大きな動き、派手なサウンドアピールとは対極の存在!
ギル型ビッグベイトやトップと違って、まったく動かさないように泳がせるのが、ソフト素材のスイムベイト。
オニちゃん溺愛のスイムベイトが、ハドルトラウト6inch。
一世を風靡した元祖・ハドルテールを持つ超リアルフォルムスイムベイト。
使っていたカラーは、イケハラグリーントラウト。
カラーのリアルさはもちろん、質感やフォルム、リアルアイは魚にしっかりと見せるならば非常に大事! 使うアングラーのモチベーションも必ずUPしてくれる。
ハドルトラウトの最大の武器が、このハドルテール。
ボディは固定したままテールのみゆっくり左右に振るだけだが、改めて見ると魚の動きそのもの。
特にオニちゃんの使い方はテールが動かないスピードで引くため、まさにi字系ベイト。
見ためのリアルフィニッシュで魚を呼び起こしてくれる。
長年愛用し続けているのはトーナメントモデル
オニちゃんが愛用するハドルトラウト6inchは、トーナメントモデル。
ノーマルモデルはウエイト内蔵のジグヘッドタイプで、トーナメントモデルは背中からフックは出ているがウエイトレスのタイプ。
ウイードレスモデルというのもあるが、それはノーシンカータイプでフック内蔵のモデル。
トーナメントモデルは基本的に自分でウエイト調整するタイプのため、個体差も多く、使うとなると個人で調整しないといけない。
オニちゃんはネイルシンカーで水平になるまで調整し、ボディに空けた穴から水が染み込むまでその場で浸け込んで、ラインの重さで超スローシンキングになるように作りあげる。
考え方によっては、フィールド自体の水の比重に合わせた唯一無二の独自セッティングも可能!
使い方は超スローに巻くだけ!
岸やカバーのキワ、ハングの下など魚がいそうな所をトレースし、超デッドスローでわざと魚に見せるように引いてくる。
魚がいれば真横に並ぶように見にきて、回り込んでバイトしてくることが多いとのこと。
調整法からすでにマニアックだが、プラグ系と違って魚がいそうな所にアプローチするため、まさに一撃必殺系の食わせアイテム。
コツは、ラインの重さで引く=ラインを張りすぎずに動かさずに泳がせること!
今の時期でも冬から早春でも、魚を見つければサイトで使えるのも1つの特長。もちろんボトムに置くことも可能!
その時はネイルシンカーで調整すればOK。
背中の針はそのままだが、お腹にはギル寄せ効果もあって存在感を高めてくれるフェザードピアストレブルの#2をセット。
抜群の掛かりと貫通力、強度を誇るベンド形状。強度と鋭さを持続させる特殊鋼材。貫通力を驚異的なレベルまで引き上げるTCコートの採用で、高い性能と実績を残したピアストレブル。
この高性能トレブルをベースにフェザーを纏わせたのが、このフェザードピアストレブルである。
素材を吟味し、一本一本丁寧にハンドタイイングで仕上げる事で、プロスタッフが”釣れる”と確信するフェザーのボリューム感、水噛みを実現した。
ルアーに追従した際に見せる絶妙なボリュームが生み出す時差アクションはタフコンディションであと一歩出来らないバイトを誘発する。時にルアーを止める為のブレーキとなり、時に魚からフックの存在を隠してくれる。また時には、フックを魚に吸い込ませやすくし、フッキング率をアップさせる。状況に応じて獲る為に必要不可欠なチューンアイテムとしてのフェザーフック。
この存在意義をRYUGIはこのフックで訴える。出典:リューギ
泳ぎだけではなく、着水音も非常にリアル。水面でぺったーんと響かせる腹打ちサウンドも1つの武器になる!