙いドコロの1つ。中でも代表的なシチュエーションが、大きく張りだすロングノーズ系の岬エリア。
単発でフラフラ泳いでいるのはフィーディングといえないが、複数の個体が同じようにベイトを追っているのは、まさにハンティング(=捕食行動)といえる。
特に、複数尾でベイトを追いかけている状況であればスイッチも入れやすく、確実に時合も存在。スクールが絡む時間帯や天候が崩れる時はビッグゲインを呼び起こす。