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UP DATE[アップデート]なんですが…シーズン1 UP DATE [アップデート] なんですが…vol.1「精度より効率 梅雨初夏リザーバー攻略」

UP DATE [アップデート] なんですが…vol.1 「見ためよりも大事!いつもと違うドリフト攻め」

とあるスポットでハマったのは、まさかのザリガニ&ギル

青蓮寺ダムをランガンしながら、途中で気づいたのが「魚がいない」こと。

魚は4尾いて、2-3回食わせたまではよかったが、すべて同じ魚。これでは話にならないコンディション。

というワケで、昼食時に緊急会議を開いた結果、移動するなら高山ダム、室生ダム、布目ダム、津風呂湖という候補が挙がったが、青蓮寺ダムと同じで、どこの情報も分からない。さらに時刻は14時前。

ならば、下りられる場所が少しでも分かるということで高山ダムに決定!

最大の理由は「無理だもん」。

ここでもキングボンビーの権限を惜しまずに活用。

某ゆたかボーイにはマネできない荒業でもある。

そんなこんなでやってきた高山ダムだが、5月末で大雨あとの増水&濁り。水が冷たいのは分かっていた。

ただ、中流にいくとスポーニング全開。まさかのタイムラグで上流展開に切り替えた。

上流にエントリーしてカナモがセレクトしたのは、マスタージグ11g&ザリガニストJr.。

<ZARIGANISTJr.>
●Length:約85mm/Lure Wt.:約11g・・・¥850-(税込¥935-)

ザリガニストは、アングラーからの入力の有無に関わらず入水した瞬間から「ザリガニ」に化けるスペシャルベイト。
ボディボリューム、前鋏、長めのサイドレッグ、開いた尾鰭の絶妙なバランス配置が生み出すシルエットによって、ただボトムに置いておくだけで本物のザリガニを上回るほどの佇まいを放ち、自動的に魚を引き寄せる魔力を持っています。バスはきっと、眼下の湖底に佇むザリガニストのシルエットを見た瞬間に何の疑いもなく「ラッキー!無防備なザリガニ発見!」という気持ちになるでしょう。
ザリガニストは様々なリグに対応しますが、フリーリグやリーダーレスダウンショットリグ、テキサスリグなどシンカーに依存するリグで使用する際は、各ボディパーツが水を強くグリップするため、水を大きく引っ掻き回すことができます。シンカー主導リグ特有のクイックさとザリガニストの抵抗感による緩急が強みです。
また、ノーシンカーリグやネイルリグなど、シンカーに支配されないリグにおいては、ザリガニストの本領(リアリズム)が発揮できます。操り方のコツは、「外敵(バス)の目を掻いくぐり、ひっそりと暮らすザリガニ」になりきること。ザリガニはきっと天敵の標的にならないように息を殺すように生活しているはずです。だるまさんがころんだの如く忍び足でジワジワと底を這い、ボトムマテリアルに同化するイメージです。しかしバスたちはそんなザリガニストを捕食対象としてしっかりと捕捉できるレーダーのような能力を持っていますから安心してください。「ここにザリガニがいますよ~!」と自分からアピールするザリガニは自然界に存在しないはずです。ジワジワと、いつもよりもゆっくり、底を這わせてみてください。

出典:レイドジャパン

バスルアー永遠の定番アイテムと言えるフルサイズカバージグ。

フルサイズとは言え、10g前後の小さなヘッドの中に多角的に計算しつくしたヘッド形状や、搭載するフック、ガードやスカートと言った単純なパーツの組み合わせで構成されるカバージグは、シンプルなルアーでありながら奥深く、高いトータルバランスが要求されるアイテム。

険しいカバーに分け入る貫通力と、スルっと障害物を交わす高いスナッグレス性能を高めつつも、それとは相反するフッキング性能を両立する必要があります。

MASTERJIG(マスタージグ)はそんなカバージグの理想を具現化するために各構成パーツを一から見直しています。

まずジグの骨格とも言えるフックは理想の形状やサイズ感と、フルパワーフッキングに耐えられるパワー。不意のバイトにも対応する鋭い刺さり込みを両立した平打ちテフロンコーティング特注フックを設計。

