解禁日に淡路島の沖でティップラン
ご存じ、Vishのイカ釣り動画番組「餌木蔵劇場」。
今回はボートからのエギングをお届け。

淡路島の沖でティップランエギングを楽しみにやってきた。
まず船が向かったのは水深40~50mのポイント。

あれ、シバターはどこだ?
今回は淡路島の室津港から出船している栄真丸さんを利用。

ティップランエギングやジギングをはじめ、遊漁船5艇体制で淡路島のあらゆるターゲットに対応してくれる船宿。
HP→ https://www.eishinmaru-awaji.com/
ティップランはギー船長まで(DMでご確認)→ https://www.instagram.com/eishinmaru_yanagi/

ロケ日の10月1日は淡路島エリアでのアオリイカ解禁日。
解禁日となったこの日は、ほかの遊漁船も出船もあり、5時前には駐車場が満タンになるほど大人気。

6時出船で現場に付くと、ちょうど日の出と同時!

今年の淡路島アオリ、ゴキゲンはイカがだろうか?
ティップランエギングのおさらい
アオリイカのアタリを掛けていく攻めの釣り=ティップランエギング。
アタリがあったり違和感を感じた時は基本的に全部アワせる。

底まで落としてシャクって誘い、エギの動きをピタっと止めて抱かせるティップランエギング。

手慣れたエギンガーには細かいテクニックもあるけれど、まずは基本的な動作の繰り返しと、水深があるため、細かいウエイトチューンで重さを調整してやることが大事!

ヒロセマンいわく、底が取れる(分かる)なるべく軽いシンカーを使うことが釣果を伸ばす秘訣とのこと。

そして、船からでも岸からでも同じく、水深が深くても浅くても、エギに海藻などの付着物が付いていたら必ず取り除くこと。

シャクった時の抵抗の違いで気づけたら回収してキレイにしたいところ。
アオリイカは異物が付いているとスゴく警戒してエギを触ってこないそうな。

せっかく投じたその1投。
エギに何かが付着したままだと、その1投がムダになる。

ホントに細かいところだけれど、これらの積み重ねが釣果を伸ばしてくれるヒケツ!

ティップランの面白い所は掛ける瞬間
ヒロセマンいわく、アタリはもちろん、かすかな違和感を感じて即アワセ。
これがティップランの醍醐味!

なぜアワせないといけないかというと、イカはカンナを触らないから。
エギのボディを触ったり、抱いたりするので、その時にエギをスライドさせるため、しっかりしたアワセが必要。

そういった時に、餌木蔵シュリンプのようなボコボコしたボディはイカが触っても引っかかりやすいのか? とにかく抱きやすい。

その時にタイミングよくアワせてエギをズラすことでカンナまでスライドさせるのが、フッキングまでの一連の流れ。

特に連鎖の釣りといわれるティップランエギング。
チャンスタイムは隣の方からやってくる。

ボートで横並びの中、誰かがイカを掛けると、その時間は確実にチャンス。
この時に休憩していたりなど、もってのほか!

ヒロセマンいわく、オカッパリでイカを掛けた時に墨を吐かれると周りのイカは沈黙するのに対して、ボートからのティップランでは墨を吐かれると周りのイカの活性もUPしている気がするとのこと。

とにかく誰かがイカを掛けた時こそチャンスタイム!
この瞬間は集中して違和感を即アワセ。

この時に、シチュエーションに合っているエギを使えているかも大事!

水深や風&潮の流れでベストな重さのエギをセレクト。
すると答えはすぐに返ってくる!!

幸先よいスタートだが、ここからイカのクセが強くなる
実はイカのアタリは多かった。そのアタリで即アワセしても、なかなか乗らない事例も発生!

どうやらイカをよく掛けている人は、初期の小さいアタリをアワせていないことが発覚。

アタリを即座にかけていくティップランで、アワせてはいけないという拷問にかけられたヒロセマン。

状況に合わせたり、ご当地的な釣り方やカラーもあるのがティップランエギングの世界。
こういった細かいところも釣果を左右する。

最初のアタリをスルーして、本アタリ(しっかり持っていくような違和感)をアワせるのがベストらしいが、即アワセがティップランの信条であり醍醐味でもある。
そんなイカのアタリをスルーできるわけもない。

まさにハウスオブトーチャー、拷問の館に引き込まれたような感覚。

しかしそこは歴戦のツワモノ・ヒロセマン。
瞬間的な違和感をしっかり捉えてフッキング!

餌木蔵シュリンプ2.5号にTRシンカーの40gと35gをローテ。

さらに、ティップラン専用のNEWアイテム、エギゾーTRスマートフィットも投入。

シンカーはTRシンカーの15gで、合計45g。

すると、この日は中乗りながら、ともに戦ってくれていたのぞみマンがヒット!

スマートフィット3.5号+TRシンカー20gで会心の一撃!

ロケ当日の朝、とある事情で同船できなくなったエギゾークラブ2号・シバターの代わりとなってヒロセマンをサポート。

きっとシバターも喜んでいたに違いない。

ここからさらにヒートアップ!

最初のアタリを掛けず、本アタリでフッキングに成功!

さらに続くのぞみマン。
この日MAXレベルのバイト数だったのが、のぞみマンの操るスマートフィット。

エギもローテしつつ、餌木蔵シュリンプ2.5号+TRシンカー35gに戻したヒロセマン。
止まらない連発モード突入か?

のぞみマンも続くが、ヒロセマンの一方的な別話で大脱線。

なんでイカを掛けてから王将の話するねん!

でも、シバターの代わりに叫んでもらいました。
そう、アオリアオリのヤツです。

トドメはエギゾースト5Gティップランのショートモデルでちはやふる~フッキング!

餌木蔵シュリンプ2.5号+TRシンカー40gのセッティング。
身体が勝手に動き、細かいアタリでも間髪入れずにフッキング!

のぞみマンは乗らないアタリに苦戦しながら3バイトめで、まさかのイカキャッチ。

小さいサイズはリリースして、この日は終了となった。

結果的に、ヒロセマン5ハイ、のぞみマン4ハイ、じゃがいもくん共に多数。
キビしい状況ながら立派な釣果で終了。

そんなエンディングですが、気づいた時の隣は、のぞみマンではなかった。

秋ホンバンのティップランエギング、淡路島の明石エリアなら栄真丸さんで楽しんでください!

■餌木蔵劇場vol.16



