竿以外に目と手元でアタリと違う違和感に気づくこと!!
マキジグ・スローのSMJで、ヒロセマンはタダ巻きに反応がニブい時はリフト&フォールにシフトする。
操作法はいたって同じ、ボトムにジグが着底したのを見逃さずに、ラインテンションがゆるんだら数回シャクってジグを持ちあげる。
リフト&フォールはちょっとしたコツを覚えるだけで、底取りもアタリも分かりやすくなって圧倒的に効率UP! そのコツをおさらい。
まずはSRJ専用ロッドを使う
マキジグ・スローのリフト&フォールはシャクりあげる動作と同じだが、ジグの着底をしっかり把握したい。
そのため、硬すぎるティップのロッドだと着底した際のシグナル(ラインテンションの抜け)が非常に分かりづらい。
そこでヒロセマンはマキジグ・スローのSMJではトリプルクロスのSRJモデルを愛用。
ヒロセマンがオススメするSRJモデルは、操作やフッキングに必要なバット&ベリーにパワーを持たせ、リトリーブ時やフォール時のバイトも弾かないソフトティップに設定したロッド。
出典:メジャークラフト
ジグを数回シャクったあと、ロッドティップにかかるテンションがポンと抜ければ(軽く引っ張られている穂先が戻れば)ジグが着底した合図。
この合図が目で見ても非常に分かりやすく、手元まで伝わりやすいのもSRJモデルの特性。
視認性のよいラインを使う
ジグで着底を知る一番の目印が、ラインの動き。ジグが止まると引っぱられるラインも止まる。
そう考えると、視認性のよいPEラインを使うことで、イチ早く着底に気づくことができる。
ヒロセマンがショアジギングでメインに使用しているPEラインは弾丸ブレイドX8。
出典:メジャークラフト
グリーンで晴天でも曇天でも、クリア水質でもマッディ水質でも分かりやすいカラーリング。
このラインはグリーン1色だが、水深を細かく把握したい場合は10mごとに色が変わる5色版のマルチカラーもオススメ!
沈める時は必ずサミングやフェザーリング
ジグを沈めていく際に、風がなければラインも流されずに分かりやすいが、風が強い日や潮がキツい時はラインがどんどん引っぱられる。
その時こそ、ジグの着水点と立ち位置が直線になるよう竿さばきでメンディングし、スプールリングを軽く押さえてラインの放出を最小限にする(これをサミング、フェザーリングと呼びます)。
これだけでムダにラインが流されず、着底のシグナル(ラインの動き)も的確に分かるようになる。