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三原節 シーズン5 三原節[みはらぶし]其の拾参(vol.13)「サイト&トップで見えバス斬り」

三原節[みはらぶし]vol.13 「流れと水質・魚の目線を釣る羽根モノローテ」

存在感で使い分けるミハラの羽根モノローテーション

サイトとトップのアプローチの中で、表層系で扱うことが多いのは羽根モノ、クローラーベイト。

ミハラがメインで使う羽根モノといえば、アベンタクローラーシリーズだが、今回は3タイプを使用。

水深が浅く、クリア水質のエリアで使ったのは、アベンタクローラーRS。

弾丸的直進遠投性、超超低速クロール、全自動起き上がりアクション・・・etc。
特殊ウッド採用だから成し得た異次元のデッドスローアクション、アベンタクローラーRS登場!

超低速特化型クローラーベイト
デッドスロー・クロールアクション性能を突き詰めたアベンタクローラーを特殊ウッド素材でリメイクし、さらなるアルティメットデッドスローアクションベイトとしたのが、「アベンタクローラー・ウッドモデル」です。

ウッドモデルには使用ウッド素材の違いにより、デッドスローアクションはそのままに飛距離、キャストアキュラシーを極めた「GT」モデルと、さらなるスローアクションを追求した「RS」モデルがあります。

使う場所や状況によって使い分けていただくと、さらにアベンタクローラー・ウッドモデルの能力を引き出すことができます。

出典:イマカツ

もはや多くを語らなくてもよい、食わせ系クローラーベイト。

この弱々しい泳ぎ方は、完全に食わせるためともいえる非常にフィネスな羽根モノと位置付けたい。

普段から登場機会の多いRSだが、フックは前後ともピアストレブルの#3に変更(フロントのみスプリットリング2個仕様)。

キャッチ率を上昇させる事で、釣れるルアーを創り出す。RYUGIトレブルのフラッグシップ。
いくら良いルアーだったとしても、フックのせいで魚が掛からない、獲れないのでは全く意味が無い。トレブルフックについて、もっともっと考えて欲しい。トレブルフックに求められる性能とは何か?

魚がルアーにアタックした際、フックポイントが魚体に触れやすくする為のワイドゲイプ。ポイントが触れたその一瞬で、魚体に食い込もうとするような刺さりの良さ。アワセたパワーをしっかりと、素早く貫通力に変換できる絶妙な内向きポイントデザイン。掛けた魚に主導権を奪われず、確実に取り込む為の強度を有する、ピアスフックで培ったオールベンドデザイン。トレブルフックの宿命と言えるフックポイントのルアー本体や障害物等への断続的な接触でも、フックポイントが鈍りにくく鋭さが長続きするような耐摩耗性特殊鋼材サイバーメタルの採用。

実践を通して見えて来た理想の形状と素材に、タントラムコントロールに採用した異次元のフッキングパフォーマンスを持つTCコートを採用。RYUGIの持てるノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ、至高のトレブル。

出典:リューギ

今回は基本的にはサイトと半ブラインド的な使い方で投入。

流れの通るサンドバーから魚を引き寄せながら、食わせるべき所で仕掛けるというアプローチを実践。

流れの効いた場所なので、魚が違和感を感じない程度にドリフトさせ、流れに負けて障害物に流されていくモノを演出。

ドリフトで自然に流していきながら、障害物(パラアシ)に近づいた所で気持ち早巻きしてリアクション要素をUP。

魚が見えればさらに効率UPだが、流れと地形を味方につければ、魚が見えにくい時間帯でもRSの寄せと食わせのパワーを体感できるはず!

また、水質が悪くて水深のある場所では、魚を引っぱりあげるパワーが強いアベンタクローラーRSRを投入。

遠距離でも迷うことなくぶっ飛ばせるRSRは、スーパーデッドスローからハイスピードまで高次元でこなすクローラーベイト。

ビッグクローラーベイトの最終形態。

空気を切り裂き水を掴むアベンタクローラーのフルサイズエアロダイナミクスボディーに、桐ウッド製アベンタクローラーRSの比類なきスーパーデッドスロー能力をコンバートした、ビッグクローラーベイトの究極最終形態、アベンタクローラーRSR。
アベンタクローラーRSで培った唯一無二のボディー最後方リアウィングセッティング技術により、飛行時には開閉式矢尻のようなシルエットでスライスやカーブをしない直進安定飛行姿勢を実現。クラス最長不倒の飛距離と抜群の遠距離スポットシューティング能力を発揮します。

また、着水時に裏返っても、自動的にクルッと回って復元、移動距離を無駄にすることがありません。最後方に位置したビッグウィングは着水と同時に水に突き刺さるアンカーのごとく即座に水を掴み、クローラーベイトの最強能力である移動を限界まで抑えた究極のスーパーデッドスロー・ハイピッチクロールを実現しています。
同時にアベンタRSRでは、超低速のみならず中速~高速まで追従するスピード対応能力も向上させることに成功しています。

超高速リトリーブ時には頭を水中に突っ込む独特の姿勢に変化するため、水面に飛び出したりクロールが破綻しにくい設計になっています。

ウィング連結部台座には、イマカツオリジナルのノイジースクラッチ機構を採用。硬質空洞樹脂ボディーの共鳴効果と相まって、使い込むほどにバスを魅了する金属摩擦によるスクラッチサウンドを発生させます。

最高峰トーナメントでも数々の輝かしい実績を残し続けている、アベンタクローラーシリーズの最終進化形ともいえるフルサイズビッグクローラーベイト“アベンタクローラーRSR”。その比類なき威力をフィールドで存分に体感してください。

