キーは威嚇! イラつかせて反射食いさせる実績アイテム!
ギル系ビッグベイト以外に用意していたのは、大きなトップウォータープラグ。
意外にトッププラグへの造詣が深く、非常にいろいろなタイプを使い込んでいるオニちゃんが選んだのは、トリプルインパクト140(旧型)とブルタンク。
ともに遠くから寄せてきて食わせるのではなく、浮かせて威嚇で飛びつかせるイメージ。
最近、昔のルアーの注目度高いかも?
まずは知る人ぞ知る通称・トリパク、初代トリプルインパクトの140。
今回はギルロイドJr.でサーチして、魚が少し深いかもと感じた時に投入。
初代トリプルインパクトの140で、ワンノッカーラトルの入ったモデルが超絶にお気に入り。これがオニちゃんの一撃必殺系トップ。
巻くだけでネジれるように横倒れ系アクションし、大きく水を動かすウェイクベイト。
さらにテールプロップでかき混ぜながらワンノックサウンドで魚にポジションを気づかせてくれる。
テールのフックは外して小さなコロラドブレードを後付けし、細かいサウンド&フラッシングアピールも追加(気持ち)。
威嚇系バイトの場合、ヘッド部やフロントフックにフッキングすることが多いため、2フックスタイルで使用。
コイツは基本、ゆっくり一定速でタダ巻きするのみ。少々深い所からでも魚を浮かせる(見にこさせる)パワーを持っているのがコレ。
対岸や障害物周りに向かってキャストして巻くだけ。
フックは前後2つともピアストレブルの#2に変更。
出典:リューギ
一撃必殺系のデカバスバイトを引きだす一品!
トップ系の中でもオニちゃん的に外せないのが、ブルタンク。
以前のオニちゃんねる(vol.7)では、ド日中のシェード撃ちで価値あるビッグサイズを引っぱりだしてくれたルアー。
普通の釣りで釣れない時ほどコイツは真価を発揮するとのこと。
出典:レイドジャパン
リアフックは制動距離を抑えながら存在感を高めてくれる目印になるフェザードピアストレブル#1をセット。
掛かりのよさはもちろん、フェザーにギルが寄ってきてくれるところも大事!
出典:リューギ
フロントフックはピアスツインブルータルの#1/0をセットするのが、オニちゃん流!
ダブル・トレブルフックでは全てのフックが固定されていた為、2本以上のフックが掛った際に発生するネジレなどの力が加わると、伸びや折れが発生する事があった。ツインフックシステムはシングルフック2本を熱収縮チューブで束にする構造上、フックそれぞれが負荷に応じてフレキシブルに可動する為、それが発生しにくく高強度であると言える。
この特徴から、ヘビータックルやPEタックルなど、高負荷が掛かる状況下での使用に適している。
ピアスツインブルータルは、前述のシステムにRYUGI フック力学論を注入し、製作。軸線径は太径化する事で、1本掛かりなどでの変形リスクを太さによる単純強度でねじ伏せると共に、変形によるパワーロスの少ないフッキングも実現。太径化による貫通力低下は、極小アウトバーブとTCコートを施す事でカバーした。出典:リューギ
派手な着水音で寄せ、浮かせておいて見にくる時間を設けて、ロッドワークでガシャガシャ動かす。
アクションイメージとフックセッティングはコチラ参照!
ともに飛沫+ワンノック系サウンドが水面爆発を呼び起こす!
トップ系は広範囲を流すというよりも、狙い定めたピンスポットだけを数投して、水面まで出てこなければ次のポイントへ! というイメージ。
トリプルインパクトはタダ巻き。ブルタンクは定点でジャーク&ポーズ。この2つを状況やシチュエーションで使い分ける。
狙いドコロは誰もがおいしいと思うカバーやシェード、コーナー部など。威嚇要素のない普通のルアーで食わない時は投げてみる価値大といえる。
中層にいる魚を水面まで浮かせたい場合は、かなり強めのインパクトや存在感のあるトップで引っぱりあげるのが、オニちゃん流ビッグルアーゲームのトッププラグ攻め。
とにかく騒がしい、うるさい、ちょっかいをかけたくなるイメージで動かすことが、スイッチオフでやる気のないデカバスの本能をくすぐってくれる。