ヘッド形状については、カバー貫通力とすり抜け能力、ボトムでの姿勢を徹底的に検証。手削りサンプルによるテストを繰り返すことでおよそ考え得るカバージグとしての理想のヘッドを完成させました。

そしてベストなフレア感と魚を魅了するボリュームを求め太さや硬度を指定したオリジナルラバーをセッティング。

障害物を受け流しながらも確実にフッキングに持ち込む為にウェイト毎にベストなバランスに設定されたブラシガードなど、全構成パーツにこだわり、納得のベストバランスを実現。

こうしてトータルバランスに優れたMASTERJIGは、カバー攻略だけにとどまらずその絶妙なボトム安定性によってオープンウォーターにおいてもいかんなく威力を発揮。ジグストなど中層スイミングジグとしての能力さえも手中に収めた究極のフルサイズカバージグです。

出典:レイドジャパン

増水で濁り、流れも速いとなればバンク沿いで流れのヨレがセオリー!

流れを避ける岩の裏やクボミに撃ち込み、ハイテンポでサーチしていく。

が、流れのヨレでまったく食わない。

そんな時、先行者の方に当日バイトがあった(キャッチした)パターンを教えてもらったカナモ。

先行者の方が使っていたのはザリガニ系のルアーのため、マスタージグ&ザリガニストJr.を投入して流れに乗せて転がすドリフトにシフト。

あれほどバイトがなかった中で、この展開に変えてひと流しで2バイト。

ただ、乗らないし掛からない。

使っていたマスタージグが11gだったこともあって、ドリフトさせると流しにくかったりスタックしやすかったりと、ややストレスを感じていた。

ここでカナモが試したのは、ウェイテッドリグ。これにネイルシンカーを追加。

流れに乗せて底を転がしながらバスのいるスポットに送り込むのがドリフト攻めの基本。

重すぎると根掛かりやすいため、ウエイト分散のウェイテッドリグでドリフト。

その答えは一瞬ででた!

 

ここでカナモが納得いかなかったのは、ザリガニで釣れる(アタる)理由。

ここまで流れの通る場所でザリガニなんかいないはず!

普通なら、この情報を元に自分の釣り方や考え方をアップデートし、この日この時この場所の状況にアジャストしていくワケですが、カナモいわく、全然アップデートできないwww。

それもそのはず。自身の考えの中ではマッチ・ザ・ベイトが優勢だったから。

カナモのザリガニ転がしセッティング公開

ふとした会話からヒントを得たザリガニストJr.のドリフト展開。

カナモのリグセッティングとして、2.5ー3.5gほどのウェイテッドフックを使用。

この時、ヘッドだけに重心が集中するとそこに挟まりやすくなるということで、ザリガニストJr.の腹側にもネイルシンカーを挿入。

ウエイトを分散することで、極力水平なイメージでコロコロ転がるであろうセッティング。

もちろんキャスティングで飛ばせて、浮きすぎず沈みすぎずでウエイトは5gぐらいがちょうどよかった。

ふとしたヒラメキで即席リグとはいえ、そこにザリガニがいなくてもザリガニで釣っていると話を聞けば試す。そして結果はついてくる。

郷に入れば郷に従うのも1つのテ。釣果(結果)だけで納得せず、ほかの共通項を追いかけるのが、自身のアップデートにつなげるキーとなる。

 

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もう1つ素直にアップデートさせてくれなかったギル系展開

ザリガニコロコロで釣れた理由も不明だったが、さらに不可解な反応が、ジグタイラーへのバイト。

ジグタイラーは、マスタージグ11gにヒラタイラー4.7inchの組合せ。

カナモいわく、ジグタイラー独自の大きく水を動かしながらデカバスに訴えかけるアピールを最大限に引きだせるのは、マスタージグの11gにヒラタイラー4.7inchのセッティング。