出典:イマカツ

狙いは的中で、暑さでボケ~っとサスペンドした見えバスが興味を持って近づいてきた。

ところが風で打ち寄せられた浮きゴミに行く手を遮られ、バイトに持ち込む一歩手前で見切られることに。

そう、羽根モノ最大の敵は浮きゴミ。

アベンタクローラーRSRのフックは両方ともピアスクアッド#1にチェンジ。

“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。

その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。

出典:リューギ

アベンタクローラーRS、アベンタクローラーRSRに加え、スピードのアクセントを加えてローテしたのが、アベンタクローラーバゼル。

アベンタクローラーバゼルは2サイスあり、今回はオリジナルサイズを使用。

細長いボディとプラ製ウィングが生みだすハイピッチアクションと、デッドスローからハイスピードリトリーブまで対応するアクションレスポンスの高さで、現時点でも入手困難なアイテムの1つ。

アベンタバゼルシリーズの原点
アベンタクローラー・バゼルは、デッドスローを極めたアベンタクローラーRS最大の特徴である最後方設置リアウィングを継承し、デッドスローのみならずピクピクアクション、さらにはバズベイト並の高速リトリーブにも追従する新機軸のフィネスクローラーベイトです。

強化プラチック製の透明ウィングを装備したそのシルエットはまさに小鮎、ワカサギなどの小型ベイトフィッシュそのもの。小型軽量ルアーながら安定した飛行姿勢で、抜群の直進性と飛距離を実現しています。

水面で瀕死のワカサギを演出するピクピクアクションや、サイトフィッシングでの移動距離を抑えた一点シェイクで、オリジナルRSウィングならではのナチュラルで強力な喰わせ能力を発揮します。

アベンタクローラー・バゼルはその小さなボディと絶妙の角度を持たせたRSリアウィングを存分に生かして、広範囲を高速サーチできる『高速巻き』にも対応。この『高速巻き』はスレ切ったクリアレイクでは特に有効で、まるでリアルなバズベイトのようにスピーディーに広範囲からバスを引き寄せます。バスのチェイスがあれば、反応を見ながら速度をスロー~ピクピク系に切り替えて焦らすのも効果的です。

推奨タックル
LINE : PE0.8〜1.5号&ナイロンリーダー6〜8lb
ROD : 6ft〜7ft ML〜M Power
ベストパフォーマンスにはPEラインを推奨します。フロロ4〜8lbでも使用は可能ですが、ラインが沈むためややスローで使いづらくなります。

出典:イマカツ

この2カラーはイマカツ公式オンラインショップ限定販売カラー。

ホロクリア系とブラックソリッドボディで骨カラー。カッコいいので2色並べて撮ってみた。

フックはピアストレブルダガーの#8を使用。

タフ化するフィールドに順応し進化する、ピアストレブルの遺伝子。

経験から導き出された掛るフックポイントセッティング。
耐摩耗性に優れた特殊鋼材。RYUGI剛性論に基づく形状。異次元の貫通力を生むTCコート。
ピアストレブルが誇る性能はそのままに、ライトプラッギングに対応するようダウンサイジングを施したのが、このピアストレブルダガーである。

1点で刺さるワームフックと違い、トレブルフックはルアーに装着される特性上、2点、3点で同時に刺さる事が予想される。ただでさえもフッキング時のパワーが1/2,1/3となる特性を持つフックの上、ライトロッド、ライトラインでの弱いフッキングが前提となれば、フックアップミスのリスクは大きくなる。 ピアストレブルダガーはただダウンサイジングするのでは無く、 ややロングシャンク化する事でフッキングパワーを向上させると同時に、 ショートバイトを絡め取りやすいセッティングへと最適化。

バーブもやや小型化する事で、 しっかりと魚にフックアップし、 ランディングへと持ち込む。その血統は、紛れもなくピアストレブル。

出典:リューギ

ロケで使用したのはまた違うカラーで、ちょうど夕方ということもあり光量ダウンのタイミング。

少々明るめのカラーということで、たまたま持っていたイマカツと兵庫県加東市のコラボで製作された限定カラー「鯉のぼり」を使用。

ちょうど昨年もビッグバッツとアイローラーをベースとしたイマカツ×加東市のコラボカラー2色が限定発売されたが、今年2024年はバゼルに2色コラボカラーが登場(もう片方はグリーン基調の鮎のぼりカラー)。

両サイドのウィングに「KATO CITY」の刻印入り。

こちらは加東市観光協会(【加東市観光案内所】加東市河高4028 にぎわいプラザ内 Tel. 0795-48-0995 Fax.0795-20-6070 水曜定休 営業時間 8:30~17:15)、または東条湖ビッグバイトで購入可能。

 

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黒っぽいモノで表層をトレースしてもイマイチだったため、一気に明るいカラーにシフト。

本流側からインレットの中にダイレクトアタック!

浮きゴミに掛かるまでの距離をバゼルのハイスピードリトリーブで駆け抜けさせると一撃でドッカン!

ウイードに絡めば見切られるので、それまでの間を見切らせずに飛びつかせるスピードリアクションで決着!

まさに1投勝負!!

スローに巻いて食わせることもあれば、一気に早巻きして飛びつかせることもある。

使う場所や使い方に見合ったタイプを投入することで、さらに新たなローテ法に気づかせてくれるのがクローラーベイト。

流水エリアでも止水エリアでも川にめっぽう強いのが羽根モノシリーズだが、タイプによってアクションや水押しの強弱が存在。最終の答え合せをしてくれるのは魚だが、この環境、この状況ならこのタイプという質問の投げかけは多い方が答えの数も変わってくる

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