巻きのアドバンテージは3つある!
巻き展開で効率性と釣果を支えてくれる要素はズバリ3つ存在! その1つが「スピード」。
巻き展開で奥田がメインにしたのがビッグベイト、スイムジグ、アラバマ系の3種類。ともにいえる大事な要素が「巻くスピード」。
ルアーによって得意とするリトリーブスピードは様々存在するが、重要なのは、巻いている最中に伝わる情報量の多さ。
常にリーリングし続ける巻き展開で、特にボトムに触れないアプローチでは何もない中層の情報(アタリや違和感)を素早く察知できれば、確実にサーチスピードもUPし、見切るべきなのか腰を据えてネバるべきかも判断しやすくなる。
その情報量をUPしてくれるのが、ハイギアリールによる展開。
奥田はマイクロモジュール&XGギア搭載のスコーピオンMD 300XG LHを使用。
モンスターとの力勝負を見据えたナイロン20lbを160mストックするストロングベイトリールの登場です。スプールを薄肉化&ナロー化したうえで、SVSブレーキのピンを従来の6本から8本へ増やすことで、遠投性能と対バックラッシュ性能をともに向上。ビッグベイトをはじめとする空気抵抗の大きいルアーを使用していても、安心して振り切れます。43mmの大径スプールと7.9のエキストラハイギアにより着水直後からクイックなルアー操作が可能。ハンドルは45mmの標準仕様と、51mmのロング仕様をご用意しました。
出典:シマノ
スコーピオンMD 300XG LHは2021年の新作リールで、奥田も開発に携わっていたアイテム。
ビッグベイトやジャイアントベイトなど抵抗の大きなルアー全般に対応できるリールで、特筆すべきはマイクロモジュールギア&XGモデル。
ギア比はなんと7.9:1というところ。
ギア比7.9:1で最大巻きあげ長「107㎝」
スコーピオンMD 300XGシリーズはハンドル1回転の最大巻きあげ長が107㎝。1回巻いただけでルアーは1mも進んでくれる。
本来ならば巻きはローギアというイメージもあるが、その古い概念をぶち壊したのがシマノのマイクロモジュール採用ハイギアリールが持つ「巻き感度」。
リーリングでしかルアーの存在感を感じ取れない中層アプローチでは、ラインテンションを管理しやすくてタイムラグを感じさせないリニアなリトリーブが、圧倒的な情報を手元に伝達してくれる。これぞ巻き感度の高さといえる!
ステディリトリーブが得意なルアーでも、デッドスローに特化したルアーでも同じく、泳いでいるルアーが感じ取る違和感はリーリングを通して感じ取ることができるようになる。
巻き感度が高くなれば1投で得られる情報量も多くなるため、サーチ段階でプレッシャーもかけにくくなる。
魚がいれば食うシーズンだけに、答え合せも早いうえ、より素早い広範囲サーチも可能になる。
ハンドルひと巻きで1mは速すぎると思えば、今やスローに巻くだけで調整可能な時代。昔のハイギアリールではできなかったスロー巻きも現代の新型リールなら可能にしてくれる。
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