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奥田学 BigTheory シーズン2 「クリアアップを征するビッグセオリー」奥田学BigTheory[ビッグセオリー]vol.4

「奥田学ビッグセオリーvol.4」巻きのアドバンテージ【飛距離編】

クリアアップ攻略で必要なのは「飛距離」

水温低下によるクリアアップで、魚はさらにタイトに付き、ルアーを果敢に追うことはなくなる。

ロケ時は魚のチェイスも一切なく、マンメイドストラクチャーや沈みモノなどの上を見切らせないスピードでトレースしてはじめて、しばらくして少し浮いてくる程度。

とにかくスローコンディションなタイミングにブチ当たった。

この状況下で魚を浮かせるには、攻める「レンジ」と「スピード」が大事になり、それ以外で重要となるのが「飛距離」。

6mもの水深が裸眼でも丸見えな時に近づきすぎると、魚はいても絶対に浮いてこないといえる。また、魚の反応を引きだすまで何投もトレースすると、掛かるプレッシャーは想像以上に大きくなる。

そういった中で意識したいのは、ロングディスタンスで手数を絞った大遠投攻略。

奥田がメインで用意していた巻き展開のルアーは基本的に大型。自重はあるため飛距離も稼ぎやすいが、一般的な距離のさらに上を行く飛距離を稼ぎだすセッティングを用意。

それが2021年のNEWリール、NEWアンタレスDCとスコーピオンMD 300XGを合わせたタックル。

 

まずはスイムジグで使用した新型DCブレーキ搭載リール

ただでさえ十分な飛距離がでるアンタレスDCだが、2021年にリリースされるNEWアンタレスDCはさらに新たな遠投性能を搭載!

ストイックに飛距離を追求するアンタレスDCが、最新の技術を結集して生まれ変わりました。 立ち上がりが軽く伸びのよい弾道を生み出すMGLスプールⅢをDCリールとして初めて採用。 緻密な制御が可能な4×8DCブレーキとの相乗効果で、遠投性能にさらなる磨きが掛かりました。 S3Dスプール、サイレントチューンによって回転をスポイルする振動を抑制。 マイクロモジュールギア、X-SHIPに加え、ハンドル軸受け部分のベアリングを増やすことにより、巻き上げフィールも飛躍的に向上しています。

出典:シマノ

それが4×8DCブレーキシステム。

外側のダイヤルで8段階の調整ができ、内部のブレーキはF(フロロ)、P(PE)、N(ナイロン)に、新しく「X(スーパーロングキャスト)」が追加された。

リールによるさらに細かいセッティングは元より、合わせていたロッドはエクスプライド・オーバー8シリーズの9ftモデル「190XXH-2」。

アメリカモデルのオーバー8(エイト)シリーズで、スイムジグやスイムベイト用のモデルが190XXH-2。

北米市場向けにラインナップしたOVER 8シリーズを日本国内でも販売する事が決定!既に北米のトーナメントシーン等で実績をあげており、サポート選手らも愛用しています。ロングロッドの利点を活かしたロングキャストはオカッパリからは攻めきれなかった未開のパラダイスにルアーを送り込むことができる可能性を飛躍的に向上させます。遠投性能の向上は探る範囲も広がり、新たなスタイルに導いてくれます。

※8フィート以上のロッドは国内トーナメントでは使用が認められていません。
※ロングロッドの使用時はこれまで以上に穂先の軌道等にご注意ください。

190XXH-2
長めに設計されたグリップによって、空気抵抗の大きいビッグベイトの大遠投を可能にしたスイムベイト特化型モデル。 ブランクスは軽量かつ十分なパワーを備えており、バイトを絡め取るソフトティップも魅力的な要素のひとつ。ワン&ハーフ設計によりベリーからバットにかけて十分なパワー生み出す為、フッキング精度を向上させアングラーのキャッチ率に貢献します。

出典:シマノ

軽く背負って振るだけでとてつもない遠距離アプローチが可能になる。

 

 

スコーピオンMDは最新型SVS搭載!

そして、ビッグベイトやアラバマ系などの重量系ルアーをストレスなく飛ばせるもう1つの秘密兵器が、スコーピオンMD。

モンスターとの力勝負を見据えたナイロン20lbを160mストックするストロングベイトリールの登場です。スプールを薄肉化&ナロー化したうえで、SVSブレーキのピンを従来の6本から8本へ増やすことで、遠投性能と対バックラッシュ性能をともに向上。ビッグベイトをはじめとする空気抵抗の大きいルアーを使用していても、安心して振り切れます。43mmの大径スプールと7.9のエキストラハイギアにより着水直後からクイックなルアー操作が可能。ハンドルは45mmの標準仕様と、51mmのロング仕様をご用意しました。

出典:シマノ

空気抵抗が大きなビッグルアーは今までのブレーキシステムでもラインの浮きやすさがでたりしたが、飛距離を考えるとどうしても解消しきれない部分。

その微調整を可能にしたのが8ピン仕様のSVSスプール。

スコーピオンMDに搭載している8ピン仕様のSVSスプールは、大型ルアーを投げた際の空気抵抗によるラインの浮き具合を制御するため新たに開発に着手。

従来の6ピン仕様SVSスプールよりブレーキも効きやすく、慣性を殺さず飛距離もさらに伸ばすことが可能になった。

飛距離のエグさは本編を見てもらえると分かりやすいが、決して無理矢理なフルキャストは一切していない。そして、必要以上に多投せずプレッシャーを掛けずに素早い広範囲サーチを実践できているところにも注目してもらいたい。

 

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