今も激アツな展開が「スタクロ」の痙攣アクション
今大会でたまらんばいが重要視したのは、大きく分けて3つ。
今でこそ急に冬っぽくなったが、11月半ば過ぎまで暖かすぎた=夏を引きずっていた。
シャローのウイードこそ少しずつ減少していたが、1つは基本的に深いエリアのウイードエッジ。
水深でいえば5-6mで、南湖では北部でボディウォーター近くの堅田エリアが該当。
特に今年はウイードが多く、未だに多く残っている状況だが、そのウイードが途切れるエッジ部に狙える魚が多い傾向。
その2は北湖シャローの河口周辺に残っているウイード。
縦系ウイード(エビモ)だったり、カナダモのパッチが魚をストックしやすい状況だったが、大会前の荒れ続きで、どれほど残っているかにもよったが、条件のよい場所であれば魚も凝縮されると予想。
その3は岩、ロックエリア。
晩秋から冬に向けて水温低下していけばウイードが減り、ロックエリアなどのハードボトムが本格化する。
大会当日は冷え込む予報だったが、まさかのポカポカ陽気。この環境ではないと判断。
冷え込みがキツくなるとマンメイドストラクチャーもよくなるが、ウイードが多く残る現時点では依然としてウイードの支配力が高い。
これらの予想から、メインになるのは、その1の深場にあるウイードエッジ、その2の北湖東岸に残るウイードパッチ。
幸先よく堅田の5mウイードエッジで反応があったからこそ、メインパターンに没頭できた。
そんなエリア展望の中、主軸になるアプローチがコレ!
スタッガークロー4inchのテキサスリグ。
現在の琵琶湖でもっとも釣果に直結しやすいアイテムの1つがコレ。
ハイドアッププロスタッフの武田プロが監修したスタッガークローは、2.2、3.3、4、5inchの4サイズ展開。
出典:ハイドアップ
合わせているフックは本気(マジ)フックの#3/0。
切り裂くフッキングが現代に蘇る!
●バスフック戦国時代の今、伝説的フック「システム5」が超進化を遂げて完全リバイバル!
●ストレートフックが持つ鋭いフッキングパワーと、ワーム姿勢を崩さすセットできるオフセットフックの特長を融合。
●フックポイントからバーブまでの距離とアイからクランクまでの距離を緻密に設計。ビギナーからエキスパートまで、スムーズにワームをセットできる新形状を採用。出典:バリバス
スタッガークローといえば、たまらんばいは縦系ウイードが伸びてくるタイミングで多用しているアイテムの1つ。
この時はフリーリグで痙攣アクションを加えていたが、今回は7gや5gのテキサスリグで使用。
その理由として、ハードボトムエリアメインやウイードが多い今年は、フリーリグよりもテキサスリグの方が抜けがよいとのこと。
特にウイードパッチやウイードエッジを探る際、リグの抜けが圧倒的だそうな。
そんなスタクロ4inchのテキサスリグ。
着底してからはご存じ、痙攣アクションでバイトを誘発していく。
想像以上のウイード量で、さらに温かすぎる。
このおかげで集まった魚のポジションもサイズもバラバラ。
送れていた冷え込みがはじまったところだったが、魚のサイズを狙い澄ませない状況
つまり、魚が濃いエリアで魚に見つけてもらいやすい食わせ系アプローチを投入し、数を釣りながらまぜていくのが本命パターンとなった。
ウイードエッジでもウイードパッチでも、魚が濃いエリアであれば大型もいるのが、毎日湖上勤務しているたまらんばいの予想。
バイトがあれば基本的に掛かってくれるのが、本気(マジ)フックのスゴいところ。
このフックで掛からなければ仕方ない! というほどの信頼度。
このパターンは、南湖・堅田沖でも、北湖東岸・彦根エリアのウイードパッチでも炸裂!
基本はテキサスリグでの痙攣アクション一択。アタった時はクラッチを切って待つのがお約束!
そんなスタッガークロー、サイズは4inchがメインだったが、時折5inchも投入。
4inchには本気(マジ)フックの#3/0、5inchには#4/0をセットするのが、たまらんばい流!