シーズナル的なエサの話。稚アユやオイカワなど小魚意識のバス攻略
カナモが最初に降り立ったフィールドは、三重県の古豪リザーバー・青蓮寺ダム。
初場所ということで入れる場所も分からないまま何となく上流部にエントリーできたが、見る限り、雨で一気に増水した模様。

5月末~6月頭ということで、魚はポストスポーンからアフタースポーンの中間ではないかと想定。
アフターであれば水温が上昇する日中が勝負ドキとなる。

この日の上流部は水色こそよいものの、急な増水で水温はダダ下がりっぽく、バスやエサとなる魚の気配は激薄。
いても物陰(チップ、水深のある岸沿い)や底付近でスローに寄り付く程度の魚が数尾いた程度。

その後、陽が高くなるにつれて動きだしたのが稚アユ。
それにともなってハスなども動きだした。こうなってくると小魚系のアプローチが本命となる。

小魚を欲している場合、スーパーフィッシュローラー新サイズがドンピシャ!
カナモもつぶやいていたが、小魚系のパターンで使っていたのは、スーパーフィッシュローラー。
サイズは2サイズで、新たにリリースとなった4.2inchと3.5inchを使用。

まずミドストで使用していたのは4.2inch。


●SUPER FISHROLLER 3.5inch
Quantity: 7pcs. Price: ¥850(税抜)/¥935(税込)
(FISH SKIN COLOR : Price: ¥1,300(税抜)/¥1,430(税込))●SUPER FISHROLLER 4.2inch
Quantity: 6pcs. Price: ¥850(税抜)/¥935(税込)
(FISH SKIN COLOR : Price: ¥1,300(税抜)/¥1,430(税込))●SUPER FISHROLLER 5inch
Quantity: 5pcs. Price: ¥850(税抜)/¥935(税込)
(FISH SKIN COLOR : Price: ¥1,300(税抜)/¥1,430(税込))●SUPER FISHROLLER 6.5inch
Quantity: 4pcs. Price: ¥850(税抜)/¥935(税込)
(FISH SKIN COLOR : Price: ¥1,300(税抜)/¥1,430(税込))ミドスト、ホバストで実績を挙げているフィッシュローラーを元に、パワーミドスト用に大幅なボリュームアップを図ったのがスーパーフィッシュローラーです。特徴的な立体鱗を纏ったボディがしっかりと水を噛み、柔らかさを追求したボディマテリアルと相まってゆったりとりと艶めかしいうねりを実現。誰が扱っても簡単に華麗なロールアクションを繰り出す様はフィッシュローラー譲りです。移動距離を抑え、ゆっくり艶めかしくうごめくビッグシルエットは一撃ハイカロリーを狙うビッグバスの本能を刺激するスペシャルウェポンです。
出典:レイドジャパン
ジグヘッドはヴェスパの1.3g(フックサイズ#3)。

ミドストで1.3gを使用していた理由は、制御しやすいスイミングスピード。

特にサイトで見えやすい水深となると、重たすぎるジグヘッドでは泳ぐレンジの調整もしにくい。
このシチュエーションでの表層から中層、底層まで、適度なスピード感を持たせて泳がせるには1.3gがベスト。

シェードが効いている時間帯は表層気味でバイトも誘発。
しかし青蓮寺で遭遇した見えバスは、バイトしても瞬間的に吐きだす個体しかおらず、警戒心の高い同じ魚のみが回遊していた。

ちなみに、対岸の岩陰から追いかけてきたデカバスは、スーパーフィッシュローラー4.2inchのミドストに猛チェイス!

このスピードがドンピシャにハマったようで、迷うことなくパクっと食ったが、吐きだす早さもハンパなかった。

この意識の変化は、太陽光が差し込んで稚鮎が入ってきてから。
この後、リグをホバスト(0.3g)にローテ。

ワームはスーパーフィッシュローラー3.5inch。

フックはホバーショット#3で、ウエイトは0.3gをセット。

稚鮎ボールが遡上しはじめると、それに付こうとするバスも活性が上昇。
エサをじっくり見ている個体には表層付近や中層をスローにホバリングできるホバストで様子を見るのも1つのテ。

あれほどまでに低活性だったバスを一気に激変させるのが初夏の稚鮎ボール。
夏になればオイカワやニゴイなどもニュートラルなデカバスのスイッチを入れるバイトトリガーとなる。

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