フラットボディのソフトベイトが有効である要素のひとつ「強い水押し」とそれに伴う「自発的なイレギュラースライドアクション」。ヒラタイラーは、それらに複雑さと乱水流による艶めかしさをプラスするために、深めのスリットを入れたブロック状の蛇腹ボディに設計。ボディに掛かるウォータープレッシャーの強弱によって全方位にうごめく艶めかしさをもたらしています。
また、深めのスリットによってボディ全体でしっかりと水をグリップするため、常に複雑な波動を発しステイ時においても存在をアピール。従来のフラットワームでは生み出しにくかった繊細なロッドワークに対しても、くねるような柔らかな反応で魚を魅了します。
スリットによる柔軟なボディは、フラットワームの欠点であるフッキングの悪さの改善にも大きく貢献しています。

出典:レイドジャパン

バスルアー永遠の定番アイテムと言えるフルサイズカバージグ。

フルサイズとは言え、10g前後の小さなヘッドの中に多角的に計算しつくしたヘッド形状や、搭載するフック、ガードやスカートと言った単純なパーツの組み合わせで構成されるカバージグは、シンプルなルアーでありながら奥深く、高いトータルバランスが要求されるアイテム。
険しいカバーに分け入る貫通力と、スルっと障害物を交わす高いスナッグレス性能を高めつつも、それとは相反するフッキング性能を両立する必要があります。
MASTERJIG(マスタージグ)はそんなカバージグの理想を具現化するために各構成パーツを一から見直しています。

まずジグの骨格とも言えるフックは理想の形状やサイズ感と、フルパワーフッキングに耐えられるパワー。不意のバイトにも対応する鋭い刺さり込みを両立した平打ちテフロンコーティング特注フックを設計。
ヘッド形状については、カバー貫通力とすり抜け能力、ボトムでの姿勢を徹底的に検証。手削りサンプルによるテストを繰り返すことでおよそ考え得るカバージグとしての理想のヘッドを完成させました。

そしてベストなフレア感と魚を魅了するボリュームを求め太さや硬度を指定したオリジナルラバーをセッティング。
障害物を受け流しながらも確実にフッキングに持ち込む為にウェイト毎にベストなバランスに設定されたブラシガードなど、全構成パーツにこだわり、納得のベストバランスを実現。

こうしてトータルバランスに優れたMASTERJIGは、カバー攻略だけにとどまらずその絶妙なボトム安定性によってオープンウォーターにおいてもいかんなく威力を発揮。ジグストなど中層スイミングジグとしての能力さえも手中に収めた究極のフルサイズカバージグです。

出典:レイドジャパン

 

当日の最上部にあたるエリアは、どう見てもギル系ではなくアユなどの小魚系がメインベイトであろうとにらんでいた。

そのため、ジグタイラーでは岩の裏側などのヨレを撃っていた。

ところが食ってきたのは、あまり関係のない場所。

まさかのボリューム優先!

ギルが食われているからギル型のルアーというのが一般的で当たり前。

小魚がいそうなら小魚っぽいモノを使う=マッチ・ザ・ベイトがセオリー。ところが、時としてそれが通用しない時もある。

見ための想像や現状からの予想はできても、時折その状況とは異なる大事な瞬間と環境がある。

これがバスフィッシングの面白いところ!

一応、裏テーマの邪魔もしっかり入れて置こう。

ザリガニもギルも流れの中にいないのに食ってくる理由とは?

時間経過とともに変化する水位と水量。

増水したあとのリザーバーの上流部は、よほどのことがない限り回復も早い。

答えのシッポは掴んだカナモ、ここから釣れた要素と理由を編み込んでいく。

さらに、状況が変化することで、その中に生まれるのが「偏り」。この偏りを捉えたカナモは誰にも止められない。

水中環境の変化の1つとして、あれほどザリガニでアタっていた場所でザリガニ転がしがアタらなくなった。

ギル型ルアーのヒラタイラーを転がすとアタってくる。

ここでカナモはジグからフットボールヘッド5gに変更(ジグはロスト)。

ザリガニストJr.で合わせていた5gをセレクト。

この展開は見事に的中!

