一番の悩みドコロは意外とメタルジグの重さ選び!
飛距離が稼げるのは単純に重たいジグ。ただ、飛距離はジグを扱うタックルバランスも関係するので、軽くても飛距離は十分稼げる。
そのあたりに気づけないと、ただ重たいジグだけでは根掛かり地獄に陥るパターンにハマる。
重さを選ぶ基本は、しっかり着底したことが把握できる重さを選ぶこと!
その中で、底が取れる一番軽いジグを見つけるのが大事。
水深が深ければ重たい方がすんなり底取り可能。
さらに、潮の流れが速い、風が強いとなれば重たい方が分かりやすいし、浅くて潮も風もなければ軽い方が扱いやすい。
扱うロッドのパワーにもよるが、30gをベースとすれば前後のウエイトを持ち込んでおくと便利。
ロケ時は水深15ー20mまでで波あり風あり潮ありの中、40gをメインで使用。水深10-13mぐらいでは波あり風なし潮なしの条件だったので30gをセレクト。
ちなみに、マキジグ・スローは20、30、40、60gの4ウエイト。
マキジグ・ジェットは30、40、60gの3ウエイトがラインナップ。
ヒロセマンいわく、ボトムからのリフト&フォールでもしっかり誘いやすいマキジグ・スローの場合、3サイズほど用意しておけば、あらゆる状況にも対応できるとのこと。
また、着底の合図になるテンションの抜けが分かりやすいロッドを選ぶことも重要!
ヒロセマンがマキジグ・スローを使う際はトリプルクロスのSRJ「TCX-1002MH/SRJ」を使用しているが、その理由は繊細なティップセクション。
着底のシグナル(ラインテンションの抜け具合)が手元でも目元でも分かりやすく、バイトを弾きにくいところ。
TCX-962MH/SRJ 潮流の速いポイントや深場で活躍。ショアラバー&ショアスローの両方が楽しめる。
出典:メジャークラフト
SRJはショアラバー&ショアスロージギング専用設計のロッドだがリトリーブで扱いやすく、マキジグ・スローのSMJでも真価を発揮してくれるモデル。
着底に気づかないままではラインも必要以上に沈みきって海中にジグより先にラインが挟まってしまう。これがムダなロストに直結!