クリアアップを恐れない奥田の攻めに密着
久々の冬将軍到来で、一気に真冬の様相となった琵琶湖。
ただ、ビッグセオリーの場合はいつも状況は急転直下。そんな中でのビッグセオリーを導きだすため、こりずに出撃するのがTeamビッグセオリー。
冬といえば必ず苦しめられる要因が「クリアアップ」。水温低下により水質が一気にクリア化し、魚の動きも抑制される。
今回は、そんな状況でもビッグワンを狙い通りに獲るための奥田学的アプローチ「ビッグセオリー」を探しだす!!
ロケ時は奥田のホーム・長浜から出撃したが、雪解けの恩恵もなく、ウワサによれば水深6mまで丸見え。
普通の攻めでは釣果どころかバイトすらない超タフコンディションへと変貌。
ただ、今回は2021年のNEWアイテムが揃ってきたタイミングのため、完成品のテストも兼ねたトライ。
飛距離と巻き感度で新たな武器となるNEWアイテムは、キビしい時ほど確実にアドバンテージを与えてくれることを証明してくれた。
北湖東岸・長浜エリアはウワサにたがわぬクリアアップモード。ルアーは丸見え、底も丸見え、オマケに朝から予想外のウネリで、カレントも風もない。
魚のポジション確認で、奥田の経験上、確実に魚(バス&ベイト)がリンクするであろう3-4mを中心に、太陽光による水温上昇と、動かなかったカレントが機能するタイミングまでにシャローもディープも幅広くサーチ。
とにかく魚がスロー!!
北湖東岸メインでサーチしていく中で、水温低下とクリアアップは魚に想像以上のダメージを追わせていた。
とにかく魚が浮いていない。
年々個体数の減少でスクールの数も減り、大場所でも3尾。ヘタするとマンメイドにバス1尾しかいないという状況下。
その魚も、軽々しくチェイスしない。ボトム寄りの中層を強いルアーでトレースすると、1-2テンポ遅れてわずかに底から浮いてくる程度。
そしてすぐに底べたまで沈む。
水温低下とクリアアップのダブルパンチで魚も一気にスプークし、エサとなる魚の気配も一切ナシ。
頼りになるのは、プレッシャーを与えない絶対的な飛距離と、1投で水中の情報をくまなく吸いあげる巻き感度による素早いサーチ。
本来ならばストロングなビッグベイト系や巻き展開だが、食わないならばサーチにシフト。
これこそ新たな武器となる進化したNEWタックルがなせる業だった。
魚がいれば最終手段で答え合せ
次から次へとテンポよくランガンし、魚の反応がある場所で投入したのがボトム展開。ほとんど底から浮かせないアプローチ。
魚がいれば確実に釣ることができるトーナメント的な攻めのため、本来の奥田のスタイルとは大きく異なるが、巻き展開への反応と悪さと、いる魚は果たして口を使うのかという答え合せで投入したところ、答えはスグさま返ってきた!
1投に時間が掛かりすぎるので嫌い! と奥田はいうが、1バイトが貴重な季節に贅沢は禁物。
要所のみ何をしても動かない魚に対して仕掛けると、連日50㎝UPをバイト誘発に成功!!
飛距離と巻き感度で新たな武器となるNEWアイテムは、キビしい時ほど確実にアドバンテージを与えてくれることを証明してくれた。
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