河野プロ考案、入れたら食う最終兵器ワームがコレ
見えバスがいるであろうシチュエーションのため、いろいろ用意をしていた今回。
見えている魚が何に興味を示すのかは魚と対峙してみないと分からないので、珍しくいろいろ物色してルアーも多めに持参。
いきなり前半戦はレイジー7で食わせることに成功したが、その後は見えバスとの接戦。
時間が経つほどに状況も変化し、魚もそれに合わせて目まぐるしく変化する。
反応していたルアーや攻めも通用しなくなったが、それがバスフィッシング。
ここでミハラが繰りだしたのは、ダンベルクラブ。
サイトの名手が創った、サイトのための特殊蟹
河野正彦入魂蟹
JBトップ50七色ダム戦優勝者の河野正彦が作り上げた、自らの1番の武器『サイトフィッシング』をパーフェクトに遂行するための特殊蟹、それがダンベルクラブです。イマカツ史上 最高難度成型技術 最高製造コストクラブ
シボの効いた双子ボディに、カニの長短手足を立体的多面的に生やしています。
多角的角度に生やす金型はイマカツ史上最高難度レベル。この超立体成型の手足が複雑なフォーリングアクションと生命感を生み出します。出典:イマカツ
ミハラ的には、完成前のプロトサンプルしか使ったことがなかったそうで、この日は手探り状態でリグを試していた。
足元で動きを見ながらまずはジグヘッドで使用。
ジグヘッドはヴェスパの3/32oz#3。
パーツ全てに意味を込めた、フィネスジグヘッド
現代主流の4lb以下のラインを用いたフィネスフィッシングでの使用を前提とし、設計。
バラシが多いジグヘッド。このウィークポイントを補う為、貫通力を優先。 細軸設定とすると共に、バーブを小型化。
更にTCコートとサイバーメタルを採用。フック形状はアイとフックポイントを絶妙の位置に配し、クラス最上級の掛りを実現。バラシを抑えた。アクション時のレスポンスを向上させる為、素材はタングステンを使用し、重心は一点に集中。
ワームのズレを抑えるキーパーは、ワームのシルエットを崩さないよう小さく、かつ、しっかり止まるよう設計。
結び位置がラインアイの前後にズレる事によって、アクションが変化するフィネスジグヘッド。
アイをヨコアイとする事で、使用中に結び位置が変わらず、アクションが安定する。
パーツひとつひとつに意味を込めた、スタンダードフィネスジグヘッド。出典:リューギ
レイジー7やクジャラ、ハドルギル3.9inchを投げたあとにコレを投入した理由は、小さいモノなら疑いもなく食うのでは? という考え方。
すぐに食わなくても、見えバスのストライクゾーン内に入っていればダンベルクラブも気にするはず。
この時は様子をうかがっただけで深追いせず。
本番は、エリア内でエサを待ち構えているであろう見えバスに対するアプローチ。
この時はショートリーダーのダウンショットで、ダンベルクラブをチョン掛け。
事前に、ダンベルクラブは縦刺しもイイと聞いていたそうで、ジグヘッドでも縦刺ししていた。
そこで、ダウンショットでも縦チョン掛けにセット。
フックを掛けた場所はココ!
フックはフォグショットTCの#5。
これで掛からねば、諦めろ。
登場以来、フックにおける力学的常識を覆してしまったTCコート。 通常では刺さりにくいとされるフックバランスでも、このコートがあれば確実にフックポイントは肉を貫通し、 バーブはターゲットに深く喰い込む。 サイバーメタルを採用し、秀逸なフォルム、バーブバランスが生み出す刺さりと強度に定評のあるフィネスフック、 フォグショット。
このフックにTCコートを纏わせたのがこのフォグショットTCだ。 ノーマルでも高いポテンシャルを発揮するフォグショットへのTCコートの採用は、まさに鬼に金棒。 たとえフッキングが決まらなくても、たとえ刺さる位置が硬くとも、構わず深く刺さり込む。 どうしても掛けたい、あの一匹の為に。フォグショットTC。出典:リューギ
リーダーは5cmほどで、ウエイトはDSデルタTGの1.8g。
釣果に繋がる、使いやすいDSシンカー。
ダウンショットシンカーに求められる性能とは何か?「使いやすい事」。この一言に尽きると、RYUGIは考える。高比重焼結タングステンを使用する事で、高い感度と素早い沈下性能を実現。本体にはウェイトを表記する事で、フィールドで迷い無く意図するウェイトを選択出来る。ラインはハリス止めを採用し、結びコブを引っ掛けるだけの簡単セットが可能。形状は、底部に重心がある縦長形状。縦長にする事でシンカーの根がかりを回避しつつも、沈下速度を妨げない。また、本体断面は三角形となっている。ボトムで横倒しになった際、不用意に転がりにくい形状だ。従来のシンカーだと、ボトムで意図せず転がり、シンカー自らが岩の隙間などに落ち込み、根がかりを誘発していた。このシンカーなら、それが起こりにくく、根がかりしづらい。素早く選び、素早く投入し、根がかりによる時間のロスを抑える。とことん使いやすく仕上げる事で、釣りをする時間・集中力を妨げない。結果が釣果に現れるのは、言うまでも無いだろう。
出典:リューギ
川岸へと降りる前に見えバスを確認したミハラ。
プレッシャーで簡単に食わないのはよく分かっていたため、珍しく草に隠れてアプローチ。
壁ギワから落として見せると、待ってましたかのごとく、見事なまでに一撃でバイト!
草ボーボーの中、ライトラインでのやり取りで無理するとバレる恐れあり。下に降りるまではラインフリーで泳がせるというファイトを実践。
無理に走らせすぎるとヤバそうな場所ではお試しあれ。
どこにでもいてメインベイトになる小さいエビ系シルエットのダンベルクラブだが、このバイト誘発パワーは異常。
正直、この威力はほかにない波動やシルエット変化を発生させる複雑なパーツやボディ形状でしか生みだせない。
ダンベルクラブは一般販売ではなく、イマカツ公式オンラインショップでの限定販売アイテム。
https://www.imakatsu-webshop.jp/shopdetail/000000000384/ct8/page1/order/
初回リリース時は入手困難で買えた人はラッキーだったかもしれないレベル。現在はソールドアウト。
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