疑いなくバイトしてきたのは49cm。

ただハッキリいえることは、ギルいないよ! ってこと。

ここからさらに試していくカナモ。

水量が落ちて岸沿いやハンプは天井も低くなってきた。その浅い側は引っかかりにくいノーシンカーやウェイテッドリグ。

ここで投入したのが、カットスウィングのノーシンカー。

Lure Wt.: 約16.5g  Quantity: 5pcs.  Price: ¥900(税抜)/¥990(税込)
異様に釣れる高比重ワームとして各地で無数の実績を叩きだしたFULLSWINGのテールカット逆付けチューン「通称:カットスウィング」。その異様なまでの釣果はそのままに、さらなる高性能化を図った新生CUTSWINGが完成。

【カットスイングの特徴】
・突き抜けるようなブッ飛びの飛距離
飛行中の回転や軌道ブレを抑えた安定した飛行姿勢でブッ跳びます。なお、極薄V字テールは飛行時には折れ畳まりボディに密着するため飛距離に影響を与えない設計です。

・糸ヨレ解消
極薄V字テールがなびくことで適度な抵抗を生み出し、回収時のボディ回転を抑制。高比重ワームのストレスだった「糸ヨレ」を解消しました。

●喰わせのV字テール

極薄のV字テールは、キレのあるボトムジャークを阻害しない上で艶めかしさをもたらす絶妙な匙加減で設計。ステイ中もなお魚を惹きつけるなんとも言えない生命感をCUTSWINGに与えています。また、V字テールがボトムをはたくため理想的な「泥煙」を発生。泥煙の発生によって離れた魚にもアピールすると共に、CUTSWINGの姿を見え隠しする煙幕フィルターとなり、強制的にバスをチェイサーモードに切り替えさせます。泥煙をまといながらボトムターンする様は、ザリガニやエビ、ハゼ類など底棲生物そのものと言えるでしょう。

・フックアップ率の向上
高比重ワームの泣きドコロであるフックアップ率の悪さを向上させるため、ソフトマテリアルを採用。その上で飛距離をスポイルしない範囲でボディに深めのリブを設けボディ全体が軽い力でもしっかりと曲がるように設計しています。

CUTSWING【推奨HOOK】
●RYUGI:INFINI #4/0 ●Gamakatsu:WORM333 #5/0

出典:レイドジャパン

つい先日発売されたカットスウィングは、この製品版が完成するまではフルスウィングのテールをカットしたモノをカットスウィングとして使っていた&呼んでいた経緯がアリ、今回レイドジャパンが本気で独自のモデルを開発に着手。

特長的なリブボディで深いスリット。

落としたり転がしたりするだけで微妙に震える激薄テールなど、新たに追加されたギミックも山盛り。

自重は16.5gで、非常に回転しにくいときた。

 

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これほど、今の状況にベストなモノはないと投入した結果、答えはすぐに返ってくる!!

カナモの読みは大正解!

状況が進むにつれてカナモの得意な偏りが生まれている。

あれほど苦戦に苦戦を重ねた5月末から6月頭の高山ダムで、現場で拾い集めた複数のヒントや手がかりを元に自身の釣りをアップデート。

その結果、裏テーマでもあるキングボンビー役もそこそこ達成。

このオトコ、偏りに気づく嗅覚もハンパではない。

カナモの推測として、入ったエリアの個体数が少なかったのでは?ということで、バスにとって食いやすかったのは「精度よりも効率」に振ったモノ。ザリガニやギルがいないから、ギル&ザリは釣れないということではない! モノは試し、試してソンはないことを実証!!

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