下流のエビパターンで押さえるキーはコレ!
上流や中流と同じく、下流でもハマってくるのがエビパターン。
ただ、少し違うのは「狙うレンジ」!
護岸沿いを流していくのが基本の上ー中流エビパターンだが、下流はナチュラルバンクのため、延々と流していく場所が少ない(距離も短い)。
狙いドコロはリーズやブッシュ、レイダウンなので、基本的にはボトムに潜むエビをイミテートしたショートリーダーダウンショットのボトム展開が王道になる!
岡くんが使用するワームは、バトルホッグの2.6inch。
分厚く独特な上下非対称デザインの縦扁平パワーアームは、フォール時にバイブレーションを起こし魚にアピール。スイミング時にはハンマーを振り降ろすように力強く水を叩きフィッシュイーターを強烈に刺激します。ハンマーを振り降ろすようなバサロ運動に、開閉動作をプラスした複雑で立体的なアーム動作によって魚をバイトに持ち込みます。
絶妙な厚さによってアクションの強弱を変化させるツインカーリーは、フォールやスイミング時に艶めかしい動きで魚を誘います。
ボディサイドのレッグは、ボディの横倒れを抑制するだけでなく、ロングレッグはゆったりとしたスローな動きで、ショートレッグはビビッドで繊細なパルスを発生。それぞれのパーツが多段階の波動を生み出すことによってボディ全体を包み込みファジーで生命感に溢れた存在へと昇華します。Compact, but STRONG !
バトルホッグは、コンパクトボディとは思えない強烈なパンチ力を持った怪物ホッグワームです。出典:レイドジャパン
スジエビからテナガエビのサイズにドンピシャで、適度な存在感とリアルなスライドフォールが食わせパワーをさらに引き立ててくれる。
このリグはベイトフィネスタックルで使用しながら、エビを意識して回遊するアフター個体のスクールをサーチしていく。
ピンに撃ち込むダウンショット、重さは3.5gでOK!
下流はナチュラルバンクが広がるシチュエーション。
水門周りは護岸だが、リーズやブッシュが広がるとボトムは砂礫や泥底、ゴロタで遠浅になる。
そうなると、アフター個体の大好物でもあるエビはボトムに隠れる。バスもボトムに固執しやすくなる。
特にベジテーション絡みはエサも魚も隠れる場所が多いため、見せて食わせるよりもリアクションがバイトに持ち込むにはベスト。
そのため、水深がなくてもクイックにリフトしやすく、素早く落とせてスリ抜けやすい3.5gシンカーを使用。
リグを素早く持ちあげてロッドを前に倒し、その場でシンカーだけ着底しやすいようラインスラックに遊びを作ってやる。
これでバトルホッグ2.6inchは底から跳ねてゆっくり落ちるエビそのもの!
ピンスポットだけに撃ち込んで数回リフト&フォールし、めぼしい箇所だけを探っていくため、サーチスピードも速い。
特にバンクのエグレが続くリーズエリアは岸沿いでも水深があるので、このパターンが強烈に効いてくる。
リグのウエイトやリーダーの長さ、ワームの特性や動かし方など、すべてが1つに結び付くと、結果は勝手についてくる!!
岐阜のメジャー河川・五三川でのエビパターンはオーケーテレビシリーズの第一弾「OKaTV一年五三・春編」でどうぞ!