今夏はいつもと違う…狙うはフィーディングフィッシュ
例年の初夏から盛夏といえばベイトフィッシュパターン全盛。
特にアユやハスが絡むエリアでデカバスラッシュも期待できるタイミング。
スタート前の長浜エリアはアユがピチピチ状態だったが、北上するにつれて数も減り、サイズも小さく例年ほどではなかった。
アユにしろハスにしろ、結局はその魚を選んで食っているかというところがもっとも重要。
エサがいても意識が向いていなければパターンとして成立しなくなる。
初夏から盛夏のベイトフィッシュパターンといえばコレは欠かせない。
奥田学が手掛けたマイクロスイムベイト「バンタム・Btベイト99SS」。
逆風でも飛ぶ、大きく動く、そして釣れる!!獲るための奥の手に狂鱗・透鱗カラーが追加!
ハイプレッシャー化するフィールドで如何にして魚に口を使わせるかを追求した結果、導き出した一つの答えが「Btベイト」です。寄せる力・魅せる力そして喰わせる力を兼ね備えています。マイクロスイムベイティング専用ロッド「バンタム264L/M」と組み合わせれば、彼方のピンスポットまで飛ばして、繊細にモンスターを誘って獲ることが可能となります。出典:シマノ
3ピースの多連結ジョイントベイト・Btベイト99SSはスローシンキングで、巻くスピードで変化する可変スイムアクションが最大の特長!
夏の琵琶湖といえばコレ! というほどの釣れっぷりを誇る表層系マイクロスイムベイトの代表格。
ビッグセオリーvol.12では、真夏の北湖でBtベイトが炸裂!
そして、Btベイトとは異なるアピールで流れを得意とするタイプのルアーも使用。
それが、バンタム・ジジルプロップ67SS。
ロケ時に奥田が使用していたのは、テールプロップチューン。オリジナルモデルはテールにプロップは付いてないが、セットできるように長いヒートンを標準装備。
キモはシングルプロップ。スローに誘うプロップベイト。
ジジルのプロップチューニングから生まれたジジルプロップ。とにかくスローにゆっくりと。デッドスローリトリーブで誘えるのが特徴です。使い方はシンプルで、プロップが回るスピードで限りなくゆっくり巻くこと。ここぞというスポットや見えた魚に対してデッドスローに誘えるシングルプロップベイトです。ダブルプロップではなく、シングルプロップにした理由はフッキング性能と飛距離の2つ。スローに誘う性能上、追わせて喰わせることがほとんどでリアフックにバイトすることも少なくありません。そういったときにプロップがフッキングの邪魔になることも。そんな不安要素を消すために、リアのプロップを無くしシングルプロップに。またプロップを一つ減らすことで空気抵抗が減少し、安定した飛距離を実現可能です。出典:シマノ
スローシンキングタイプのジジルプロップ67SSは、デッドスロー巻きで極薄プロップが水を捉えて回り、ジョイントボディの各パーツに微振動を伝達。
一般的なI字系プラグにはマネできない存在感とバイトトリガーを持つアイテム。
通常モデルが写真下の上段(シンキングチューン)、下段がダブルプロップチューン。
ジジルプロップ67SSについてはコチラ。
本来ならタイミングドンピシャと思っていた表層系アプローチ。
ところがスポーニングの大幅な遅れによって魚は疲れ果てている状態のまま。考えられるエリアをダダ流ししても浮いてくる魚はごくわずか。
今夏の北湖はアユのポジションがショアラインよりも圧倒的に沖のディープで、数も異常に少ないとのこと。
水温上昇も今年は異常で、魚自体が浅場から深場に落ちるのが非常に早かった。
そのためバンク沿い、ショアライン沿いはキビしくなったが、ウイードの伸び具合で狙いドコロも変化する。
そのウイードも生えてきたが、途中で水温の急上昇か、ほかの要因もあるかもしれないが、ウイードの生育状況もよろしくない状態。
よいウイードにはエサとなる小魚などもリンクしやすいため、ウイードエリアの中でも状態がよいウイードを探すことは大事!
奥田のマイクロスイムベイティングはコチラで要チェック!