三原直之といえばコレ!「ギルロイドJr.」
三原くんの代名詞的存在でもあるビッグベイトが、ギルロイドシリーズ。
本人的にはビッグベイトやジャイアントベイトは好きなジャンルだが、特殊なルアーという考えではなく、ローテの一環で使用。
今回用意したのはギルロイドJr.とギルロイドベビーの2タイプで、使用イメージは「ビッグなI字系」だが、この「ブーツテール」がキモ!
この2つを使い分けた理由
ギルロイドJr.とギルロイドベビー。この2タイプを使い分けた理由だが、ギルロイドJr.は水深があるエリアでフナボールがいた中流。
まさにエサに合わせたセレクトであり、魚にしっかり見せることができるシルエットなのが、ギルロイドJr.。
新機構搭載型IS系ギルベイト
近年、スポーニングシーズンを中心に年間を通じ各地で爆発的な実績を残し始めた
ギル型ビッグベイト。
その最高峰モデルとしてデビューしたギルロイドに待望のコギルサイズ
“Jrバージョン” が完成。
フラットサイドならではの高速巻き、低速巻きでの圧倒的集魚パワー、
そして止めていてもナチュラルに動くブーツテール独自の威力はそのままに、
160mm80gクラスから120mm45gクラスにダウンサイズ。
従来の扁平ギル型ルアーにありがちなキャストの難しさを、
オリジナル同様のミサイル型幅広ボディーで克服。
抜群の遠投力、キャスト精度を実現しています。
巻きで追わせて、止めた直後のショートスライドで喰わすならブーツテール、
ピンスポットやサイトにおいて見せてジャークで反射喰いさせるならフラットテール、
2WAYの使用法を状況に合わせて試してみてください。出典:イマカツ
そして、ギルロイドベビーは、Jr.よりもダウンサイズのモデル(2020年5月リリース予定)。
三原くんの経験上、小さいベイトフィッシュの割合が多いエリアでは小型のシルエットが効果的のため、見ための形状を度外視してワカサギやエビなどの小さなエサを食っていそうなエリアで投入。
幾多のトーナメントでウイニングベイトとなってきたギルロイドシリーズに、ビッグベイトとしての存在意義を保ったまま、ユーティリティ性に優れる最小サイズのギルロイドベビーが誕生しました。
ギルロイドシリーズ3兄弟のサイズ比較
シリーズ3兄弟のサイズ比較
ギルロイドベビーは全長120ミリ(ブーツテール時)。ギルロイドジュニアは135ミリ(同)と15ミリの差しかないが、薄くなったボディ厚、スムースになったおでこの造形など、数字以上に小さく見えるのがギルロイドベビーの特徴。しかしベビーはジュニアと同サイズのテールとフックを背負っており、水噛みパワーと制動力を維持したまま、さらに高いフッキング性能を保持しています。出典:イマカツ
エビやワカサギなどが浅場で砂煙を立てるシーンを演出するべく、小型でリップが脱着式のギルロイドベビーをセレクト。その場のエサに合わせてセレクトするのが基本中の基本!
小型ボディでリップは脱着式なので、フィールドによってはビッグベイトといっても問題ない存在感。
特殊なロッドも必要ない重量のため、フィールド問わずで活躍してくれそうな一品!
ギルロイドベビーのサイズ感はこちら!
三原直之のギルロイド使い分け戦略は功を奏したのか?
ロケ時の的中パターンは中流でのギルロイドJr.攻め。
夕方には魚が消えると予想した中流では、想定通り昼前に見えバスを発見。
泳いでいる姿やルアーに対しての反応を見ながら、イケると思った瞬間に、素早くシチュエーションを利用したトレースコースでルアーを置きにいくのが三原節!
違和感を感じさせずに引いてきて、エサを追い込む壁となる岩の影に隠すように落とし込む。
この時はリーリングではなく、ほぼほぼラインのテンション(コイルの張力)による泳がせ方と、シンキングスピードで調整しながら落としていく。
ビッグベイトとはいえ、ジャークや高速ストップ&ゴーなど急激な動きでリアクションバイトを誘発するのではなく、しっかり見せてエサと思わせるのが三原節!! とにかく繊細なアプローチ。
リール:グラビアス8.1【ジーニアスプロジェクト】
ライン:ソラロームⓇエクスレッド18Lb【東レ・モノフィラメント】
出典:イマカツ
出典:東レ・モノフィラメント
結びやすさが強化された、実戦仕様の結束強力。エクスレッドのDNAたる、徹底された均一直線構造。よりしなやかな糸質で、クセのない伸びやかな直線性を発揮。抜群の操作性で、スイム系からテクニカル系ルアーにベストマッチ。2020年3月新発売。出典:東レ・モノフィラメント