ボトムに落とすのが基本! 晩夏から秋のデイタイムは良型タチウオが好反応!
ショアジギングの基本が、必ずボトム(底)を取ること。投げたらまずは底まで落としてシャクってくるのが基本動作。
そのため、確実に底が取れる重さのメタルジグを選ぶことも重要で、その日その場所のベースとなる重さを決め、潮の速さや風の強さで扱いやすい重さにローテするのが釣果への近道!
秋に旬のタチウオを狙うならば強くて激しいシャクリは必要なく、底まで落として3-4回ゆったりとシャクって底まで落とすの繰り返し。この日はジグパラ30gや20gで十分底が取れる水深や状況だったが、濁りがキツくて乗らないフォールバイトも多発。
その打開策として、シャクったあとのフォール時にラインの動きをチェックしておくか、誘ってからのテンションフォールも効果的。さらに、超リアルフィニッシュなライブベイトカラーのアピールも真価を発揮してくれた。
ただヤミクモに投げ続けるのではなく、潮目や濁りが近づけばその周辺。鳥が飛んでいるゾーンもベイトっ気が多いため、周囲の環境変化にも敏感になれば効率もUP!
表層に気配があればタダ巻きスタイルもストロング!
表層にベイトやターゲットの気配がある時はタダ巻きも効果的なテク。ナブラが起こる時はもちろん、ロケ日のように濁りがあれば素早くダートするものより一定で泳ぐものに反応しやすいこともある。
ジグパラなどの巻いても泳ぐメタルジグはもちろん、タダ巻きに特化したジグパラマイクロスイムのようなウォブリングするモデルがオススメ。
小型の青物狙いなら高速ハイピッチジャークがド定番!
もしツバスやシオが高活性の場合、もっともオススメなのはハイピッチのジャカ巻き! 見切らせない速さで泳がせるジャークテクで勝負も早いがスレるのも早いため、ここぞという時の必殺技でもある。素早い連続ジャークでスレたと感じればスロー調のジャーク&フォールに切り替えるのが、釣果を伸ばすコツ。
濁りがキツい時、水質が悪い時、潮が動いていない時は魚の追いもニブいため、速すぎるジャークよりもゆっくりシャクってフォールさせる攻めがバイトに持ち込みやすい。
状況は目まぐるしく変わるので、周囲のアングラーのシャクリや釣れていた時の反応も欠かさずチェックしておくのも大事といえる! 釣れている誘いはすぐに実践するべし!!