動かし方よりも大事! 細かい調整がイカバイトを呼ぶ
基本的に、必ず底を取る。
エギを底まで落としてからシャクって誘い、止めて抱かせるのがティップランエギング。

必ず底を取る釣りであれば、とりあえず重たいエギを使えばよい! というワケでもない。

水深に対して重たすぎるエギだと根掛かりが一気に増えるし、抵抗が大きくなるのでロッドも硬くなる。
基本的には水深×1.5ぐらいの重さになるエギを使いたい。

エギはティップラン用で30g前後、キャスティング用で10~15gのため、ここに専用ウエイトを足して使用するのがオススメ。
30gのエギであれば軽めの15gや20gなどのシンカーをセットして水深や潮流によってローテーションする。

ここでも注意したいのは、重たすぎるセッティングにしないこと。

使っていてしっかり底が感じ取れる重さで、なるべく軽い組合せがベスト!

ヒロセマンいわく、これを目安にエギ&シンカーの合計重量を弾きだしてやると、アタリは多くなり、アタリは取りやすくなり、掛けやすくなるとのこと。

最初は餌木蔵シュリンプ2.5号(10g)にTRシンカー40gをセット(合計50g)。
このセッティングで底もしっかり取れ、さらにアタリも連発。

かぶせて固定するだけのTRシンカー、重量が重たく感じた時、底が取りにくくなった時は、エギそのままで、すぐに軽くも重くもできるのが便利。


餌木を選ばない鉄仮面型超便利シンカー
ショアエギ、ティップランエギ対応でお持ちのエギが簡単変化。引き抵抗が少ないオリジナル形状。安定した姿勢で素早いフォールが可能です。出典:メジャークラフト

餌木蔵TRシンカーは、7gから40gまでの8種類(現行カラーはオレンジとパープルのみで、2トーンカラーは店頭在庫のみ)。
ほかのエギにもほぼほぼ対応とのこと。

TRシンカーのセット法について
今回使用のエギは2種類で、まずはオカッパリ用エギの餌木蔵シュリンプ。
この餌木蔵シュリンプは2.5号と3号があり、今回は2.5号をセレクト。

餌木蔵シュリンプ2.5号は10gなので、ウエイトは35gや40gをセット。
トータルウエイトは45ー50gになる

頭にTRシンカーをかぶせ、付属のゴムバンドでアイの部分とエギウエイトの部分に引っ掛けて固定すればOK。

あとは、ストレートタイプのスナップを使えばセットもスムーズでさらに素早く簡単にローテーションが可能。

また、ティップラン専用設計エギのエギゾーTRスマートフィット。
コレは3.5号30gでそのままでも使用できるが、水深が深くなればウエイトをセットしたい。

水深30ー40m前後であれば×1.5で45~60なので、スマートフィット30g+餌木蔵TRシンカー15gをセット。
合計の重さは底取りができるもっとも軽い重量にするのがアタリを多く引きだすコツの1つ。

ヘッド部にかぶせてゴムバンドで止める。これでOK!

餌木蔵TRシンカーは40gまであるので、スマートフィットであればMAX70gにウエイトUPできる。

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同じトータルウエイトでも、エギのサイズを小さくしたり大きくしたりもできるので、餌木蔵TRシンカーは様々なサイズを持っておくと非常に便利!

まずは水深×1.5を目安にウエイトをセットし、使ってみて合っていればそのまま。
少し重く感じたら5g軽くする。この細かい調整が何より大事!

釣りの最中でも、移動の最中でも、こまめに変えれば当日のヒットパターンにも近づける可能性は高い。

ちなみに、のぞみマンはスマートフィット(30g)にTRシンカー20gをセット。
場所によって15gと20gをマメにローテしていた模様。

ヒロセマンはスマートフィット(30g)にTRシンカー15gの合計45g仕様でアプローチ。




