倉敷川攻めの基本は「岸」にあり!
倉敷川は比較的、水深のない河川。特に護岸整備された中流から上流は川筋でも最大で2-3mほど。
流れも極めておとなしく、沖の地形変化や沈みモノはないこともないが、全域が泥底。
そのため、基本的に狙いドコロとなるのはバンク(岸沿い)。
ロケ時は最上流部から下流部まで幅広くチェックしていったが、護岸がベースとなる上流から中流は護岸沿いのみ。
砂礫やゴロタ、水生植物エリアなど自然な岸に変化する下流でも基本は泥底なので、狙いドコロは同じくバンク(岸沿い)が倉敷川のセオリー。
まず上流の護岸沿いは、急な水深変化も少ないが、狙ったのがアフターの走りのため、深すぎる所や流れが当たりすぎる場所はパス。
水深2mよりも浅くなる場所でインサイド側のみをランガン。
足元であまりに反応がなければ、護岸と並行するファーストブレイクの地形変化(粘土質の段?)を行き来する個体狙いにシフト。
この地形変化は通常水位なら見えるか見えないかぐらい。
ところがロケ時は減水で、普段なら段の上でも水深はある状態だが魚も上がれない状況。
アフター色が強い個体ならインサイドで流れの影響が少ないエリアを中心に、フラフラ泳いでエビを探すと予想した結果、岸沿いブレイクで目線よりも上を攻めてバイト誘発に成功!
オカッパリで歩きだすとキリがない倉敷川で、効率よく魚の居場所をサーチするなら岸沿いがベスト!
同じパターン別展開の狙いドコロはココ
下流も同じく岸沿いが狙いドコロだが、リーズやレイダウンなどのベジテーション系がアフター個体の付き場となる。
その付き場は浸食によるエグレもあり、必ずスジエビやテナガエビがリンクするため、それを狙った個体が群れで回ってきたりする可能性も高い。
上流や中流では中層スイミングで探ったが、下流においてはボトム攻めが鉄則!
キャストして流していくのではなく、ピンスポットをテンポよく流していくリアクション的なアプローチが地元のテッパンアプローチ。
この展開も季節がら少し早いかな? と思いつつ、試してみると即座に答えは返ってきた。
ヨユーの45㎝UP! 下流のエビ食いデカバスも動きはじめています!!
下流でも狙いドコロはバンク沿いに変わりなし。